大人のアスペルガーを考える <1>当事者 対人関係ずっと違和感2010-04-02

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/health/CK2010040202000117.html

「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える <1>
当事者 対人関係ずっと違和感 2010年4月2日

 「これって、私のことじゃないの?」

 大阪府柏原市の主婦松村りかさん(45)は五年前、「アスペルガー症候群」
の本にくぎ付けになった。

 「幼少時、同じ道を通ることにこだわった」「周りの雰囲気が読めず、しつこ
く主張して友達に嫌われた」「予想が付かないとパニックになる」-。どれも自
分に当てはまった。

 松村さんは幼いころから対人関係に苦しみ、小学校ではいじめも受けた。父親
が味方になってくれて何とか乗り切れたが、大学はうまくいかず中退した。
--略

世界自閉症啓発デー2010・シンポジウム/国連大学 渋谷 2010/04/022010-04-02

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/03/1291515.htm
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/
http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=166

日 時:2010年4月2日(金)10時~16時30分

会 場:国連大学ウ・タント国際会議場
    〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70

定 員:350名

<プログラム>
         総合司会 国沢 真弓

 9:30~ 受付

10:00~10:30 1)式典
 1 主催者挨拶:厚生労働省、(社)日本自閉症協会 (石井哲夫)
 2 来賓祝辞:内閣府、文部科学省
 3 来賓紹介
 4 メッセージ (国連事務総長、祝電)

10:40~12:10  2)鼎談「自閉症をテーマとした映像作成から」
 司会:牧嶋博子 (TBS)、山崎晃資 ((社)日本自閉症協会)
 (1)テレビドラマ「マラソン」
  山崎恒成 (TBS制作局制作推進部長)
 (2)映画「ぼくはうみがみたくなりました」
  山下久仁明 (原作者・自閉症者の父親・NPO法人「はらっぱ」理事長)
 (3)映画「星の国から孫2人」
  門野晴子 (原作者・自閉症児の祖母)
 
<休憩 60分>

13:15~16:20  3) シンポジウム「わたしたちの育ちを信じて!愛して!」

13:15~14:20 (1)「普段の暮らしで支援」 [各10分]
  司会 寺山千代子(日本自閉症スペクトラム学会)
  ・八百屋さん :町田 勉 (川越市)
  ・学校の先生 :菅原邦子 (小2担当)
  ・歯医者さん :奥村ひさ (全国心身障害児福祉財団)
  ・地域のおじさん :佐藤節雄 (仙台市)

  [討論 20分]

 <休憩 10分>

14:30~15:30 (2)「働く時に支援」 [各10分]
   司会 渥美義賢 (国立特別支援教育総合研究所)
  ・個人商店の中で :田中夕紀子 (有限会社ビー)
  ・企業の中で :渡部光三 (蛇の目ミシン工業株式会社)
  ・ソーシャルビジネスの中で :鈴木慶太 (株式会社Kaien)
  ・福祉の中で :木村昭一 (社会福祉法人はるにれの里)

  [討論 20分]

 <休憩 10分>

15:40~16:20 (3)「自閉症の報道について」 [各10分]
  司会 市川宏伸 (日本発達障害ネットワーク)
  話題提供
  ・テレビ関係者 :室山哲也 (NHK)
  ・新聞関係者 :太田康夫 (朝日新聞)
  指定討論者
  須田初枝 (社団法人日本自閉症協会)

  [討論 20分]

16:20~16:30  4) 「世界自閉症啓発デー2010・東京宣言」
  世界自閉症啓発デー2010・実行委員会

【お知らせ】「世界自閉症啓発デー」について 文科省 2010/04/022010-04-02

□【お知らせ】「世界自閉症啓発デー」について
                    〔初等中等教育局特別支援教育課〕

 平成19年12月、国連総会において、平成20年度以降、毎年4月2日を「世界自閉
症啓発デー」とする決議が採択されました。
 これに基づき、全ての加盟国において、社会全体が自閉症に対する理解が進む
ような取組を積極的に行うよう求められています。
 文部科学省においても、学校や地域における支援体制の整備を進めているとこ
ろですが、そのためには保護者や障害のある子どもたちを取り巻く地域の方々が、
自閉症や発達障害について正しく理解することが必要不可欠です。
 皆様におかれては、この「世界自閉症啓発デー」を契機に、自閉症等について
正しく理解し、学校における指導や支援等に役立てていただきたいと思います。
 なお、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会(公式サイト)において、世界自
閉症啓発デーの制定や、地域における取組等に関する情報を提供しておりますの
で、ご活用ください。
 (世界自閉症啓発デー・日本実行委員会WEBサイト
 → http://www.worldautismawarenessday.jp/
 また、「世界自閉症啓発デー」を記念して、厚生労働省や関係団体によるシン
ポジウムが開催される予定ですので、お時間のある方は是非ご参加ください。

【世界自閉症啓発デー・シンポジウム】
 日時:平成22年4月2日(金曜日)10時~16時30分
 場所:国際連合大学(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
 主催:厚生労働省、社団法人日本自閉症協会
 共催:独立行政法人国立特別支援教育総合研究所、日本発達障害ネットワーク、
    日本自閉症スペクトラム学会、全国自閉症者施設協議会、発達障害者支
    援センター全国連絡協議会
  大会プログラム
 (1)主催者挨拶、来賓祝辞
 (2)鼎談 「自閉症をテーマとした映像作成から」
 (3)シンポジウム 「わたしたちの育ちを信じて!愛して!」
   1. 普段の暮らしで支援
   2. 働く時に支援
   3. 自閉症の報道について
   討論
 (4)宣言 「世界自閉症啓発デー2010・東京宣言」

【参考】
 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所に設置されている「発達障害教育情
報センター」のWEBサイトにおいて、教員研修用講座や発達障害に関する各種教
育情報を配信しています。
URL:http://icedd.nise.go.jp/