ATACカンファレンス2008京都のご案内/京都国際会館 (転載自由) 2008/12/05-072008-12-05

ATACカンファレンス2008京都のお知らせをさせていただきます。
9月20日までは早期割引が適用されますので、お申し込みはどうぞお早めに!
 
 ★ATACカンファレンス2008京都のご案内(転載自由です)★

ATAC(エイタック)カンファレンスは1996年にスタートした,支援技術
とコミュニケーション技術に関するセミナーを中心とした会です。

今年のテーマは「環境問題を考える」。地球環境の危機が叫ばれていますが,人
間を取り巻く環境も危機的である点では同じです。様々な困難を抱える人を受け
入れる社会環境にあるかどうか甚だ疑問です。
環境を整備することで障害は大きく変わってきます。ATAC2008では,コミュ
ニケーション技術や支援技術を人の生活環境改善のための技術としてとらえてみ
ることにします。以下に示すような60以上のセミナーが3日間にわたって開かれ
ます。どのセミナーも具体的で実践的な内容で楽しく学べるものです。詳細はホ
ームページ(http://www.e-at.org/atac/2008_12/index.html)をご覧下さい。

・日 時:2008年12月5日(金)- 12月7日(日)
・場 所:京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)
・参加費:プリカンファレンス(12月5日)10,000円
      メインカンファレンス(12月6-7日)13,000円
     (★9月20日までの事前申し込み特別割引料金)

ぜひ,お早めにお申し込み下さい。

12月5日(金)プリカンファレンスでの予定セミナー
 ・重度重複障害のある子どもとの
  コミュニケーションに必要な考えと技術
 ・自閉症やアスペルガー症候群の
  子どもの学習やコミュニケーションを支援する
 ・相手に正しく自分の見たことを伝えることが出来ますか?
 ・障害のある子どもの学習環境,
  施設で暮らす人の生活環境を再考する
 ・楽しく働ける組織作りのヒント
 ・読み書き障害の教育を考える

12月6-7日(土・日) メインカンファレンスでの予定セミナー
 ・コミュニケーションしやすい環境を整える
 ・身近なテクノロジーを活用する
 ・パワーポイントで生まれる教材
 ・高次脳機能障害と支援技術
 ・ありのままの自分とは 化粧と障害
 ・楽しい特別支援教育のためのアイデア
 ・社会学からみた障害 メリトクラシー(業績主義)社会の変化の中で
 ・黒板が消える  デジタルペンを用いた新しい教育
 ・ネパールの教育・福祉から学ぶ
 ・思考を整理する技術 マッピングソフト入門
 ・VOCAの上手な使い方 導入から応用まで
 ・時間環境の整備 短時間就労の可能性
 ・コミュニケーションエイドで会話を展開する技法
 ・何故転職を重ねていったのか? 
  発達障害の人の語りから学ぶもの    他

  また,‘実践例の報告’,‘機器利用の工夫’などの発表募集も幅広く受け
  付けております。

・参加・発表申し込みについては,以下のホームページをご覧ください。
   http://www.e-at.org/atac/2008_12/index.html

・お問い合わせ:
 【ATACカンファレンス事務局】
  〒101-0047 東京都千代田区内神田2-4-14-402 
  NPO法人e-AT利用促進協会内
  Tel:080-1032-1705(直通)/ Fax:03-5207-6418
  e-mail:atac2008@e-at.org
  URL:http://www.e-at.org/atac/

拡大教科書普及推進会議報告 拡大教科書普及推進会議 2008/12/052008-12-05

http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/pdf/20081205.pdf

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 拡大教科書普及推進会議 第一次報告
     - 目 次 -
第1章 拡大教科書の普及推進の背景及び基本的考え方
 1.背景及び現状
 2.拡大教科書普及推進会議の設置及び検討事項
 3.障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関す
   る法律の制定とこれを受けた取組
 4.第一次報告をとりまとめるに当たっての基本的考え方
第2章 拡大教科書の標準的な規格について
 1.全般的事項
 2.各教科共通事項
  (1)体様
  (2)仕様
 3.各教科固有事項
  (1)国語
  (2)社会
  (3)算数・数学
  (4)理科
  (5)生活
  (6)音楽
  (7)図工・美術
  (8)家庭・技術
  (9)体育・保健
  (10)英語
第3章 教科書デジタルデータの提供について
 1.全般的事項
 2.教科書発行者がデータ管理機関へ提供する教科書デジタルデータ
  (1)提供するデータの方式
  (2)提供するデータの種類・範囲
  (3)データ提供の方法
 3.データ管理機関がボランティア団体等へ提供する教科書デジタルデータ
  (1)データ管理機関の役割等
  (2)ボランティア団体等への教科書デジタルデータの提供方法
第4章 今後の普及啓発方策等について
 1.普及啓発方策
 2.中長期的な検討事項等

------------------

2.中長期的な検討事項等

 以上のほか、今後、文部科学省及び教科書発行者等において、更に中長期的
な検討が求められる課題について整理し、以下に挙げることとする。

(検定教科書を編集する際の工夫)
○ 教科書発行者が一般の検定教科書を編集する際に、拡大教科書等の編集
 を考慮した工夫を行うとともに、障害その他の特性の有無にかかわらずで
 きる限り多くの児童生徒が学習できる検定教科書の普及に向けて適切な配
 慮がなされるよう、今後、紙面のレイアウトや配色、図や写真の使用方法、
 ルビの取扱いや紙質など、教科書の体裁・体様等に関する適切な配慮の方
 策について、必要な検討を進めていくことが望まれる。

(ワンソース・マルチユースの実現に向けた取組)
○ 教科用特定図書等普及促進法の成立により、教科書発行者からの教科書
 デジタルデータの提供が行われることとなったことを踏まえ、これを拡大
 教科書や点字教科書に限らず、音声読み上げソフトや電子教科書などのよ
 り多様な形態の媒体に展開していく「ワンソース・マルチユース」の実現
 に向け、教科書デジタルデータの提供先や活用方法の拡大について、今後
 検討を行うことが求められる。

(電子教科書の導入に向けた取組)
○ 将来の教科書等のデジタル化に備え、すべての児童生徒が障害の有無や
 程度にかかわらず、効果的に利用できる電子教科書等が開発されることと
 なるよう、継続的に調査研究を推進することが必要である。

拡大教科書普及推進会議 第一次報告 拡大教科書普及推進会議 2008/12/052008-12-05

http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/pdf/20081205.pdf

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 拡大教科書普及推進会議 第一次報告
     - 目 次 -
第1章 拡大教科書の普及推進の背景及び基本的考え方
 1.背景及び現状
 2.拡大教科書普及推進会議の設置及び検討事項
 3.障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関す
   る法律の制定とこれを受けた取組
 4.第一次報告をとりまとめるに当たっての基本的考え方
第2章 拡大教科書の標準的な規格について
 1.全般的事項
 2.各教科共通事項
  (1)体様
  (2)仕様
 3.各教科固有事項
  (1)国語
  (2)社会
  (3)算数・数学
  (4)理科
  (5)生活
  (6)音楽
  (7)図工・美術
  (8)家庭・技術
  (9)体育・保健
  (10)英語
第3章 教科書デジタルデータの提供について
 1.全般的事項
 2.教科書発行者がデータ管理機関へ提供する教科書デジタルデータ
  (1)提供するデータの方式
  (2)提供するデータの種類・範囲
  (3)データ提供の方法
 3.データ管理機関がボランティア団体等へ提供する教科書デジタルデータ
  (1)データ管理機関の役割等
  (2)ボランティア団体等への教科書デジタルデータの提供方法
第4章 今後の普及啓発方策等について
 1.普及啓発方策
 2.中長期的な検討事項等

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2.中長期的な検討事項等

 以上のほか、今後、文部科学省及び教科書発行者等において、更に中長期的
な検討が求められる課題について整理し、以下に挙げることとする。

(検定教科書を編集する際の工夫)
○ 教科書発行者が一般の検定教科書を編集する際に、拡大教科書等の編集
 を考慮した工夫を行うとともに、障害その他の特性の有無にかかわらずで
 きる限り多くの児童生徒が学習できる検定教科書の普及に向けて適切な配
 慮がなされるよう、今後、紙面のレイアウトや配色、図や写真の使用方法、
 ルビの取扱いや紙質など、教科書の体裁・体様等に関する適切な配慮の方
 策について、必要な検討を進めていくことが望まれる。

(ワンソース・マルチユースの実現に向けた取組)
○ 教科用特定図書等普及促進法の成立により、教科書発行者からの教科書
 デジタルデータの提供が行われることとなったことを踏まえ、これを拡大
 教科書や点字教科書に限らず、音声読み上げソフトや電子教科書などのよ
 り多様な形態の媒体に展開していく「ワンソース・マルチユース」の実現
 に向け、教科書デジタルデータの提供先や活用方法の拡大について、今後
 検討を行うことが求められる。

(電子教科書の導入に向けた取組)
○ 将来の教科書等のデジタル化に備え、すべての児童生徒が障害の有無や
 程度にかかわらず、効果的に利用できる電子教科書等が開発されることと
 なるよう、継続的に調査研究を推進することが必要である。