ぐんま学習困難な子どもの指導を考える会主催講演会「発達障害とテクノロジー」/太田市浜町勤労会館 2008/11/082008-11-08

お知らせがありました。

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 ぐんま学習困難な子どもの指導を考える会 主催講演会
  「発達障害とテクノロジー」のご案内

 「どうして勉強に集中できないのか」「忘れ物をしていつも叱られる」「努力
してもうまくできない」「がんばっても先生や家の人の言うようにできない」な
ど、学級や家庭で困ったり悩んだりしている子どもがいます。
 そのような子どもたちと関わる先生や関係者、保護者の方々に、中邑先生が視
点を変えて支援を考えていくことも必要なことを分かりやすく具体的にお話くだ
さいます。

○講 師 東京大学先端科学研究センター教授 中邑 賢龍 先生
 http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/people/staff-nakamura_kenryu.html

○日 時 2008年11月8日(土) 14:00~16:30
                   (受付13:30~)

○会 場 太田市浜町勤労会館 大会議室
     (太田市浜町66-49 TEL 0276-47-0400)

○定 員 100名  ○参加費 500円

○対 象 発達障害をもつ子どもにかかわる保護者、学校や関係機関の職員、
     関心のある方

●申込み方法
 1)参加者氏名、2)所属、3)連絡先住所、4)連絡先(TEL・FAX)を
  下記までお知らせ下さい。

 ぐんま学習困難な子どもの指導を考える会 事務局
 (太田市立中央小学校 相談指導室) 中島京子
 TEL&FAX: 0276-45-2301
 E-mail: gaku-kon-9■ota.ed.jp (←■を半角「@」に換えて送信ください)

NPO ワンデーポート講演会/ハイライフプラザいたばし 2008/11/082008-11-08

主催者からのご案内です。

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「独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業」を受けて、
下記内容で講演会を致します。
主催者側のNPO法人ワンデーポートは、日本で数少ないギャンブル依存症回復施
設をしており、新聞社などから取材記載されたりしております。
この回復更生施設に来られる方には、高機能広汎性発達障害と診断された方や、
ADHDの特性を持った方もおり、NPO法人ワンデーポートの施設長は、自身のやっ
ておられるこの施設を通して、発達障害を知りました。
次回は、東京都内にある成人の発達障害を診ているクリニックの先生を招いて講
演会の企画予定もあります。

●テーマ 子どもの発達とゲーミング~そのリスクを考える~

●講 師 西村直之さん
     精神科医 リカバリーサポート・ネットワーク代表

●日 時 2008年11月8日(土) 午後2時00分~5時00分

●会 場 ハイライフプラザいたばし ホール
     板橋区板橋1-55-16

●交 通 JR板橋駅西口すぐ

●定 員 特になし

●主 催 NPO法人ワンデーポート

●後 援 NPO法人非行克服支援センター

●参加費 各回 1,000円(参加申込不要です)

●対象 教育関係者 医療福祉関係者 家族、当事者その他関心のある方

●問い合わせ先 045-303-3261(ワンデーポート)
 http://www5f.biglobe.ne.jp/~onedayport/index.html

山形県LD児・者親の会「ピーターパン」講演会/山形大学 2008/11/092008-11-09

主催者からのご案内です。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamagata-peterpan/oyanokai/H20kouenkai.pdf

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『発達障がい児に対する最先端の特別支援教育体制』

○ 基調講演 「日本と欧米の特別支援システム」
 
 13:00~ 講師 三浦光哉氏(山形大学特別支援教育臨床科学研究所長)

○ シンポジウム 「不登校・いじめ・学力不振等への対応」

 14:15~ 品川裕香氏(元内閣教育再生会議委員・教育ジャーナリスト)
      
 14:45~ シンポジウム  コーディネーター 三浦光哉氏
 シンポジスト 品川裕香氏(元内閣教育再生会議委員・教育ジャーナリスト)
        松田裕可氏(鶴岡市教育委員会朝日分室教育課 指導係長)
        丸山奈佳氏(山形霞城学園高等学校 教諭)
        延澤智弥氏(山形県LD児・者親の会『ピーターパン』副代表)

 16:00 閉会

日 時 2008年11月9日(日)13:00~16:00

会 場 山形大学小白川キャンパス地域教育文化学部3号館講義棟B31教室

受講料 500円(当日受付でお支払いください)

定 員 200名

主 催 山形県LD児・者親の会『ピーターパン』

申し込み 氏名・市町村・所属・連絡先を明記の上、下記に申し込みください。
     締め切りは、10月31日(金)までとします。
     
     990-8691
     山形中央郵便局 私書箱第85号
     山形県LD児・者親の会『ピーターパン』
     bluemoon@kvp.biglobe.ne.jp

「過去の著作物等の保護と利用等小委員会中間整理」に関する意見募集 2008/10/09-11/102008-11-10

http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2008/chosakubutsu_hogo_ikenboshu.html

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文化審議会著作権分科会「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会中間整
理」に関する意見募集の実施について            平成20年10月9日

 このたび,文化審議会著作権分科会「過去の著作物等の保護と利用に関する小
委員会中間整理」に対する意見募集を実施しますので,お知らせいたします。

1.趣旨
 文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会では,
「著作権法に関する今後の検討課題」(平成17年1月)や知的財産戦略本部の提
案等を受け,検討を行ってきました。
 このたび,「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会中間整理」が取り
まとめられましたので,広く国民の皆様から御意見をいただくため,意見募集を
行います。詳細については,別紙・意見募集要領をご覧ください。

2.実施期間
 平成20年10月9日(木曜日)~平成20年11月10日(月曜日)

3.対象となる資料
「文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する
   小委員会中間整理」

文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会中間整理
 第1章 はじめに 
 第2章 過去の著作物等の利用の円滑化 
  第1節 検討の経緯等 
  第2節 多数権利者が関わる場合の利用の円滑化について 
  第3節 権利者不明の場合の利用の円滑化について 
  第4節 次代の文化の土台となるアーカイブの円滑化について
  第5節 その他の課題 
 第3章 保護期間の在り方について 
  第1節 はじめに 
  第2節 制度の現状 
  第3節 各論点についての意見の整理
  第4節 関連する課題 
 第4章 議論の整理と今後の方向性 

 (本件についてのお問い合わせ先) 
  文化庁長官官房著作権課企画審議係 谷村,川浦
  電話: 03-5253-4111(内線2982)

(別紙) 意見募集要領 -----

文化審議会著作権分科会「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会中間整
理」に関する意見募集の実施について
                             平成20年10月9日
                         文化庁長官官房著作権課

1.意見募集対象 

(1)「文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会
   中間整理」(別添)

2.資料入手方法 

(1)電子政府の総合窓口(e-Gov)における掲載
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public

(2)窓口での配布

【文化庁長官官房著作権課(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎5階)】

3.意見募集期間 

平成20年10月9日(木曜日)~平成20年11月10日(月曜日)必着

4.意見の提出方法 
(1)提出手段 電子メール・郵送・FAX
(※電話による意見の受付はいたしかねますので,御了承下さい。)
(いただきました御意見の収集・整理の便宜のため,なるべくメールによる提出
 をお願いしたく存じます。)
(2)提出先
  住所: 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
      文化庁長官官房著作権課 企画審議係 宛
      FAX番号: 03-6734-3813
     電子メール: 「過去小委員会中間整理に関する意見(個人/団体)」
            kako-syo@bunka.go.jp 
(3)記入要領
 以下の項目に従って,ご記載ください。記入事項を満たしていない御意見につ
いては,受け付けられない場合がありますので,予め御了承願います。
 1.個人/団体の別
 2.氏名/団体名(団体の場合は,代表者の氏名も御記入下さい。)
 3.住所
 4.連絡先(電子メールアドレス,電話番号など)(※1)
 5.該当ページおよび項目名 (※2)
 6.御意見
 メールでご意見をお送りいただく場合は,件名は,以下のように書いてくださ
い。必ず,個人の意見なのか,団体の意見なのか分かるように件名に(個人)ま
たは(団体)と書いてください。件名が異なる場合,セキュリティの都合上メー
ルを開封しない場合があります。

○団体の場合
「過去小委員会中間整理に関する意見(団体)」
○個人の場合
「過去小委員会中間整理に関する意見(個人)」
(※1) 今回意見募集と同時に,過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会
 (第5回)で発表されました著作権保護期間に関する意識調査を参考に,著作
 権に関する国民意識調査を実施いたします。メールにてご意見をいただいた方
 (個人に限ります。)については,ご記入いただいたメールアドレスに,アン
 ケートへの回答をお願いするメールを送付いたします。(11月上旬になる予定
 です。)
(※2) いただいたご意見は最終的に論点ごとに整理しますので,どの項目に関
 しての御意見か,項目名等を明記していただきますようお願い申し上げます。
 具体的には,どの章・どの節の部分に対するご意見なのか,以下の項目名から
 選択しご記入ください。

文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会中間整理
 第1章 はじめに
 第2章 過去の著作物等の利用の円滑化
  第1節 検討の経緯等
  第2節 多数権利者が関わる場合の利用の円滑化について
  第3節 権利者不明の場合の利用の円滑化について
  第4節 次代の文化の土台となるアーカイブの円滑化について
  第5節 その他の課題
 第3章 保護期間の在り方について
  第1節 はじめに
  第5節 制度の現状
  第6節 各論点についての意見の整理
  第7節 関連する課題
 第4章 議論の整理と今後の方向性

*記入例
 件名:「過去小委員会中間整理に関する意見(個人)」
  1.個人
  2.××太郎
  3.東京都×××××
  4.×××@××× / 03-××××―××××
  5.第2章第3節 権利者不明の場合の利用の円滑化について(×ページ)
  6.御意見
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  5.留意事項
   皆様からいただいた御意見につきましては,今後の審議の参考とさせてい
  ただきます。いただいた御意見についての個別の回答はいたしかねますので,
  あらかじめ御了承ください。なお,個別の論点に係る賛否の数を問うもので
  はありませんので,その旨御承知おきください。
   御提出いただきました御意見につきましては,氏名,住所,連絡先を除い
  て公表されることがあります。なお,団体としての意見につきましては,御
  意見の取りまとめ・公表をする際に,団体名を付す予定としております。
   氏名,住所,連絡先等の個人情報については,適正に管理し,御意見の内
  容に不明な点があった場合の連絡等の本意見募集に関する業務にのみ使用さ
  せていただきます。
   なお,メールアドレスは,意識調査のためのアンケートの送付先に関する
  業務にも使用させていただきます。(なお,この調査は文化庁委託調査とし
  て社団法人中央調査社に委託して行っておりますので予めご了承ください。)

沖縄発達支援研究会支援者部会学習会/県立南部医療センター 2008/11/112008-11-11

https://sites.google.com/site/hattatsuken/Home/dai-ichi-kai-shien-sha-kai-no-oshirase

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沖縄発達支援研究会支援者部会 第1回学習会のお知らせ
「発達支援・・・他ではどうなってるの?」
 ~大津市、北名古屋市、鹿児島県大口市に学ぶ~

日 時:2008年11月11日(火曜日)
    午後7時から9時まで(受付6時40分から)

場 所:県立南部医療センター・こども医療センター2階大講堂

対 象:子ども達の発達支援、保育、保健、教育、福祉に携わる支援者、あるい
    は学習者

参加費:300円です。事前参加登録をメールで行ってください!
    1氏名 2所属先 3職種
    登録先:こども医療センターこころの診療科
    developmentinstituteあっとまーくyahoo.co.jp

※託児の用意はありません

「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会平成20年度・中間まとめ」に関する意見2008-11-12

 障害者放送協議会
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 日本障害者リハビリテーション協会内

【参考】意見募集要項
http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2008/chosakuken_hosei_ikenboshu.html

● はじめに(総論) (1ページ)

障害者福祉関係の課題については、すでに「平成19年度・中間まとめ」で一定
の結論が示されたものの、「最終まとめ」にまで至らず、具体的な法改正につい
ても大部分が先送りとなってしまった。まことに残念で遺憾なことと言わざるを
えない。
「平成19年度・中間まとめ」で示された検討結果については、一日も早い法改
正の実現を要請するものである。

● 第1節 「デジタルコンテンツ流通促進法制」について (10ページ他)

障害者等への緊急災害時の情報保障はいまだに不十分である。対応策として放送
事業者以外の第三者が緊急災害発生時等に、放映中や放映済みのテレビ番組につ
いて、視覚障害者等向けの音声解説や聴覚障害者等向けの字幕や手話を付与して
送信することなど、最新のデジタルネットワーク技術を使うことで十分可能とな
ってきている。すでに聴覚障害者向けのリアルタイム字幕や、視覚障害向けの点
字データ、録音図書の音声データの公衆送信については、著作権法上も著作権者
の許諾なしでも可能とされているが、その利用対象者の範囲等については著作権
法上の制約として限定的なものとされている。緊急災害時の情報保障は生命・財
産の保護に関わる喫緊の課題であり、著作権法上の対応が早急にされるべきであ
る。
そして、この件については必ずしも個別の限定列挙的な権利制限規定によらずと
も、緊急時の人命保護等に関わるという場面を考慮するならば、知的財産戦略本
部等で検討されている「包括的な権利制限規定(日本版フェアユース規定)」に
より対処することが可能であるし、「フェアユース」の理念そのものにも合致す
るものと考える。

● 第3節 リバース・エンジニアリングに係る法的課題について
(26ページ脚注)

「形式変換の必要性の有無という観点から論じられている議論としては、障害者
のアクセス確保のための権利制限に関する議論(19年度中間まとめ)については、
障害者が理解できる形式に変換することに社会的な必要性が認められるとの観点
から、権利制限が検討されている。」との記述に関して。

障害者にとってそのままではアクセスできない形式でしか提供されていない著作
物を、第三者の手を借りてアクセスできる形式に変換することは、形式的には著
作権法上の「複製」とされている。しかしこれは、言うなれば「読めない」「見
えない」「聞けない」形式のものから、「読める」「見える」「聞ける」形式へ
の「メディア」や「フォーマット」の変換と言うべきであり、複製権の侵害とは
ならないということを著作権法上明確に位置づけるべきである。

● 第4節 研究開発における情報利用の円滑化について (45~47ページ)
● 第5節 機器利用時・通信過程における蓄積等の取扱いについて
(54ページ、62ページ)

障害者等への情報保障技術の研究開発や、情報保障支援者(手話通訳者、要約筆
記者等、録音図書・デジタル図書製作者等)の養成・訓練等の場面での著作物利
用に関し、著作権法上の課題が生じていることを指摘しておく。
例えば、DAISY(Digital Accessible Information System)準拠のマルチメディ
ア対応のデジタル図書の製作講習の場面で、教材として使用する著作物や、講習
での成果物等の著作権処理に多くの労力を費やさざるを得ない。もちろん、保護
期間の切れたものや、あらかじめ著作権処理された教材を使用すればこのような
問題は生じないが、情報保障支援が必要とされる著作物のジャンルはきわめて多
岐にわたっており、十分対応しきれないというのが現状である。
また、音声認識による字幕製作の自動化について、その認識精度向上のための研
究開発を促進する必要があるが、著作権法がこのような研究開発の妨げとなるこ
とのないよう対応すべきである。
これらの課題については、知的財産戦略本部等で検討されている「包括的な権利
制限規定(日本版フェアユース規定)」により対処することが可能であるし、
「フェアユース」の理念そのものにも合致するものと考える。

● 第6節 その他の検討事項 (63ページ)

「知的財産推進計画2008」において今年度中に結論を得るべきこととされている、
権利制限の一般条項(いわゆる日本版フェアユース)については、もっぱら「商
用利用」の観点のみからの検討が先行しているように見受けられるが、教育や障
害者等の情報保障などといった公益性の高い事項についても、十分な検討がされ
るべきである。

「文化審議会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会中間整理」に関する意見2008-11-12

 障害者放送協議会
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 日本障害者リハビリテーション協会内

【参考】意見募集要項
http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2008/chosakubutsu_hogo_ikenboshu.html

● 第1章 はじめに(総論) (1~3ページ)

障害者福祉関係の課題については、すでに「平成19年度・中間まとめ」で一定
の結論が示されたものの、「最終まとめ」にまで至らず、具体的な法改正につい
ても大部分が先送りとなってしまった。まことに残念で遺憾なことと言わざるを
えない。
「平成19年度・中間まとめ」で示された検討結果については、一日も早い法改
正の実現を要請するものである。

● 第1章 はじめに (3ページ)
● 第3章 保護期間の在り方について
 第3節 各論点についての意見の整理 (92ページ)

著作権の保護期間に関しては、現状の障害者等に対する情報保障が不十分な環境
のまま延長されることになると、さらに現状以上に悪化することにつながるので
賛成しかねる。主に著作権利者サイドから「諸外国並み」にするようにとの要望
が出されているが、まず「諸外国並み」にされるべきなのは、障害者等に対する
情報保障の環境整備であると考える。

● 第2章 過去の著作物等の利用の円滑化
 第3節 図書館等での障害者等サービスにおける著作者不明等の対応につい
 て (23ページ)

著作権者そのものが不明、著作権者への連絡先が不明、連絡が取れても許諾その
ものが拒絶される等の理由から、公共図書館、国会図書館等での障害者サービス
に支障が生じている例がある。このことは、障害者の著作物や情報にアクセスす
る権利が侵害されている看過することのできない事例と考える。障害等の有無に
かかわらず、全ての国民が情報や著作物へ自由にアクセスすることを保障する意
味からも、著作権法上の規定を作り早急に解決されるべきである。

● 第2章 過去の著作物等の利用の円滑化
 第4節 次代の文化の土台となるアーカイブの円滑化について (40ページ)

著作物のアーカイブ化に際しては、アーカイブされる著作物本体についてはもち
ろんのこと、アーカイブの公開システムについても障害の有無にかかわらず、す
べての人に対してアクセス可能なものとすべきである。
例えばテレビ番組や映画等のアーカイブについては、聴覚障害者等向けの字幕・
手話の付与、視覚障害者等向けの音声解説の付与がされるべきである。また書籍
など印刷物については、画像ファイル形式のみでアーカイブ化するのではなく、
OCR技術等でテキストデータ化したものも付与されるべきである。
公的な非営利目的のアーカイブはもちろんのこと、営利目的のアーカイブであっ
ても、このことが保障されるよう著作権法上の規定が作られるべきである。

● 第2章 過去の著作物等の利用の円滑化方策について
  第5節 その他の課題 1 意思表示システムの在り方について (49ページ)

自由利用マーク等の意思表示システムは、現状では実効性のあるものとはなって
いない。国や地方公共団体、独立行政法人等の出版物やウェブサイト等がまず率
先し、このような意思表示システムを活用し広めることで、一般にも周知徹底さ
れるべきである。そのための著作権法上の意思表示システムについての規定が作
られるべきである。

● いわゆる「コンテンツの二次利用」等について。(5ページ、19ページ、
 20ページ、22ページ他)

  特に「緊急災害時等の著作物利用」について。(※ 今回の中間整理案には
「緊急災害時等の著作物利用」として項目立てはされていない。)

障害者等への緊急災害時の情報保障はいまだに不十分である。対応策として放送
事業者以外の第三者が緊急災害発生時等に、放映中や放映済みのテレビ番組につ
いて、視覚障害者等向けの音声解説や聴覚障害者等向けの字幕や手話を付与して
送信することなど、最新のデジタルネットワーク技術を使うことで十分可能とな
ってきている。すでに聴覚障害者向けのリアルタイム字幕や、視覚障害向けの点
字データ、録音図書の音声データの公衆送信については、著作権法上も著作権者
の許諾なしでも可能とされているが、その利用対象者の範囲等については著作権
法上の制約として限定的なものとされている。緊急災害時の情報保障は生命・財
産の保護に関わる喫緊の課題であり、著作権法上の対応が早急にされるべきであ
る。
そして、この件については必ずしも個別の限定列挙的な権利制限規定によらずと
も、緊急時の人命保護等に関わるという場面を考慮するならば、知的財産戦略本
部等で検討されている「包括的な権利制限規定(日本版フェアユース規定)」に
より対処することが可能であるし、「フェアユース」の理念そのものにも合致す
るものと考える。

アクセシビリティ・フォーラム 2008-教育におけるアクセシビリティ-/日本IBM箱崎事業所 2008/11/142008-11-14

http://www-06.ibm.com/jp/accessibility/events/acf2008/index.html

アクセシビリティ・フォーラム2008のご案内-教育におけるアクセシビリティ-

社会の情報化が急速に進む中、教育現場においても情報技術の積極的な活用が始
まっています。とりわけインターネットは情報の収集と発信の場として、あるい
は学生同士や学生と教師とのコミュニケーションの場としてすでに広く利用され
ています。講義の形態も変わりつつあり、講義をインターネット経由で受けられ
ることは当然のことながら、3Dインターネットのような仮想空間で講義を受ける
ケースも出てきました。教材の電子化も進もうとしており、印刷物という静的な
ものから、シミュレーションなどを可能にする動的なものへと進化しようとして
います。

しかしながら、この技術変革が、障害を持つ全ての学生に恩恵をもたらしている
かというと、必ずしもそうではありません。講義がインターネット経由で受けら
れることは、外出が困難な学生には大きな恩恵をもたらしますが、講義映像に字
幕が提供されていない場合には、聴覚に障害のある学生は授業を受けることがで
きなくなってしまいます。また、ウェブ・コンテンツに適切なアクセシビリティ
上の配慮がされていないと、視覚に障害のある学生や学習障害のある学生は、内
容を読み取ることが困難になってしまうことがあります。

本フォーラムでは、技術変革によってむしろ不利益を被る可能性のある聴覚障害
学生と、発達障害者支援法の施行や脳科学の進展により関心が高まる学習障害に
焦点をあて、今後の取り組むべき課題と役割について、幾つかの事例なども見な
がら、参加者の皆様と考えていきたいと思います。

展示コーナーにおいては、講演者の皆様の活動内容そしてIBMの最新のアクセシ
ビリティ研究やソリューションを間近でご覧になれます。

ご多用中のこととは存じますが、ぜひ「アクセシビリティ・フォーラム2008」に
ご参加ください。

開催日 2008年11月14日(金曜日) 10時から17時(9時30分より受付開始)

会 場 日本アイ・ビー・エム株式会社 箱崎事業所 1階 AVルーム
    東京都中央区日本橋箱崎町19-21

案内図 http://www-06.ibm.com/jp/ibm/map/hakozaki.html

参加費 無料/事前登録制

定 員 200名

対 象 障害学生支援に携わる行政、自治体および教育関係者 学習障害・聴覚
    障害のあるご本人およびご家族あるいは支援者 障害者へのIT支援につ
    いて関心のある方 障害者支援団体および支援技術研究開発者

主 催 日本アイ・ビー・エム株式会社
    東京基礎研究所 アクセシビリティ・センター

お申し込み
https://www-06.ibm.com/jp/domino01/imail/anq/IMCQuest.nsf/V2_brc/acforum2008

※締め切りは11月7日(金曜日)です。なお、参加人数に達し次第、お申し込み受
 け付けは終了させていただきます。

お問い合わせ アクセシビリティ・フォーラム事務局 TEL : 046-215-5742
       FAX : 046-274-4282 e-mail : ibmac@jp.ibm.com

受付時間 : 10時から17時(土曜日、日曜日、祝日を除く)

プログラム

10:00~10:05 オープニング

10:05~10:15 ごあいさつ 日本アイ・ビー・エム株式会社最高顧問北城恪太郎

10:15~11:00 特別講演 「特別支援教育における国の取り組み」
 文部科学省 初等中等教育局特別支援教育 課長 永山 裕二 氏

11:00~11:45 基調講演
 「『聴く』『話す』『読む』のを助けるコミュニケーション支援技術
 とその拡がり」 東京大学 先端科学技術研究センター 教授 伊福部 達 氏

11:45~13:15 休憩

13:15~13:45 講演 「ディスレクシアとは」
 特定非営利活動法人 エッジ 会長 藤堂 栄子 氏

13:45~14:45
 講演 「大人のディスレクシアの困難さ、ITを使ったソリューション」
 特定非営利活動法人 エッジ 柴田 章弘 氏、村松 洋一 氏

14:45~15:00 休憩

15:00~15:45
 講演 「高等教育におけるアクセシビリティ支援と人材育成
    :広島大学の障害学生修学支援の取組」
 広島大学 大学院総合科学研究科教授 アクセシビリティセンター長
 佐野(藤田) 眞理子 氏

15:45~16:30
 講演 「高等教育機関における聴覚障害学生への支援と筑波技術大学の取り組み」
 筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター准教授 白澤 麻弓 氏

16:30~16:50
 講演 「IBM におけるアクセシビリティへの取り組みと今後」
  日本アイ・ビー・エム株式会社アクセシビリティ・センター部長 斉藤隆

16:50~17:00
 クロージング
 日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 未来価値創造事業部長 久世和資

※フォーラムの内容は予告なく相応の範囲で変更になる場合がございます。あら
 かじめご了承願います

日本LD学会公開シンポジウム/名城大学・天白キャンパス 2008/11/152008-11-15

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jald/symposium.pdf

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テーマ 発達的視点に立つ特別支援教育の展開

日 時 2008年11月15日(土)10時~16時

会 場 名城大学・天白キャンパス 北館N101

参加費 1000円(学部学生500円・要学生証提示)

基調講演 日本LD学会会長 上野一彦

特別講演 愛知県心身障害者コロニー 舟橋 厚

シンポジウム 宇野成佳 愛知県教育委員会
       水崎 誠 岐阜県教育委員会
       大原喜教 三重県教育委員会
  指定討論 柘植雅義 兵庫教育大学
       山岡 修 全国LD親の会

※事前申し込み不要。

主 催 日本LD学会

埼玉県自閉症協会主催「服巻智子先生講演会」/埼玉会館 2008/11/152008-11-15

主催者からのご案内です。

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テーマ 自閉症スペクトラムの人たちの社会的自立をめざす支援
~知的に遅れのある人から高機能・アスペルガー症候群の人まで~

講 師 服巻智子先生 佐賀・それいゆ相談センター 総合センター長

日 時 2008年11月15日(土) 
 午前の部 10:30~12:00 (受付10:00~)
  「自閉症スペクトラムとは?」
   基礎的な部分から、最新の知見を交えて詳しくお話いただきます。
 午後の部 13:00~15:30 (受付12:30~)
  「自閉っ子は必ず成長する」
   午前の内容をふまえ、具体的な支援について

会 場 埼玉会館 小ホール
    さいたま市浦和区高砂3-1-4

交 通 JR浦和駅西口下車 徒歩6分
    駐車場は台数に限りがありますので、できるだけ公共の交通機関をご利
    用ください。

定 員 500名(定員になり次第締め切ります)

参加費 一日参加 会員2000円  非会員3500円
    午前午後のどちらかのみ 会員1000円  非会員2000円
    学生 お申し込み時に学校名をお知らせいただいたうえで、当日受付に
    て学生証の確認ができた方のみ会員価格にて。(当日支払い)

申込み 参加希望者の氏名・住所・連絡先(あればメールアドレス)・所属・参
    加形態(一日・午前・午後)を明記して下記へお申込み下さい。
    
    お申し込み後、参加費を郵便振替口座へ事前にご入金いただきます。
    郵便振替口座 00170-2-299767  埼玉県自閉症協会
※「払込書控え」にて受付をさせていただきますので必ずご持参ください。
※参加者と同じお名前での振込みをお願いします。何名かで合わせての振込みの
場合はその旨ご連絡ください。

埼玉県自閉症協会事務局
E-mail:asj_saitama@yahoo.co.jp
TEL:090-6144-2793(平日10:00~18:00)
D-FAX:020-4665-9440
(送信できない電話回線もございますので、その場合はメールもしくはTELにて
 お申し込みください。)

チラシは埼玉県自閉症協会HPからダウンロードできます
http://saitama-asj.hp.infoseek.co.jp/