新ICT利活用サービス創出支援事業(電子出版環境整備事業) 事業評価会2011-09-04

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/shuppan/02ryutsu02_03000067.html

日 時 平成23年6月27日(月)13:00~16:00、28日(火)10:00~12:00

場 所 総務省 8階 第1特別会議室

議事次第
(1)開催要綱について
(2)「新ICT利活用サービス創出支援事業」
  (電子出版環境整備事業)の成果について
(3)その他

配付資料

1.全体
 議事次第(27日) http://www.soumu.go.jp/main_content/000123188.pdf
 議事次第(28日) http://www.soumu.go.jp/main_content/000123189.pdf

資料1-1 「新ICT利活用サービス創出支援事業」(電子出版環境整備事業)
     事業評価会 開催要綱
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123220.pdf
資料1-2 評価対象事業一覧表
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123193.pdf
資料1-3 評価シート
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123194.pdf

2.評価対象事業概要
資料2-1 「アクセシビリティを考慮した電子出版サービスの実現」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123195.pdf
資料2-2 「次世代電子出版コンテンツID推進プロジェクト」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123196.pdf
資料2-3 「メタデータ情報基盤構築事業」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123197.pdf
資料2-4 「電子出版の流通促進のための情報共有クラウドの構築と書店店頭で
     の同システムの活用施策プロジェクト」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123198.pdf
資料2-5 「研究・教育機関における電子ブック利用拡大のための環境整備」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123199.pdf
資料2-6 「書店店頭とネットワークでの電子出版の販売を実現す
     るハイブリッド型電子出版流通の基盤技術の標準化及び実証」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123200.pdf
資料2-7 「電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123201.pdf
資料2-8 「EPUB日本語拡張仕様策定」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123202.pdf
資料2-9 「次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123213.pdf
資料2-10 「図書館デジタルコンテンツ流通促進プロジェクト」
     http://www.soumu.go.jp/main_content/000123214.pdf

議事録
 議事録(27日) http://www.soumu.go.jp/main_content/000123221.pdf
 議事録(28日) http://www.soumu.go.jp/main_content/000123222.pdf

事業評価

1.アクセシビリティを考慮した電子出版サービスの実現
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125588.pdf
2.次世代電子出版コンテンツID推進プロジェクト
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125589.pdf
3.メタデータ情報基盤構築事業
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125590.pdf
4.電子出版の流通促進のための情報共有クラウドの構築と書店店頭での同
 システムの活用施策プロジェクト
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125591.pdf
5.研究・教育機関における電子ブック利用拡大のための環境整備
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125594.pdf
6.書店店頭とネットワークでの電子出版の販売を実現するハイブリッド型
 電子出版流通の基盤技術の標準化及び実証
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125595.pdf
7.電子書籍交換フォーマット標準化プロジェクト
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125596.pdf
8.EPUB日本語拡張仕様策定
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125597.pdf
9.次世代書誌情報の共通化に向けた環境整備
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125598.pdf
10.図書館デジタルコンテンツ流通促進プロジェクト
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125599.pdf

参考 電子出版環境整備事業(新ICT利活用サービス創出支援事業)
 http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/shinict.html

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事業評価
(原文は色分けで表現してあり皮肉なことにアクセシビリティの考慮無し)

1. アクセシビリティを考慮した電子出版サービスの実現
 http://www.soumu.go.jp/main_content/000125588.pdf

評価者のコメント
(1)これまでの実績に対する評価
(青:高い評価、赤:低い評価、緑:留意すべき事項)
以下のように表示。 青→<>囲み 赤→【】囲み 緑→囲み無し
●<さまざまな要因で通常の電子書籍を利用しづらい人たちに対して電子書籍を
提供するための環境整備を行うプロジェクトとして高く評価する。また、これま
での実績も優れたものであり、今後これが活用されることを期待する。>
●<目的は正しく是非実現して欲しいテーマではあるが、>【今回のプロジェク
トはカバーする範囲が広すぎ、結果としてガイドラインの詳細度や実効性が大き
く異なるし相互の関連性も薄い。】
●<非常に価値のあるガイドラインや仕様が策定されたと評価できる。>
●<日本語をすべての人に提供しうるシステムの開発は、国の責務として取り組
むべき課題であって、電子出版の普及と並行して行われるべきである。このため
の研究としてほぼ充分なところと思料する。>
●<開発目標を達成したことは素直に評価する。また動向調査の範囲も広く、役
立つものである。>電子書籍は書籍としてでなくネットとも連動する形で利用さ
れるので、ネット側の技術標準との整合性が必要である。【この点について報告
書への記述がなく、評価会でも説明がなかったのは残念である。評価B
●<読書障害者への支援サービス実施のために、4つの合理的な項目を挙げ、参
加各社による4つのWGを立ち上げて取り組み、一定の成果を上げつつある。>

(2)今後の取組に対する評価、留意点
(青:高い評価、赤:低い評価、緑:留意すべき事項)
以下のように表示。 青→<>囲み 赤→【】囲み 緑→囲み無し
●今後の継続的な取り組みに期待する。【また今回いくつもの仕様が作成されて
おるが、アクセシビリティを配慮してこれを実装する端末、あるいはこれに対応
するコンテンツが今後急速に出現するかどうかはいささか疑問が残る。】電子書
籍フォーマットの標準化の流れにのり、それらの一部として取り込まれ標準的な
仕様になるようにする努力が必要なのではないかと考える。録音図書に関する規
格としてDaisyがあってこれが広く普及しているように、国際標準化される
ことを期待する。
●もっと大局的にアクセスビリティが良い電子出版を飛躍的に増加させるに利す
るようなガイドラインを目指すべき。技術面よりも機能面にフォーカスしてつめ
るべき。
●電子出版制作・流通協議会内の「アクセシビリティ技術活用推進部会」をベー
スに、関連企業や団体の採用を広げるとともにそれらへの支援を活発に継続すべ
きである。また、技術的には、画像データからのテキスト情報抽出ガイドライン
は、今後のEPUB3などとの整合性も考慮すべきである。
●次に、各アクセビリティの確保について、具体的なシステム開発を行う段階に
なる。その体制(開発資金を含む)をいかに創るかが課題である。
●評価会で「次第に浸透していくだろう」という他人任せの発言があったが、こ
れに象徴されるように普及施策が具体的に提示されていない点に不満がある。総
務省としても数年間、継続観察してもよいのではないか。評価C
●本成果の普及には数年-10年かかるとの見通しであるが、ボランティアなど
による支援が行われている現状を踏まえると、もっと早期の普及促進を図るべき
ではないかとの印象を持った。

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