多職種間連携のツールとしてのICF (国際生活機能分類)実用化の試み2008-09-28

http://icedd.nise.go.jp/blog/details/details-study/details-study37.html
http://icedd.nise.go.jp/blog/details/details-study/details-study37.pdf

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多職種間連携のツールとしてのICF(国際生活機能分類)実用化の試み
-「個別の教育支援計画」への適用を視野に入れて-

【この研究では】
この論文は、特殊教育から特別支援教育への移行が推進されていた2004年に発表
されました。2003年の「今後の特別支援教育の在り方(最終報告)」に示された
「個別の教育支援計画」をはじめ、学校内のみに完結しない多職種間での教育の
展開を求める動きが高まっていた当時、WHO(世界保健機関)において2001年
に採択され、2002年に日本語訳が発行された、多色職種間等での共通言語しての
機能が期待された「ICF」を連携のツールとして実用化する試みについて、5
事例の検討をとおしてまとめられています。--略

【研究論文名】
多職種間連携のツールとしてのICF(国際生活機能分類)実用化の試み:
「個別の教育支援計画」への適用を視野に入れて

【もっと詳しくお知りになりたい場合は】
こちらの論文は、研究所webページにて全文掲載されています。
   http://www.nise.go.jp/kenshuka/josa/kankobutsu/kiyomokuji31.html

この論文を再編集したものも含め、ICFを活用する試みについてまとめた冊子
である、本研究所及びWHOの編著「ICF活用の試みー障害のある子どもの支援
を中心にー」(ジアース教育新社、2005年、図3参照)についてはこちらをご覧
ください。
http://www.kyoikushinsha.co.jp/books/37.html
ICF及びICF-CY(児童青年期バージョン(仮)を活用した取組について、特別支
援教育を中心にまとめた冊子である、本研究所編著「ICF及びICF-CYの活用:試
みから実践へー特別支援教育を中心にー」 (ジアース教育新社、2007年、図4
参照)についてはこちらをご覧ください。
http://www.kyoikushinsha.co.jp/books/78.html

ICF及びICF-CYの活用:試みから実践へ-特別支援教育を中心に2008-09-28

http://icedd.nise.go.jp/blog/details/details-study/details-study36.html
http://icedd.nise.go.jp/blog/details/details-study/details-study36.pdf

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【この研究では】
特別支援教育を進める学校現場において、発達障害のある子どもも含めて、その
理解と支援にWHO(世界保健機関)のICFを活用しようとする実践が増え、
また、それらの動きを受けて、中央教育審議会の特別支援教育専門部会でICF
の活用の必要性について議論されました。

http://icedd.nise.go.jp/blog/details/details-study/img36_1.jpg
図1 ICFの構成要素間の相互作用の図(概念図)

さて、ICFの具体的な活用の例としては、ICFの構成要素(図1参照)であ
る心身機能・身体構造・活動と参加・環境因子の分類項目を用いて子どもの評価
を行った後、その結果と健康状態と個人因子、さらにICFには含まれない本人
の主観等を加えて、ICFの概念図(図3)を模した「ICF関連図」を作成し、子ど
もの実態と課題を整理する取組などが挙げられます。これらの一連の作業は、個
別の教育支援計画の中に位置づけられることが多く、あらゆる利用者間の共通言
語としての性格を有するICFの特性を生かし、ICFの枠組みで整理された情
報を多職種間で共有し、連携のもとで支援につなげる例等が報告されています。
--略

【もっと詳しくお知りになりたい場合は】
こちらの報告書は、研究所webページにて全文掲載されています。

研究課題「ICF児童青年期バージョンの教育施策への活用に関する開発的研究
(平成18~19年度)」の成果報告書はこちらをご覧ください。
(現在アップ準備中)
ICF日本語訳についての情報はこちらをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html
ICF-CYの日本語訳についての情報はこちらです。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#toukei
ICFーCYのより具体的な活用の方法論を検討している、本研究所の研究課題「特
別支援教育におけるICF-CYの活用に関する実際的研究」についてはこちらをご覧
ください。
http://www.nise.go.jp/blog/2005/03/post_59.html
活用ための研修の在り方に研究している、科学研究費補助金「特別支援教育にお
ける国際生活機能分類児童青年期版活用のための研修パッケージ開発」について
はこちらをご覧ください。
http://www.nise.go.jp/blog/2008/05/post_819.html

テレビ番組 働く喜び輝く仲間たち~障害に負けない心~/テレビ東京 2008/09/282008-09-28

http://www.jeed.or.jp/activity/education/h20_tv02.html

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テレビ番組放映のお知らせ「働く喜び 輝く仲間たち~障害に負けない心~」

岡山県を中心に関西地区や広島県でチェーン展開をしている、スーパーマーケッ
トの山陽マルナカ。ここでは知的障害のある仲間たちが働いています。商品管理
から補充作業、店内での接客など積極的に業務をこなし、自分の夢を叶えるため
に日々努力をしています。そんな仲間たちが見つけた宝物とは・・・・。

和歌山県田辺市、ここに「地域で働きたい」という声を受け、自立を図るための
職業訓練から就労・職場定着にいたるまで、独自の支援事業を行っている社会福
祉法人やおき福祉会があります。番組ではここで職業訓練を終え、バイオ燃料の
精製会社に勤める仲間たちを紹介します。どんな宝物を見つけたのでしょうか?

その他にも、岡山・東京で事業展開をしているベネッセビジネスメイトでは仕事
の幅を広げるために日々頑張っている人たちの様子や、地域の学生たちへの職場
体験などの取り組みを紹介します。秋田県にある小玉醸造では障害のある人の就
労の長期定着化を目指して会社をあげて取り組んでいます。さらに国立吉備高原
職業リハビリテーションでの実践に即した様々な訓練の様子なども紹介します。

< 放送日時 > 平成20年9月28日(日)16:00~16:55
< 放 送 局 >
テレビ東京系列 全国6局ネット(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレ
ビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送)
<系列以外の放送局>
・ テレビ山口 (山口地区)  9月30日(火)15:55~16:50
・ テレビ新潟 (新潟地区) 10月 2日(木) 9:55~10:50
・ 中国放送  (広島地区) 10月 2日(木) 9:55~10:50
・ 南日本放送 (鹿児島地区)10月 2日(木)15:00~15:55
・ 南海放送  (愛媛地区) 10月 3日(金) 9:55~10:50
・ テレビ和歌山(和歌山地区)10月 4日(土)15:00~15:55
・ 熊本放送  (熊本地区) 10月 5日(日)16:00~16:55
・ 青森放送  (青森地区) 10月11日(土)15:00~15:55
・ 大分放送  (大分地区) 10月13日(月)15:00~15:55
・ 信越放送  (長野地区) 10月14日(火) 9:55~10:50
< 衛星放送 >
・ BSジャパン(全国)   10月 5日(日)16:00~16:55

製  作:テレビ東京 毎日映画社
番組提供:独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構