JDDネットの見解 障害者の定義の中で精神障害に発達障害が含まれることが明記 2011年8月3日2011-08-03

    JDDネットの見解 2011年8月3日

http://jddnet.jp/index.files/archives2011/news20110803.html

7月29日参議院本会議で「障害者基本法の一部を改正する法律案」が可決・成立
しました。

障害者の定義の中で、精神障害に発達障害が含まれることが明記され、発達障害
にとって歴史的な前進となりました。

 今回の改正は、発達障害が我が国の障害者支援の基本的な枠組みに位置付けら
れたことを意味しており、2004年12月の「発達障害者支援法の成立」、2010年12
月の「障害者自立支援法の改正案における発達障害の明記」につづいて、それを
上回る大変大きな成果です。

 2008年の社保審位から明確化されてきた動き、自立支援法の改正という一連の
動きが、切れず続けられてきたことの成果であり、支えてくださいました多くの
方のご支援に感謝いたします。

110729障害者基本法改正概要.pdf
http://jddnet.jp/index.files/archives2011/pdf/20110729_kihonhoukaisei.pdf

障害者基本法改正案、第2条
(定義)
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号
に定めるところによる。
一 障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)
その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障
害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状
態にあるものをいう。

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