日本行動分析学会第26回大会ご案内/横浜国立大学 2008/08/09-102008-08-09

http://sped0.ed.ynu.ac.jp/j-aba2008/index.html
http://sped0.ed.ynu.ac.jp/j-aba2008/schedule.pdf

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 日本行動分析学会第26回大会

この季節だけの自然の華麗な賑やかさも感じ取れるこの頃ですが、会員の皆様に
は御健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、御承知の方も多いと存じますが、2008年度の年次大会は横浜国立大学
がお引き受けすることとなりました。本学の教員で行動分析学会員は3名おりま
すが、いずれも教育人間科学部障害児教育講座に属しております。教育人間科学
部は元来、教員養成系の学部であります。このことと学会を開催することとは、
必ずしも密接な関連があるわけではありませんが、これも何かの御縁かと考え、
また近年の行動分析学会における障害児教育関連の御発表の多さにも考慮しまし
て、「特別支援教育と行動分析学」というテーマを念頭において、学会を計画し
て参りたいと思います。

具体的な企画としては、特別支援教育に携わる現職教員向けに「教育セッション」
というプログラムを作り、そこで普段現職教員の方がなかなか接することのでき
ない専門家の考え方、およびその現場への応用について、わかりやすくお話し頂
くように予定しており、これが今次学会の一つの特徴となるでしょう。

そうは申しましても、応用は基礎理論あってのものですし、大多数の学会員の皆
様の一番の興味は、基礎的・理論的な研究にあると思いますので、勿論基礎的な
研究を排除するわけではありませんし、むしろ大歓迎であります。この学会を通
して、乖離しがちな基礎研究とその教育現場等での応用との間の風通しが少しで
もよくなれば、これに勝る喜びはありません。

年次大会は8月の暑い時期ではありますが、横浜で皆様にお会いできることを楽
しみにしております。

     2008年3月10日
     日本行動分析学会第26回年次大会準備委員会 委員長 林部英雄

後 援 神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会 川崎市教育委員会