筑波大附久里浜特別支援学校 自閉症教育実践研究協議会 2009/02/062009-02-06

主催者からのご案内です。

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  文部科学省 研究開発学校 第二年次 筑波大学附属久里浜特別支援学校
  平成20年度 自閉症教育実践研究協議会

主 題 自閉症児のための教育課程の研究開発2
    -社会参加と自立を促す幼稚部,小学部一貫した教育課程の編成-

内 容
 講話「学習指導要領の改定について-本校の研究開発の成果との関連から-」
    西川 公司 筑波大学附属久里浜特別支援学校長
           (元文部省特殊教育教科調査官)
 研究概要報告(全体発表)
 分科会発表
 【第1分科会】生活に広がる「個別の課題学習」の取組
        指導・助言者 筑波大学准教授 川間健之介

 【第2分科会】家庭に広がる「生活関連活動(幼稚部)」
       「社会生活の指導(小学部)」の取組
        指導・助言者 筑波大学准教授 野呂文行

 【第3分科会】家庭や地域に広げる「余暇活動の指導」の取組
        指導・助言者 香川大学教授 武藏博文

 講 演「社会参加と自立を目指す特別支援教育の在り方
    -自立的な活動参加につながる授業改善と指導内容・方法-」(仮題)
      講師 藤原 義博先生 筑波大学教授

 その他 教材展示,ポスター発表など

日 時 2009年2月6日(金) 午前9時20分~午後4時30分

会 場 国立オリンピック記念青少年総合センター
    カルチャー棟大ホール 及び 研修棟
    東京都渋谷区代々木神園町3番1号

交 通 参宮橋駅下車 徒歩約7分 他 (http://nyc.niye.go.jp/)

定 員 700名

主 催 筑波大学附属久里浜特別支援学校

参加費 5,000円

申込み方法
   詳しくは,本校ホームページ (http://www.kurihama.tsukuba.ac.jp)
   をご覧ください。

問い合わせ先:筑波大学附属久里浜特別支援学校
    自閉症教育実践研究協議会を推進する会 総務係(副校長 倉見)

    〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5丁目1番2号
    TEL:046-848-3444  FAX:046-848-3740
    e-mail:wschool@kurihama.tsukuba.ac.jp

関連ウェブサイト http://www.kurihama.tsukuba.ac.jp/

国際シンポジウム 「地域における障害者のインクルーシブな情報支援」/京都市国際交流会館 2009/02/06-072009-02-06

 国際シンポジウム 「地域における障害者のインクルーシブな情報支援」
  2008年2月6日-7日 京都

★主 催 NPO法人 支援技術開発機構(ATDO)

★協 力 DAISYコンソーシアム、日本DAISYコンソーシアム

★会 場 京都市国際交流会館 (地下鉄蹴上駅徒歩6分)
 (厚生労働省平成20年度障害者自立支援調査研究プロジェクト助成)

デイジー(DAISY: Digital Accessible Information System)は、読みに障害が
ある人々も読んで理解できる電子出版物の国際標準規格として欧米を中心に急速
に普及が進んでいます。このデイジーを開発し普及するデイジー・コンソーシア
ム(スイス法人)の約20カ国の代表者が2月はじめに京都に集まる機会を利用し
て、下記の二日間にわたるシンポジウムを企画しました。
シンポジウムでは、まず世界の国々でどのようにデイジーを活用して「印刷物を
読んで理解するのが困難な人々」の問題を解決しているのかを、実例を中心に発
表をしてもらいます。幼稚園から高校までの教科書の出版者に、連邦法でデイジ
ー規格の電子図書の提供を義務づけた米国と、教科書はもとよりあらゆる出版物
をデイジー図書にしてオンラインネットワークで提供するために奮闘するスウェ
ーデンの国立図書館から、その活動の全容を紹介してもらいます。
日本にも国際的に注目されるデイジーを活用したすぐれた実践があります。その
中から、精神障害と津波防災、ディスレクシアと教科書、脳梗塞による失語症と
言葉の回復、に関わる活用事例を紹介していただきます。
地域で誰もが自分の役割をもって、安心と安全を確保しながら豊かに暮らすため
には、電話を含む通信や放送のアクセスも大切です。盲ろう者の携帯電話を使っ
た通信や英国BBCのデジタル放送のアクセスの工夫についても、最新の状況の報
告があります。
すべての学校へのデイジー図書の提供の態勢が整い、読みに障害がある生徒のデ
イジー教科書利用が飛躍的に伸びているノルウェーからは、ディスレクシアの15
歳の少女が日本のディスレクシアの同世代との交流を楽しみに来日してメッセー
ジを述べます。
二日目の最後には、カナダ、オーストラリア、タイ、日本のデイジーコンソーシ
アムの会員団体の代表によるパネルディスカッションです。地域に根差しつつ全
国さらにはグローバルな連携の中で、一人も取り残すことなく知識を共有するた
めの新しい出版と情報流通のしくみの実現について、会場のすべての参加者と共
に議論を深めます。

プログラム(案)
★2月6日 (1日目)★
09:30-10:00 受付
10:00-10:10  開会と主催者挨拶
 支援技術開発機構理事長、早稲田大学教授 山内 繁
10:10-10:30  基調報告と趣旨説明 DAISYコンソーシアム会長 河村 宏
10:30-11:30  記念講演 高等教育における合理的配慮
 AHEAD(障害のある大学生支援センター全米組織)会長 ジム・マークス
11:30-11:45  休憩
11:45-12:15  モンタナ大学とミズーラ市周辺における障害者への情報支援
 モンタナ大学障害学生サービス部コーディネータ 渡辺・テイラー・美香
12:15-12:45  アメリカにおける図書館サービスネットワークとDAISY規格
 DAISYコンソーシアム事務局長 ジョージ・カーシャー
12:45-13:00  ミズーラ市の情報支援の現場を見て思うこと 
 岐阜県立関支援学校 神山 忠
13:00-14:15  昼食休憩
14:15-15:15  スウェーデンにおけるDAISY 
 TPB(スウェーデン国立点字録音図書館) シェル・ハンソン
15:15-15:30  携帯電話と体表点字による盲聾者への支援 
 社会福祉法人桜雲会体表点字研究プロジェクト代表 長谷川貞夫
15:30-15:45 休憩
15:45-16:45 デジタルテレビと映像のアクセシビリティ
RNIB(英国盲人協会)ケビン・ケリー + リチャード・オーム 
16:45 1日目閉会

★2月7日土曜日 (2日目)★
10:00-10:15  1日目の概要 河村 宏
10:15-11:15  自分たちの津波避難マニュアルで安心を手に入れた経験の報告
 浦河べてるの家
11:15-11:45  自閉症児のDAISY活用 
 フィリピン自閉症協会
11:45-12:15  マルチメディアDAISY版教科書の活用 
 兵庫県LD親の会たつの子 山中香奈
12:15-13:30  昼食
13:30-14:00 ノルウェーのDAISY利用者たち 
 メイ・リン(DAISY利用者)+アーニー・シルシェブー
 (ノルウェー盲人図書館)
14:15- 14:45 私の失語症回復とDAISYの活用 山本内科小児科 山本 義久
14:45-15:00  休憩
15:00-16:40 パネルディスカッション
 「地域におけるインクルーシブな情報支援: ニーズ、資源、政策」
パネリスト:
 マーガレット・マクグローリー(カナダ視覚障害者支援協会)
 トリシュ・イガン(ビジョン・オーストラリア)
 モンティアン・ブンタン(タイ国上院議員)
 ジョージ・カーシャー (DAISYコンソーシアム・RFB&D)
 村井明人(近畿視覚障害者情報提供施設協会・日本ライトハウス)
モデレーター:  河村 宏(DAISYコンソーシアム・支援技術開発機構)
16:40-16:45 閉会

★両日、同時通訳(日・英)、パソコン要約筆記、手話通訳、点字プログラムに
 よる情報支援を行います。

定員:200名 参加費:無料

★申し込み(当日参加も歓迎いたします)
ご連絡先(名前、住所、所属場所、電話、E-mail)を明記の上、メールもしくは
FAXにて下記宛先にお送りください)
メール:atdoinfo@gmail.com ファックス:03-5384-7207
NPO法人 支援技術開発機構(ATDO) 担当:服部・小山

プログラム内容は若干変更の可能性があります。

ATDOブログ 最新のアップデートはこちらでご確認ください:
http://blog.normanet.ne.jp/atdo/