アメリカ ADA法 (障害のあるアメリカ人法) -その成果と課題-2012-09-23

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/law/20120706scotch/scotch.html

アメリカ ADA法(障害のあるアメリカ人法)
-その成果と課題-
The Americans with Disability Act: Accomplishments and Challenges
リチャード・スコッチ 米国テキサス大学社会科学部 教授
院内学習会
「アメリカADA法の最新動向と課題~日本の障害者差別禁止法制に向けた対話~」
(2012年7月6日 主催:日本障害フォーラム)より

本日はお招きいただき、日本における障害者運動に関してとても重要な方々、ま
た障害当事者の方々にお会いできましたことをとても嬉しく、感謝申し上げます。
私は米国におきまして、障害者の権利に関する法律を30年以上研究しています。
この度このような機会をいただきまして、ADA(障害のあるアメリカ人法)とそ
の他の法律によってアメリカで何が達成されたのか、またADAがあっても何が達
成できなかったのかということにつきまして、私の見解を皆さまと共有できます
ことをとても嬉しく思います。
世界中の多くの社会で起こっているのと同じように、アメリカにおける障害者の
方々も日々の生活において社会的な参加に多くの困難を抱えております。障害の
あるアメリカ人の多くは雇用されるのが難しかったり、働いていても低賃金の仕
事であったり、福利厚生がほとんどなかったり、昇進の機会があまりないという
ような状況にあります。その結果障害のある人は、障害のない人たちに比べて収
入が低く、不適切な家や必要なサービスを受けることができずに生活しなければ
なりません。--略

資料 パワーポイント(日本語)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/law/20120706scotch/ppt/ppt_japanese.html
資料 パワーポイント(英語)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/law/20120706scotch/ppt/ppt_eng/ppt_english.html

第3回 東大先端研・聞こえのバリアフリーシンポジウム/東京大学先端科学技術研究センター南棟3号館 2012/09/232012-09-23

第3回 東大先端研・聞こえのバリアフリーシンポジウム
「聴覚障害児の日本語言語発達のために(I)」の開催について

厚労省の感覚器戦略研究の研究成果として発表された「聴覚障害児の日本語言語
発達のために-ALADJINのすすめ」のチームリーダーを務められた岡山大学医学
部の福島邦博先生の講演を中心に、聴覚障害教育の専門家や当事者によるシンポ
ジウム「ALADJINを聴覚障害教育の領域から読み解く」を開催します。

          記

◆日時:2012年9月23日(日)午後1時~5時
◆会場:東京大学先端科学技術研究センター南棟3号館
    ENEOSホール(1階) 東京都目黒区駒場4-6-1
小田急線 東北沢駅から徒歩7分
井の頭線 駒場東大前駅から徒歩10分
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html

◆主催:東京大学先端科学技術研究センター・福島智研究室
◆後援:日本教育オーディオロジー研究会
◆後援:関東教育オーディオロジー研究協議会
◆後援:トライアングル金山記念聴覚障害児教育財団

<プログラム>
主催者挨拶:福島 智(東京大学先端科学技術研究センター教授)
基調講演 「ALADJINからわかったこと」
福島 邦博 (岡山大学医学部)

 休憩

指定討論 「 ALADJINを聴覚障害教育の領域から読み解く」
司会:大沼直紀 (東京大学先端科学技術研究センター 客員教授)
(1) 手話の立場から(金沢大学 武居  渡)
(2) 聾教育の立場から (奈良ろう学校 中井 弘征)
(3) 聾児の言語発達研究の立場から (目白大学 斎藤 佐和)
(4) 障害学研究のろう者の立場から
(アジア経済研究所(IDE)開発研究センター 森 壮也)
質疑応答 「登壇者とフロアー参加者による情報交換」

休憩

総括
(1) 教育オーディオロジーから
  大沼 直紀 (東京大学先端科学技術研究センター 客員教授)
(2) 当事者研究から
  福島 智 (東京大学先端科学技術研究センター 教授)

※参加申し込み:当日(参加費無料)
 情報保障(手話通訳、文字通訳、磁気ループ)
 託児
※その他何か個別にご要望等がありましたら事前にご相談下さい。ただし、こち
 らでは対応できないこともございますので、その点は予めご了承下さい。

<問い合わせ先>
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター3号館 福島研究室
 TEL 03(5452)5060 FAX 03(5452)5062
 E-MAIL sekita@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp
 聞こえのバリアフリーシンポジウム事務局 担当 関田紫乃