日本自閉症協会「自閉症の人たちのための防災ハンドブック-支援をする方へ-」公開2008-07-26

「自閉症の人たちのための防災ハンドブック-支援をする方へ-」

日本自閉症協会は、防災ハンドブック「本人・家族用」版、「支援者用」版のを
それぞれ作成することとしていましたが、このうち「支援者用」は、日本自閉症
協会のホームページよりダウンロードすることができます。

「自閉症の人たちのための防災ハンドブック-支援をする方へ-」
http://www.autism.or.jp/bousai/bousai-hb-siensyayou.pdf

発達障害支援グランドデザインVer.1「早期における支援を中心に」/国立特別支援教育総合研究所2008-07-26

平成18~19年度プロジェクト研究「発達障害のある子どもの早期からの総合的支
援システムに関する研究」の研究成果としてまとめられた「発達障害支援グラン
ドデザインVer.1」のダウンロードが可能になりました。このグランドデザイン
のもとになった研究成果報告書は後日刊行予定です。

http://www.nise.go.jp/PDF/GrandDesign.pdf

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  発達障害を理解し、社会全体で支え、共に生きるために
  <Ver.1 早期における支援を中心に>
  発達障害支援グランドデザイン
  独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

 このグランドデザインは、発達障害児等(発達障害の可能性のある子ども-要
配慮児-を含む)の自立と社会参加を実現することを目的として、国や地方自治
体が行うべき早期からの一貫した総合的な支援の到達点を検討し、独立行政法人
国立特別支援教育総合研究所がまとめたものです。
 特に今回は、出生前から高等学校段階を中心にまとめています。
 今後、引き続き検討が必要なものもありますが、国及び地方自治体が関係機関
の連携のもとに、総合的支援システムの具体化を図り、充実させていくための施
策等の参考資料になればと考えています。

(注)このグランドデザインの内容については、本研究所の研究者の責任におい
  て提案するものであり、国の施策に直接結びつくものではありません。

この「発達障害支援グランドデザイン」は、国立特別支援教育総合研究所のプロ
ジェクト研究「発達障害のある子どもの早期からの総合的支援システムに関する
研究」(平成18~19年度)の研究成果としてまとめられたものです。
連絡先 研究代表者 渥美義賢(電話:046-839-6851 e-mail:yatsumi@nise.go.jp)

DO-IT Japan 障害のある高校生のための大学体験プログラム公開セミナー/東京大学先端科学技術研究センター 2008/07/262008-07-26

主催者からのご案内です。

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DO-IT Japan 障害のある高校生のための大学体験プログラム
一般公開セミナー・パネルディスカッションのご案内

DO-IT Japan(http://doit-japan.org/)には,大学入学を目指す,様々な障害
のある高校生たちが参加しています。障害のある高校生たちが大学を受験する際,
どのような配慮が必要なのでしょうか?また実際にはどのような配慮を受けられ,
その配慮の申請に必要な手続きはどんなものが必要なのでしょうか?障害のある
高校生の受験の実体験を通じて,彼らの「受験」を取りまく現状について自由に
ディスカッションします。
また,大学入学を目指す,障害のある高校生たちの生の声を聞く機会として,夕
刻からDO-IT Jpan参加者との交流会を開催します。
障害のある高校生の大学進学について関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待
ちしております。

日時:2008年7月26日(土)13:30~18:00
場所:東京大学先端科学技術研究センター
   4号館2階講堂(一般公開セミナー,一般公開パネルディスカッション)
   3号館中2階ホール(交流会)
参加費:無料(交流会のみ軽食費が必要)
受付:お名前・人数をお書きの上,メール又はFaxにてご予約頂けます(特に書
   式はございません)。尚,当日入場受付も行っておりますが,会場が満席
   の場合,ご予約頂いている方を優先とさせていただきます。

プログラム:
●13:30~14:30 一般公開セミナー
 「大学入試センター試験における配慮の現状」
  殿岡 翼(全国障害学生支援センター代表)(依頼中)
  岡 耕平(東京大学先端科学技術研究センター特任助教)
●14:45~16:10 一般公開パネルディスカッション
 「受験してはじめてわかる本当に必要な配慮」
 話題提供者:
 ・DO-IT Japan参加者が語る私たちの受験体験記
  斎藤のぞみ/國光 良/糸野未梨亜/小林春彦
 ・フェアネスを科学的に考える
  近藤武夫(東京大学先端科学技術研究センター特任助教)
 ・これからの配慮を考える~「障害」から「困難」へ~
  中邑賢龍(東京大学先端科学技術研究センター教授)
●16:30~18:00 交流会
  DO-IT Japan参加者との交流会
  軽食費:1000円

参加申し込み・お問い合わせ宛先:
DO-IT Japan事務局
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター 3号館408
電話 : 03-5452-5490
090-8711-8522
Fax : 03-5452-5490
電子メール: fujibe@at2ed.jp
ホームページ:http://doit-japan.org/

【復刊】ちゃんと人とつきあいたい発達障害や人間関係に悩む人のためのSST2008-07-26

発行者からのご案内です。

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書名 「ちゃんと人とつきあいたい発達障害や人間関係に悩む人のための
     ソーシャルスキル・トレーニング」

https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&item_cd=s08071603

編著者 井澤信三、霜田浩信、島道生、細川かおり、橋本創一

発行日 2008年08月01日

定価 1,680円(税込み)

発行 エンパワメント研究所

発売 筒井書房

ISBN  978-4-88720-557-4 C3036 \1600E

内容 発達障害や人間関係に悩む人のためのソーシャルスキル・トレーニング。
   本書は2007年6月に山海堂より刊行されたものですが、同社が倒産し本書
   の入手が困難になったため、エンパワメント研究所が版権を取得して発行
   するものです。

目次

1 「ちゃんと人と付き合うってどういうこと?」―社会性を身につけるSST
  (Social Skill Training)
 (発達障害や社会的行動につまづきのある人の課題社会性とは何か ほか)

2 「ちゃんと人と付き合うために必要なこと」
  ―社会性はどのように発達するのか
 (幼児期における社会性小学校低学年期における社会性 ほか)

3 各ライフステージにおけるソーシャルスキルの課題
 (幼児期におけるソーシャルスキルの課題小学校低学年期における
  ソーシャルスキルの課題 ほか)

4 ライフステージ別にわかる!葛藤・ストレス場面でのソーシャルスキル・
 トレーニング (幼児期におけるソーシャルスキル・トレーニング
 小学校低学年期におけるソーシャルスキル・トレーニング ほか)

5 ソーシャルスキル・トレーニングQ&A
 (「対人関係が悪く、気になります」と言われました。どのようなところに行
 ってみてもらえばよいでしょうか?学校の先生からは「障害ではないか」と言
 われました。どうすればよいでしょうか? ほか)

【新刊】 「にじいろ手帳 第3版」ご案内 緊急・2,500冊限定発売2008-07-26

https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&item_cd=s08072101

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『にじいろ手帳 第3版 (旧版と異なりファイルはついていません)
                    短期預かりサポートブック付き』
編:自閉症サポートセンターいっぽ 価格:1,000円 発売日:2008年07月19日

(内容)
 にじいろ手帳とは、自閉症スペクトラムの方や保護者、関係者に利用していた
だくために作られた情報記録帳です。母子手帳の自閉症版というようなものです。
 発達障害児・者は生涯にわたり、医療や教育、福祉など多方面からの支援を要
します。
支援をする際には、今までの経過や本人の特徴などの様々な情報が必要です。関
係者が情報を直接やりとりすることもありますが、全てを把握することは容易で
はありません。実際のところは、保護者がその都度必要な情報を提供し、関係者
は他機関の情報について間接的に知ることが多いと思われます。しかし、その都
度思い出す記憶は不確実な場合がありますし、正確さを欠くこともあります。し
たがって関係者は事実を誤認してしまうことがあり得ますし、それまでの取り組
みや工夫が活かされず、結果として本人や家族に不利益を生じてしまうことが想
定されます。
 一方、保護者にとっても、機関や担当者が変わるたびに、同じ事を何度も繰り
返し説明しなければならないことは、時間的にも精神的にも負担になっていると
思われます。また何らかの理由で保護者から情報を得ることが難しくなった場合、
支援に支障をきたすことも懸念されます。
 発達障害児に対する支援が徐々に広まるにつれて、個人に関する情報の記録・
保管や、共有、伝達の重要性が認識されるようになってきました。海外では発達
障害に特化した「情報記録帳」(Marci Wheeler, Cathy Pratt: Record Book for
Individuals with Autism.Indiana Resource Center for Autism, Indiana
University, Bloomington, USA, 1996)が作成され始めていますが、本邦では統
一された記録帳は作成されていません。そこで私達では、自閉症スペクトラム児
・者を対象とし、医療、療育、教育、福祉などに関する包括的な情報を記入し、
保護者が関係者に適宜提示できるような一体型の記録帳が必要であると考え、作
成しました。

(目次)
 にじいろ手帳の中身は下記のように7章から成ります。記録・保管し、共有す
べきと思われる情報を自由に記載できるようになっています。
 基本的に保護者が記録、保管していくことを想定していますが、専門的な内容
については関係者に記載してもらうことを推奨しています。

 1.個人情報  1)プロフィール 2)家族 3)周産期 4)発達経過
 2.現在の状態 1)自閉症特性 2)本人の特徴 3)日常生活能力
 3.自閉症特性 1)3歳前 2)年齢変化
 4.医療  1)診断 2)医学的検査 3)体と心の情報 4)薬物治療
 5.療育
 6.教育  1)就学前 2)小学校 3)中学校 4)高校 5)卒業後
 7.福祉  1)福祉支援 2)自立支援
 付録 関連機関一覧、困った時の相談先、関連機関地図 他
 短期預かりサポートブック