第16回出版UD研究会 シリーズ・わかりやすく伝える(3) 2007/07/152007-07-15

http://ud-pub.org/2007/03/post_9.html

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 ピクトグラムや写真を活用した出版物の可能性
  ~文字や話しことばによる理解がむずかしい人のために

* 日 時:2007年7月15日(日)14:00~16:30(受付開始:13:30~)

* ゲストスピーカー:藤澤和子さん(日本PIC研究会代表)

話しことばや、文字・文章による理解がむずかしい人と、コミュニケーションし
たり、情報を伝える際に、イラストや写真などを活用する方法が有効です。
しかし、食べ物や動物など具体的な事物については、それで事足りるとしても、
動詞や形容詞など抽象的な概念も含めて伝えるためには、どうすればよいでしょ
うか。
駅や交通標識などに使われているピクトグラムは、日常生活上たいへん馴染み深
いものですが、知的障害や自閉症などの人のためには、PIC(Pictogram
Ideogram Communication)と呼ばれるピクトグラムが使われています。
今回は、日本ではじめてPICを紹介し、長年にわたり、その普及に取り組まれ
ていらっしゃる藤澤和子さんをお招きして、前半はLLブック(わかりやすい図
書)など海外における出版物の事例を実物をまじえながら紹介していただきます。
後半は、日本の出版物や教材などで活用されている事例や有効性などについてお
話いただくとともに、ユニバーサルデザインとしての可能性について、一緒に考
えていきたいと思います。

※ゲストスピーカー紹介 藤澤和子(ふじさわかずこ)
京都府立向日が丘養護学校教諭、知的障害・肢体不自由児童生徒の言語指導担当。
京都教育大学非常勤講師、教育学博士。
話しことばや文字の使用に困難がある人たちのコミュニケーションを支援するP
ICシンボルの開発や実践研究を行う。また、知的障害児者にわかりやすい情報
提供方法として、マンガシンボルを使ったアニメーションの開発に取り組んでい
る。

* 場所:明治大学リバティタワー13階1133教室
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1/JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」
      御茶ノ水橋口から徒歩3分
      東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」2番出口から徒歩3分 /東京メ
      トロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1・B3出口から徒歩5分
http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html

* 参加費:500円(資料代込み) ※当日、受付でお願いいたします。
* 定員100名につき、予約制とさせていただきます。
* 冒頭の25分間(14:05~14:30)では、関連ソフトのデモを行います。
* 参加希望の方は、希望の回、お名前、所属先(勤務先・学校名など)、連絡
 先(メールアドレスなど)をご記入のうえ、メール、ファックス、郵便のい
  ずれかでお申し込みください。(先着順。定員になり次第、〆切となります
  ので、あらかじめご了承ください)

メールアドレス : sanka@ud-pub.org
ファックス:03-5988-9161
郵 便: 〒171-0031 東京都豊島区目白3-21-6-101 出版UD研究会事務局宛

* 当日はレジュメを用意いたしますが、そのままでは読めない・読みにくい方
 のために、事前にテキストデータを送付することが可能です。必要な方はお
  申し込みの際に「テキストデータ希望」とお書き添えください。
* 聴覚に障害のある方で、情報保障をご希望の方はあらかじめご相談ください。

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