文部科学省と4団体の懇談 議事録 全国LD親の会他 2004/09/072004-09-07

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日 時 2004年9月7日 14時~15時30分

出席者 全国LD親の会 山岡修(会長)内藤孝子(副会長)他3名
    社団法人日本自閉症協会 3名
    NPO法人えじそんくらぶ 4名
    NPO法人EDGE 1名
    文部科学省 特別支援教育課長 他5名

1.各団体からの意見表明

 (1)LD親の会 会長 山岡修

 特殊教育から特別支援教育への変換には、三つの基本理念がある。一つはLD、
AD/HD、高機能自閉症を対象に加えたこと、二つ目は一人一人の教育的ニー
ズに応じた支援を行うこと、三つ目は乳幼児期から学校卒業までの一貫した支援
を行うこと、この三つの基本理念は非常に素晴らしいことでありもちろん賛成で
ある。他の障害者団体の声を聞いても反対する声はないと思われる。
 全国LD親の会では設立以来、LD等の子ども達への教育的支援を要望してき
ており、この特別支援教育への転換はまさに私どもが永年要望してきたこという
ことであり、早期に実現をしていただきたいと思っている。
 しかし一部では、イデオロギーを掲げる団体などから、例えば特別支援教育の
転換が労働強化や教員の階層化につながるという反対の声があったり、特殊学級
が今回なくなるのではないかというような反対の声がいろいろ沸いてきており、
世間では反対の声ばかり多く聞こえてくるという状況になっている。--略