DO-IT Japan 2011年夏の公開講座/東大先端研センター 2011/08/042011-08-04

DO-IT Japan <2011年夏の公開講座>

お子さんの勉強のつまずきや友だち関係のトラブルでお悩みのお父さま・お母さ
ま方へ。

DO-ITは今年の夏,脳性まひ当事者で車いすに乗る小児科医の熊谷晋一郎さんと
アスペルガー症候群当事者で発達障害研究者の綾屋紗月さんを講師として公開講
座を行います。
お二人は学校や社会におけるつまずきや困難とつきあいながら年を経て,
その体験や世界を今までにない新しい視点で研究し,周囲の人にもわかりやすい
ことばで発信しています。

自分と社会とを見つめ,新しいつながり方を提案する二人からのアドバイス─
『自己肯定物語のすゝめ』をぜひ多くの方にお届けしたいと思います。

また,講演の後には専門家による相談会を開催いたします。
日頃,不安に思っていることやトラブルへの対処法などを具体的に相談していた
だけます。
ぜひ,この夏DO-ITの公開講座を活用していただければ幸いです。
本講座は,保護者の方向けの企画ですが,一般の方でもお申込みいただけます。

●日時
2011年8月4日(木),13:30~16:00(途中休憩あり)

●場所
東京大学先端科学技術研究センター,3号館南棟・1階講堂
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html

●タイトル
『自己肯定物語のすゝめ ~将来の目標のためにやるべきこと? ちょっと待っ
て、今つながろうよ!』

●要旨
「うちの子、お友だちができないみたい」「なんで字がうまく書けないのかし
ら」「忘れ物ばかりで大人になってから心配」…。
子育てをしていると周囲と異なる我が子の特徴が、ちょっと気になるものです。
苦手なことでも将来のために頑張らせたほうがいいのか、
それともあきらめてその特徴とつきあっていくしかないのか、
はたまた我が子のために理解ある社会づくりに取り組んでいくべきなのか…。
お子さんや社会の「変われる部分」と「変われない部分」の見極めは、
子育て中の大きな悩みのひとつではないでしょうか。
でもそこでちょっと発想を変えて、お子さんたちの抱える体験を一緒に「研究」
してみませんか?
「いつかくる未来」ではなく「今ここ」で、新たなつながりが始まるかもしれま
せん。

●講師プロフィール
熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)
東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野特任講師。
著書『リハビリの夜』(医学書院、2009年)、
綾屋紗月との共著『つながりの作法─同じでもなく、ちがうでもなく』(NHK出
版、2010年)他。

綾屋紗月(あややさつき)
東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野交流研究員。
著書『前略、離婚を決めました』 (よりみちパン!セ、2009年)、
熊谷晋一郎との共著『発達障害当事者研究─ゆっくりていねいにつながりたい』
(医学書院、2008年)他。

●参加費
無料(要事前申込み)

●定員
90名

●申込み方法
メール・FAX・電話のいずれかにて以下の項目をお知らせください。

メール・FAXの件名「DO-IT 2011 公開セッション『自己肯定物語のすゝめ』申込み」
(1)氏名
(2)所属(任意)
(3)メールアドレス(今後もセミナー等の情報を希望される場合のみ)
(4)情報補償および座席の配慮など事務局で対応が必要な事項
(可能な限り対応いたしますが,運営上ご希望に添えない場合もあります)

●申込み・問い合わせ先
東京大学先端科学技術研究センター,人間支援工学分野中邑研究室 平林ルミ
メール : rumi@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp
Tel/Fax : 03-5452-5064

不明点などご質問がありましたら,どうぞお気軽にお問い合わせください。
なお,この案内は転載自由ですので,ご興味のある方がいらっしゃいましたらご
案内いただければ幸いです。
多くの方のご参加をお待ちしております。

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