【近 刊】 教室でできる特別支援教育のアイデア 小学校編 Part 22008-07-17

編集者からのご案内です。

 今月末に,「教室でできる特別支援教育のアイディア172 小学校編」の続編
Part2を刊行します。前作は,お陰様で3万冊のロングセラーになっています
し,年内には韓国でも翻訳されて出版されます。

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シリーズ教室で行う特別支援教育6 教室でできる特別支援教育のアイデア
小学校編Part2 子どもの特性に応じた障害種別の指導法と最新のサポート

月森久江編集
(杉並区立中瀬中学校教諭 通級指導担当,早稲田大学大学院 非常勤講師)

B5判 192頁 税込価格定価 2,520円(発行2008年)
ISBN: 978-4-8100-8518-1

イラストを豊富に使ったわかりやすい解説。前作の『教室でできる特別支援教育
のアイデア172小学校編』は2005年刊行以来,第24刷3万部のロングセラーとな
っており,年内には韓国語版も刊行予定です。Part2では障害種別に対応し,子
どもの特性にあった指導法と最新のサポート方法でアプローチします。

Part2の特徴
●第1章では,それぞれの障害の特性に合うように,支援の方法をよりきめ細か
く明確に示しました。
●第2章では,どの子どもにもニーズがある支援方法を取り上げ,新たな視点か
ら「視覚機能のトレーニング」を示しました。
●まだまだ情報が少ない「特別支援教育支援員」の役割やサポート方法を,他書
に先駆けて示しました。
●各節冒頭にわかりやすい解説を設け,特別支援教育が初めてでも理解が深まる
ようにしました。

小学校編Part2 目次

第1章 障害種別による支援のアイデア
1 LDへの支援
2 ADHDへの支援
3 高機能自閉症・アスペルガー障害への支援
4 ゆっくり学ぶタイプへの支援

第2章 発達障害をもつ子への共通したアイデア
1 身体づくりと運動
2 ソーシャルスキルのトレーニング
3 視覚機能のトレーニング

第3章 学校生活での配慮と支援
1 学級での配慮と支援
2 特別支援員が行う効果的なサポート
3 保護者との連携と対応

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教室でできる特別支援教育のアイデア172 小学校編
(シリーズ教室で行う特別支援教育) 価格:¥ 2,520(定価:¥ 2,520)
http://www.amazon.co.jp/dp/4810054578/ref=nosim/?tag=ldns-22
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【協力依頼】 発達障害生徒の高校進学の困難と求める支援に関する実態調査 東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座2008-07-17

下記のようなご依頼がございました。

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 盛夏の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また突然にお願いの文書を差し上げますご無礼をお許しください。

 LD、ADHD、アスペルガー症候群、高機能自閉症、軽度の知的障害などの発達障
害を有するご本人と保護者の皆様に、中学校から高校に進学する際に感じていた
困難や必要なニーズついて調査させていただきたく、このような文書を差し上げ
た次第です。

 今日、高校に在籍する発達障害生徒への支援のあり方が少しずつ模索され始め
ていますが、なお発達障害生徒を十分に把握できていない現状と支援方法の難し
さがあります。とくに入学選抜試験があるため発達障害生徒の情報が十分に中学
校から高校へ伝えられていない問題が考えられます。

 発達障害生徒の高校生活の支援、周囲の障害理解促進などに微力ながらもお役
に立つことができればと思い、本調査を準備しております。調査結果は報告書と
してまとめ、調査にご協力いただいた皆様や文部科学省・教育委員会・関係団体
に配布させていただく予定です。当然のことながら本調査の遂行の際には、「個
人情報保護法」および「日本特殊教育学会研究倫理規定」「東京学芸大学研究倫
理規程」を遵守し、個人情報保護・データ管理には十分に配慮いたします。調査
結果は統計的処理を行うために、個人・団体が特定されることは決してございま
せん。調査にご協力いただける場合にも、個人の意思によって調査はいつでも中
止することができます。もし調査票にチェックをしている最中に、フラッシュバ
ックや不快・不安を感じるようなことがございましたら、調査をただちに中止し
てください。

 本調査の趣旨、社会的意義をご理解の上、ホームページやブログ上にアップな
どしていただき、または例会の際に会員や知り合いの方に調査の協力を呼びかけ
ていただけると幸いです。ご多忙の折に調査へのご協力をお願い申し上げること
はまことに恐縮ですが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

東京学芸大学総合教育科学系特別支援科学講座教授
教育学博士 高橋 智(たかはしさとる)

    ( 調査担当窓口:内野智之 hola_uchino@jcom.home.ne.jp )