平成23年度 第3回シンポジウム『デジタル教科書をめぐる三つの論点』2011-12-05

http://www.icpf.jp/seminar/23/sym23_03.html

特定非営利活動法人情報通信政策フォーラム(ICPF)主催
特定非営利活動法人マニフェスト評価機構(IME)協賛
デジタル教科書教材協議会(DiTT)協賛
月 日: 11月16日水曜日
場 所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
参加費(会場費):3000円(ただしICPF、IME、DiTT会員は無料)

内容:文部科学省は教育の情報化ビジョンを掲げ、学びのイノベーションなどの
実証実験を進めていますが、諸外国に比して遅れているとの厳しい指摘もありま
す。このシンポジウムでは教育の情報化、特に教科書・教材のデジタル化を進め
る上での課題を、コンテンツ、デバイス、ネットワークの三要素に注目して討論
します。

プログラム:
18時30分 開会・論点の提起(各10分)
1. コンテンツ(クリエイティブコモンズの可能性)林千晶(ロフトワーク)
2. デバイス(市場競争か政府からの支給か)松原聡(東洋大学)
3. ネットワーク(家庭での利用のために)山田肇(東洋大学)
19時00分 総合討論 司会:山田肇(ICPF理事長)
 討論者:鈴木寛(民主党参議院議員)
     中村伊知哉(慶應義塾大学教授)
     林千晶(ロフトワーク)
     松原聡(東洋大学) ほか
20時20分 総括 鈴木寛(民主党参議院議員)

資 料 こちらからご覧になれます。
https://docs.google.com/open?id=0BwFBcKErdkTyZDU1N2UwODgtY2NhMS00YmI4LWE5MDctNGZlMDYwMWUyMzE2

講演内容
はじめに 鈴木寛参議院議員(前文部科学副大臣)
鈴木寛参議院議員は公用が発生し欠席となったため、冒頭、要約以下の通りのメ
ッセージが朗読された。

○教科書・教材をデジタル化するということは、単に紙媒体を電子媒体に置き換
えるということではない。紙媒体であれば一人一人に合わせてカスタマイズする
ことは不可能だったが、電子化することにより、一人一人の学びの進度、得手不
得手、相性のいい学習方法に合わせて、教材をマルチメディアでカスタマイズす
ることが可能になるとともに、何を学んだか、理解できたか、また、理解できな
かったという学習履歴を電子媒体の上に記録していくことも可能になる。同時に、
情報通信機器の活用により、一人一人の子供が自ら考えていることを積極的に発
信していくことが可能になるとともに、異なる考えを発表し合い、子供同士で
「学び合う」ことにより協働して新しいものを創造していくことも学んでいくこ
とが可能になる。要は、教師が様々なツールを使いこなして生徒にベストな学び
をデザインしていくことが重要である。

次いで3名から三つの論点についてそれぞれ発表があり、その後それぞれの論点
について議論が行われた。要旨は次の通りである。--略

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