僕の今まで、そしてこれから-発達障害からみえる世界-/三原市市民福祉会館 2007/10/122007-10-12

主催者からのご案内です。

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幼少の頃発達障害の診断を受けた、丘侑祐氏にお越しいただき、その療育に関わ
って来られた土田先生とお話していただきます。

僕の今まで、そしてこれから 発達障害からみえる世界

講 師 土田玲子氏 & 丘 侑祐氏

日 時 2007年10月12日(金) 18:00受付開始
    18:30 開会・講演 20:10 質疑応答 20:30 閉会

会 場 三原市市民福祉会館  5階 大会議室
    広島県三原市城町一丁目18番1号(駐車場はございません)

参加費 一般 1000円、正会員 無料、利用・賛助会員 300円

主 催 NPO法人ナチュラルビレッジ
    (〒723-0015 広島県三原市円一町4-2-14 TEL0848-64-7803)

後 援 三原市・三原市教育委員会

侑祐君との付き合いは、私のセラピスト人生の中でもかなり長く、インパクトと
課題の多いものの1つです。私が初めて彼に出会ったのは、彼が小学2年生の時
です。訪ねた学校では所属する教室には全く寄り付かず、1時間目は隣の教室で
体育に参加、2時間目は5年生の理科の実験に参加、休み時間は校舎の屋根の上
に登り、下を通る子供をめがけて瓦を投げるなど、かなり「自由な」学校生活を
送っていました。彼はちょっとしたことでもすぐに腹をたて、人の好き嫌いが激
しい子でした。大学の個別指導の場であるプレールームからはだしのまま飛び出
して、同僚が300メートルほど先の別の建物まで追いかけたこともありました。
私も彼と格闘(1回きりですが)したことがあります。

お母様のお話では、7ヶ月で這い這いをしだすと、乳母車の中にじっとしている
ことができず、手袋と長ズボンを履かせ、外を這い這いで移動させたり、幼稚園
では同級生をひっかいたり、噛み付いたりと乱暴なため、他の子どもの母親達か
ら「乱暴だから近よるな」と言われるなど、かなりユニークな子育てを体験され
たようです。4年生の時から「僕が何もしていないのに皆が悪いというので」学
校に行かなくなり、不登校の子供を支える教育機関を卒業しました。

このような彼の人生を鼎談を通して振り返り、彼のこれからの生き方を共に考え
てみたいと思います。 (土田玲子)

土田 玲子氏 福島出身 作業療法士 現在県立広島大学 教授
       NPO法人なごみの杜理事長 日本感覚統合学会 会長

丘 侑 祐氏 長崎出身 22歳 現在NPOなごみの杜研修生
       趣味:読書、コンピューターゲーム、ピアノ演奏

講演名・開催日時・参加代表者の氏名、住所、連絡先電話番号・所属・参加者全
員の氏名を明記してファックス 0848-76-1150
又はメールn-v@agate.plala.or.jp にてお申し込み下さい。

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