DAISY サンパウロ国際会議報告/野村美佐子 日本障害者リハビリ協会2012-01-15

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/daisy_brazil111104/brazil111104.html

はじめに
 2011年11月2日と3日はDAISYコンソーシアムの理事会がブラジル・サンパウロ
で開催され、4日と5日はデジタルブックのDAISY国際会議が行われたのでその報
告をする。参加は、18国(ドイツ、コロンビア、米国、カナダ、日本、韓国、オ
ーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ノルウェー、スイス、フランス、
スペイン、スウェーデン、オランダ、フィンランド、デンマーク)からあった。
 理事会のホストで会議の主催者は、DAISY Latinoとパートナーシップを構築
しているブラジルのDorina Norwill Foundation for the Blind である。この
財団は、視覚障害者のために盲人のDorina Norwill 女史によって設立され、65
年の歴史を持つ。企業やビジネスマンに支えられ、文科省の支援により、視覚
障害者等にアクセシブルな技術サポートを行っている。今回の会議においては
(注1)、ブラジルの出版会社からの参加が目立っていた。ブラジル政府は、出
版社と契約をしてアクセシブルな教科書の調達を始めたところで、出版会社に
はまだDAISY製作についてノウハウがわからない人が多く、この会議から学びた
いという目的で参加していた。ここでは、今回の多くのプレゼンにおいて特に
DAISYを活用した教育的支援に焦点をあてていくことにする。--略

2012年1月6日 平成24年1月、国立国会図書館のサービスが変わりました2012-01-15

http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/1192695_1670.html

国立国会図書館では、所蔵資料のデジタル化、インターネットによる電子図書館
サービスの公開など、情報環境の変化に対応したサービスの拡充を進めてきまし
た。このたび、平成24年1月に、次の点を重視して従来のサービスを更新しまし
た。

従来の資料に加えたデジタル情報のさらなる活用
国立国会図書館の多様な資料・情報、サービスの一元的な利用
外部の情報・サービスに対する統合的なアクセス
次のようにサービスが変わりました。

□「国立国会図書館サーチ(NDL Search)」が、サービスの出発点となります。
当館の内外の情報に対する統合的な検索サービスとして、従来のサービス(※1)
を統合し、多くの機能を提供します。
NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)、デジタル化資料、近代デ
ジタルライブラリーなども、国立国会図書館サーチで一度に検索できます(※2)。

□「NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)」が新しくなりました。
これまで別々に検索しなければならなかったアジア言語の資料(アジア言語OPAC)、
雑誌記事索引、電子ジャーナルのタイトルも一度に検索できます。
また、整理中の目録データもNDL-OPACに収録することによって、データの公開を
迅速化し、MARCフォーマット等による目録データのダウンロードを可能にしまし
た。

※1 以下のサービスは国立国会図書館サーチに統合されました。
国立国会図書館総合目録ネットワーク
全国新聞総合目録データベース
児童書総合目録
国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)

LL(やさしく読める)セミナー/大阪市立中央図書館 2012/01/152012-01-15

このセミナーは、毎年、知的障害や自閉症の人たちの読書や情報保障を目的に開
催されます。

主 催:知的障害・自閉症児者のための読書活動を進める会
    (社福)大阪市知的障害者育成会

   2012年1月15日(日)13:00~16:30

   大阪市立中央図書館5階大会議室
   地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線)西長堀駅7号出口すぐ

テーマ 「やさしく読むことが必要な人たちの災害時の情報保障を考える」

東日本大震災のような大きな災害が起こった時、どのような災害が起こっている
のか、どのように避難するのか、という情報は、生死にかかわる重大なものです。
文字や話し言葉の理解が難しい人たちは、このような重要な情報を得ることが難
しいという現実があります。

第7回目は、日本語の理解が難しい外国人や、知的障害、自閉症、読み書き障害
のある人たちへの災害時の情報保障について考えます。日本語教育を専門にされ、
外国人のための災害時のやさしい日本語の冊子を作成、普及活動をされている水
野義道先生(京都工芸繊維大学大学院)を招き、知的障害の人たちへの情報保障
との共通点や支援のために協力していける可能性を探ります。お一人でも多くの
方のご参加をお待ちしております。

講 演 ●「災害時の外国人のためのやさしい日本語について」
     水野義道(京都工芸繊維大学大学院)

話題提供 ●「知的障害、自閉症の人たちへのシンボルを使った災害用
      コミュニケーションボード」
     藤澤和子(京都府立南山城支援学校)
     小林美津江(大阪府立金剛コロニー)

●「マルチメディアDAISYとやさしい日本語を使った災害時の情報保障」
     宇田川真之
 (財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構人と防災未来センター研究部)

ディスカッション
●「障害者や外国人などのやさしく読むことが必要な人たちへ
                   の災害時の情報保障を考える」
 司会 岩崎隆彦(姫島こども園施設長)

障害者のためのiPad活用講座と体験会/兵庫県中央労働センター 2012/01/152012-01-15

http://npo-atds.org/atds_wp/wp-content/uploads/2011/12/seminar_koube_120115.pdf

 障害者のためのiPad活用講座と体験会
 知ってみよう・さわってみようiPad

iPadってどんなもの?どんなことが出来るの?どこで買えるの?いくらするの?
どうやってソフトを買えばいいの?使えるソフトを紹介してほしい!等々、iPad
を使うまでの悩みから、買ってからの悩みまで、1日で解決しましょう!
なによりもさわってみることが一番です。時間の許す限り自由にさわってみま
しょう!!

参加費は無料。もちろん、親子でのご参加も大歓迎です!

※特別に介助を必要とする場合は、ご相談ください。

日 時:平成24年1月15日(日)
午 後2時~4時
場 所:兵庫県中央労働センター202号室
参加費:無料(20名まで)

内容:前半はiPadの活用講座、その後
自由に操作の体験や質問をしていただける
時間を予定しています。

お申込み方法:Fax075-320-1302又は
メール( http://npo-atds.org/ の問い合わせフォームより)
[氏名]、[参加人数]、[開催地:神戸]、[連絡先:メール又は電話番号]
のご連絡を事前にお願します(*開催地を神戸と必ず明記ください)

独立行政法人福祉医療機構社会福祉振興助成

『障害者のためのiPad活用講座』資料ファイル
http://npo-atds.org/atds_wp/wp-content/uploads/2011/12/ATDS_iPad_seminar.pdf