ATACカンファレンス 2011京都/京都国際会館 2011/12/16-182011-12-18

 ★ATACカンファレンス2011京都のご案内(転載自由です)★

ATAC(エイタック)カンファレンスは1996年にスタートした,支援技術
とコミュニケーション技術に関するセミナーを中心とした会です。
ATACカンファレンス2011京都の申し込みを開始いたしました!

◆今年のATACカンファレンスのテーマは「人と技術」
 人は自然の中では弱いものです。科学技術によって安全で便利な生活が保たれ
ている事に気づいている人がどれだけいるでしょうか? 知らぬ間に技術なしで
は生きられなくなってきていますが,多くの人が今の生活が自分の能力で保って
いると錯覚するようになってきています。その昔,夏は暑い,冬は寒いものと誰
もが納得していましたが,エアコンで一年中快適な生活が当たり前になっていま
す。障害に対しても,人は戦うべき対象とし果敢にいどんでいます。遺伝子治療,
神経再生,人工臓器,ロボットなど先が見えてきたものもあります。人はどこま
で進んで行くのでしょうか?
 3月の大震災は,自然の前にいかに技術がもろいものか,これからも自然と対
峙し続けるのかという問いを与えてくれました。その一方で,人が支え合う大切
さ,心の世界の大切さも教えてくれました。
 ATACは科学技術の進歩を否定する会ではありません。人と科学技術の共存を見
つめつつ,未来の教育や福祉を描いていきたいと思っています。

◆今年のATACは参加型カンファレンス
 今年のATACカンファレンスの特徴は,基礎的な知識をじっくり学びたい人のた
めにプリカンファレンスを充実させました。変わらず大切だと思われるセッショ
ンはプリカンファレンスでゆっくり学んでいただけます。様々なメニューの中か
ら1つの講座を選んで一日ゆっくり学んでいただきます。一方,メインカンファ
レンスは皆さんに発表していただく時間を拡大しました。これまでATACは主催者
企画のセミナーが中心でした。しかし,いささかマンネリ化しているのではとい
う批判もあり,皆さんから新しい風をATACに吹き込んで頂ければと思います。ま
た,従来のATACは多くのセミナーが同時並行で開催され,参加者がゆっくり情報
交換する時間があまりとれませんでした。そこで今年のATACはポスター発表と展
示発表のスペースと時間を充実,また,イブニングセッションでも会話できるよ
うにプログラムを組んでいます。
 障害理解プログラムとしてリビングライブラリーも開催しています。様々な生
き方をしてきた語り部の声に耳を傾けて下さい。

ATACカンファレス2011 京都  「人と技術」
~電子情報支援技術(e-AT)とコミュニケーション支援技術(AAC)
に関するカンファレンス~

・日時:2011年12月16日(金)- 12月18日(日)
・場所:京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)  
・参加費:プリカンファレンス(12月16日)10,000円
      メインカンファレンス(12月17-18日)14,000円
      (★9月30日までの事前申し込み特別割引料金)

 詳しくは以下のホームページを参照ください。
   http://www.e-at.org/atac/2011_12/index.html

[12月16日(金) プリカンファレンス]
コース1:「重度重複障害のためのAAC・AT・ME(医療技術)」
コース2:「自閉症や知的障害とのコミュニケーション」
コース3:「支援技術の基礎」
コース4:「環境の整備(姿勢や道具)から支える障害のある人や
      高齢者の生活・学習」
コース5:「障害者就労を支援する技術」
コース6:「iPadなどタブレットPCが開く未来の福祉や教育」
コース7:「あなたのWindowsパソコンを特別支援教育に活かす」
コース8:「利用者・保護者とのコミュニケーションを磨く」

[12月17日(土)、18日(日) メインカンファレンス]
「新しい能力を考える」
・「新しい知能検査(仮題)」
・「対談:これからの能力と社会」
・「忘れる能力」
・「入試を考える -様々な事例を通して-」
・「努力しなくても子どもが変わる方法 環境調整術・TEACCH」
・「芸術家の能力から学ぶ障害支援」
・「多様性理解体験:リビングライブラリー」

「新しい技術を学ぶ」
・「対談:クラウド時代の教育」
・「福祉や教育のユニバーサル・デザイン」
・「社会の中のバリアフリーコンフリクトに気づく」
・「タブレットPCを用いた特別支援教育」
・「最新のモビリティを学ぶ」
・「高齢者を支える未来の能力 ログの取得と解析」
・「FacebookやTwitterなどSNSは福祉にどう活かせるか?」
・「福祉の安全・安心テクノロジー」

・リビングライブラリー
・障害疑似体験で学ぶもの
・その他,提案型セミナーや研究・実践ポスター発表 他

また,‘研究・実践ポスター発表’,‘テーブルデモ発表’,
‘提案型セミナー’などの研究・実践発表も広く募集しております。
  発表申し込み 締め切り 9月30日(金)
  詳細は右記まで http://www.e-at.org/atac/2011_12/presen/index.html

DO-IT Japan 2011 大学生リーダー募集 ! 東京大学先端科学技術研他2011-12-18

「DO-IT Japan ~障害のある、あるいは病気を抱えた学生のための大学・社会体
験プログラム」では、共に活動する大学生リーダーを募集しています。
「DO-IT Japan 大学生プログラム」では、全国から選抜された大学生・短大生・
専門学校生に、それぞれの困難に応じた支援機器や支援技術に関する情報、身近
なテクノロジーの利用法、将来の就職などに関する情報を提供します。
また、自らについて表現するスキルを育み、バリアフリー社会を目指した情報を
発信する機会を提供していきます。
10月および12月に開催される大学生リーダー研修では、下記のようなバラエティ
に富んだプログラムを用意して、皆様の参加をお待ちしております。たくさんの
ご応募を心よりお待ちしております。

◎ 秋季プログラム(10月)
・ 全国の障害学生と交流する。
・ 実際にプログラムを運営する経験を通し、リーダーとしての役割を理解する。
・ プロによるメイクや写真撮影を体験し、セルフイメージについて議論する。
・ 企業で働く人たちとの交流を通して、自らの「働く」イメージをつくる。
・ 就職活動場面を想定した模擬面接を受け、自己アピールについて学ぶ。
・ リビングライブラリー(※1)で、自らの経験について語る。
・ 一般公開シンポジウムで、自らの受験体験について発表する。

秋季プログラム開催案内
日  程:2011年10月20日(木)~22日(土)
会  場:東京大学先端科学技術研究センター
宿泊場所:京王プラザホテル(DO-IT Japanが一部費用を負担します)
参加費用:宿泊費の一部、交通費、食費、保険料

◎ 冬季プログラム(12月)
・ 全国の障害学生と交流する。
・ 障害やITをテーマに、多様な困難を抱える仲間と徹底的に議論する。
・ 日常の工夫やIT利用について、専門家へ相談しよう。
・ ATACカンファレンス 2011(※2)へご招待。
 最新の情報や支援技術を学び、身につける。
・ ATACカンファレンス2011(※2)で、自らの受験体験等について発表する。
・ リビングライブラリー(※1)へ参加し、自らの経験について語る。

冬季プログラム 開催案内
日  程:2011年12月16日(金)~18日(日)
会  場:国立京都国際会館(〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池)
宿泊場所:京都市内のホテル(DO-IT Japanが用意し、一部費用を負担します)
参加費用:宿泊費の一部、交通費、食費、保険料

◎ 応募について
対象:障害や病気による困難を抱える大学生・短大生・専門学校生(障害・病気
の種類や程度は問いません)
募集定員:各プログラム10名程度
応募期間:2011年9月12日(月)~20日(火)(当日消印有効)

◎ 応募方法
応募書類の記入欄に必要事項を記入・捺印の上、郵送してください。
また、コンピュータで入力し印刷したものや、直接手書きで記入したもの、同内
容を音声録音あるいは録画したデータによって提出することが可能です。
音声録音や録画データによる提出の場合は、データを収めたCDやDVDを郵送して
ください。また、完成した応募用紙・同意書をPDFファイル化し、eメールに添付
し、応募書類として送付することも可能です。

◎ 応募書類送付先
[ 郵送の場合 ] 〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
        東京大学先端科学技術研究センター 3号館309
        中邑研究室内  DO-IT Japan事務局 宛

[eメールの場合]
 DO-IT Japan事務局 info@doit-japan.org

◎ 応募書類入手先
DO-IT Japanホームページ( http://www.doit-japan.org/index.html )からダ
ウンロードしてください。

◎ 選考結果について
2011年9月22日(木)以降にメールでご連絡します。

◎ お問い合わせ先 DO-IT Japan事務局
〒153-8904
東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学先端科学技術研究センター3号館309
電話 & FAX:03-5452-5490 eメール:info@doit-japan.org(担当:玉利)

【DO-IT Japan 2011】
主 催:DO-IT Japan、東京大学先端科学技術研究センター
共 催:富士通株式会社、日本マイクロソフト株式会社、ソフトバンクグループ
    (ソフトバンクモバイル株式会社、株式会社EDUAS)

◎ FAQはこちら
Q1)DO-IT Japan のスカラー出身ですが、応募する必要はありますか?
A1)はい。秋季・冬季大学生リーダー研修に参加するには、応募し、選考を通る
ことが必要です。

Q2)応募を考えていますが、秋季プログラム、冬季プログラムのどちらを選んで
いいかわかりません。どうすればいいですか?
A2)秋季プログラムのみ、あるいは、冬季プログラムのみの参加も可能ですが、
秋季・冬季両方のプログラムにご参加いただくこともできます。

Q3)私は障害者手帳をもっていないのですが、参加資格はありますか?
A3)はい。手帳の有無は問いません。障害や病気による困難を感じている場合に
は、ぜひご応募ください。

Q4)障害の特性上、介助者が必要です。介助者はDO-IT Japan事務局で手配して
いただけるのでしょうか。
A4)いいえ。介助者につきましては、各自で手配をお願いいたします。ただし、
介助費用につきましては、事務局へご相談ください。

Q5)プログラムの開催日程は学校で講義があります。講義を休むことを担当教員
に説明するために、DO-IT Japanで何らかの証明書を発行することはできますか?
A5)はい。希望者にはDO-IT Japan参加証明書を発行いたします。事務局へお申
し出ください。

Q6)プログラムの開催期間中、1日のみの参加は認められますか?
A6)基本的に、全日程参加できる人を優先します。特別な事情によりやむを得ず
プログラムを欠席する予定のある人は、応募書類に理由書を添付してください。

Q7)リーダー研修に参加したことで何かの役割を負わなければなりませんか?
A7)はい。DO-IT Japanの理念を十分に理解し、DO-IT Japanと共に、合理的な配
慮を得られる社会にしていくために仲間と一緒に活動をしていきましょう。具体
的には、秋季あるいは冬季、夏季プログラムへの参加、年間を通じてのオンライ
ンメンタリング(インターネット上での相談・助言)へ積極的に参加してもらい
たいと思います。

※ 1 リビングライブラリーとは
リビングライブラリーは、2000年にデンマークで始まった試みです。日本では、
2008年にリビングライブラリージャパン(東大先端研中邑研究室内)によって開
催されたのが始まりです。この図書館では、ホームレスや障害者、薬物依存症か
らの回復途上者、セクシャルマイノリティなど、様々な当事者が「生きている本」
として30分間貸し出されます。「生きている本」と読者とのマンツーマン、ある
いは小グループでの直接対話を通して、読者の「こころのバリア」や「固定観念」
に気づいてもらうことを目的としています。
(リビングライブラリー ホームページ
 http://living-library.jp/livinglibrary.html

※ 2 ATAC(エイタック)カンファレンス 2011とは
障害のある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e-AT)とコミ
ュニケーション支援技術(AAC)の普及を目的に1996年以来毎年開催されています。
専門家のセミナー、実践紹介、ユーザ自身による発表、障害疑似体験、世界の最
新動向紹介など約多数のセッションを自由に選択して学べるカンファレンスです。
初心者にも分かりやすい基礎的な内容から、少し専門的なところまで具体的にお
伝えします。また、展示会では参加者がじっくり機器に触れて試していただけま
す。これまでの参加者は、障害のある方や高齢者、そしてそのご家族、教師、作
業療法士、理学療法士、言語聴覚士、施設指導員、看護師、ヘルパー、福祉機器
販売関係者など様々です。
セミナーだけでなく、展示あり、ライブショーありの自由な雰囲気の楽しい会で
す。ただ聞くだけでなく気軽に講師とも話し合える場でもあります。
(ATACカンファレンス ホームページ
 http://www.e-at.org/atac/2011_12/index.html

こころの発達と障害の教育研究コンソーシアム 第2回公開シンポジウム 2011/12/182011-12-18

http://childpsy.umin.jp/20111218.html

こころの発達と障害の教育研究コンソーシアム 第2回公開シンポジウム

「こころの発達と障害の教育研究コンソーシアム」は、東京大学でこころの発達
とその障害に関わる研究者が学際的に協働して研究を行い、また、この分野につ
いて広い視野を持った人材育成を行うことを目指して2010年に設立されました。
横断的な連携を深めながら、精力的に研究活動を進めております。
今年度は、「こころの発達とその障害の理解」というテーマのもと、コンソーシ
アムメンバーに加え、第一線でご活躍中の先生方をお招きし、第2回公開シンポ
ジウムを開催します。こころの発達とその障害に関心のある皆様のご参加をお待
ちしております。

日 時  2011年12月18日(日)13:00~17:00

場 所  東京大学医学部教育研究棟14F鉄門記念講堂(本郷キャンパス)

参加費  参加費無料・事前登録不要