S.E.N.Sの会 東京支部会研修会お知らせ/お茶の水女子大 2014/12/062014-12-06

http://www.sens.or.jp/office_list/office_tokyo20141206.pdf

S.E.N.Sの会東京支部会研修会のお知らせ
「少年非行と発達障害」
講師:小栗 正幸 先生 宇部フロンティア大学 臨床教授
法務技官として犯罪者や非行少年の資質鑑別に従事。
元・鳥取少年鑑別所長・宮川医療少年院長

演題:少年非行と発達障害
-学校の教師や地域の指導員等で対応可能な支援の実際-
論点:非行化のメカニズム・反抗挑戦性障害への対処法・反省指導の手順
性非行への覚書・保護者支援の要点
事例提供
「切れて暴れる小4男子。放っておくと 危険な ADHD&ASD 児の事例」

日時 12月6日(土)
10:00~12:00 事例検討とグループ討議 指導助言(20分)
12:00~13:00 昼食
13:00~16:00 オープン研修 小栗先生

会場 お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102

参加費
会員2000円、午後のみ参加の会員1000円
※更新ポイントが付与されます。全日参加で2ポイント 午後のみ参加で
 1ポイント

非会員2000円※非会員は午後のみの参加となります
申込みは以下のメールフォームからお願いいたします
http://form1.fc2.com/form/?id=915126

※会員の方は全日参加・午後参加を備考欄にご記入ください
メール確認後、受付番号のメールを差し上げます

公開シンポジウム 「教科書とバリアフリー インクルーシブな社会のための教育の課題」/東大・本郷 2014/12/062014-12-06

http://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/030/2014-12_textbook.html

公開シンポジウム
「教科書とバリアフリー インクルーシブな社会のための教育の課題」

企画概要

主催:東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
後援:東京大学 バリアフリー支援室
日時:2014年12月6日 土曜日 13時00分-17時45分
場所:東京大学情報学環・福武ホール
参加費用:無料
定員:120名(要事前申込)
情報保障:パソコン文字通訳
その他、何か個別にご要望等がありましたら、申込フォームの「その他ご連絡
欄」にお書き下さい。ただし、こちらでは対応できないこともございますので、
その点は予めご了承下さい。

開催趣旨

学校教育は、私たちが社会に出ていくに当たって有益な知識や態度を身に付ける
上で、誰もが必要としているものです。そして、その中で基礎的な役割を果たす
のが教科書です。しかし、もしその教科書の中に「バリア」が存在しているとし
たら、本来社会生活の基盤となるはずの教科書こそが、一部の人たちにとっては
大きなつまずきの元となってしまいます。
本シンポジウムでは、この課題について2つの観点から考えてみたいと思います。
第1の問題は、教科書に掲載されている内容に、誰もが等しくアクセスできるわ
けではないということです。視覚や読み書きに関わる認知の障害を持っている人
々にとって、また外国にルーツを持つニューカマーの人々にとって、一般に配布
される教科書には、内容を理解するに当たって大きな「バリア」が存在します。

第2の問題は、教科書に掲載されている内容そのものが、特定の人々に対する偏
ったイメージの生産につながっている可能性があるということです。教科書の中
で、障害者や女性、性的少数者といった社会的なマイノリティは、どのように描
かれている/あるいは描かれていないでしょうか?そうした描かれ方の中に含ま
れるメッセージもまた、人々の生き方を制約する「バリア」として機能すること
になります。

これらの2つの課題について、具体的なトピックをご紹介しつつ、それを乗り越
えていく道筋について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。多くの皆さん
のご参加をお待ちしています。

プログラム

開会の辞:南風原 朝和
(東京大学大学院教育学研究科長)
来賓挨拶: 梶山 正司
(文部科学省初等中等教育局教科書課 教科書企画官)
司会: 星加良司
(バリアフリー教育開発研究センター 講師)
第1部 教育機会の平等と教科書のアクセシビリティ
(13時15分から15時20分までをよてい)
「活字」というバリア:教科書のデジタル化への期待と課題
 講師:中野泰志(慶應義塾大学経済学部 教授)
「日本語」というバリア:ニューカマーの子どもたちと学習権の保障
 講師:小澤 亘(立命館大学産業社会学部 教授)
「色」というバリア:カラー・ユニバーサルデザインを実現する取り組み
 講師:伊藤 啓(東京大学分子細胞生物学研究所 准教授)
質疑応答
第2部 教科書の中のマイノリティと社会的包摂の課題
(15時40分から17時40分までをよてい)
教科書にみる障害の理解
 講師:水野 智美(筑波大学医学医療系 准教授)
教科書とジェンダー/セクシュアリティ
 講師:永田 麻詠(梅光学院大学子ども学部 講師)
コメント:シティズンシップ教育の観点から
 講師:小玉 重夫(東京大学大学院教育学研究科 教授)
質疑応答
閉会の辞
下山 晴彦 (バリアフリー教育開発研究センター長)

軽度発達障がい児のあしたを拓く 勝田麻津子先生講演会 2014/12/072014-12-07

軽度発達障がい児のあしたを拓く 勝田麻津子先生講演会
 NPO法人遊育・遊びを育てる会の講演会です。
日時:平成26年12月7日(日)  13:00~16:30
場所:きらめきプラザ2階 大会議室
(岡山県ボランティア・NPO活動支援センター)
岡山市北区南方2丁目13-1(TEL086-231-0532)

第一部
演 題 「気になる子どもの育ちへの理解と今親にできること」
講師:勝田 麻津子先生 環太平洋大学教授 こども発達学科長

第二部
ディスカッション
「子どもの伸びる芽をつまないために今できること」
勝田 麻津子先生
津田 誠一 NPO法人遊育・遊びを育てる会理事長
田口 貴春 岡山D&Lスクール代表

問い合わせ先:NPO法人 遊育・遊びを育てる会
岡山市北区津島南1-1-4
  TEL 086-256-0630

費用:無料
http://www2k.biglobe.ne.jp/~dlschool/

TRONプロジェクト30周年記念シンポ/東京ミッドタウン 2014/12/10-122014-12-12

http://www.tronshow.org/

  TRONプロジェクト30周年記念シンポジウム
   2014 TRON Symposium -TRONSHOW-

【会期】2014年12月10日(水)-12日(金) 10:00-17:00
【会場】東京ミッドタウン(六本木)ミッドタウンホール(Midtown East B1F)
    東京都港区赤坂9-7-1
【主催】T-Engineフォーラム
【共催】東京大学大学院情報学環 ユビキタス情報社会基盤研究センター
【技術協賛】IEEE Consumer Electronics Society

【併催】TRONイネーブルウェアシンポジウム「TEPS 27th」
    日時:2014年12月13日(土)13:30-16:30 (13:00受付開始)
    会場:東京ミッドタウンカンファレンス

【特別協賛】
イーソル株式会社/イマジネーションテクノロジーズ株式会社/
サトーホールディングス株式会社/スパンション・イノベイツ株式会社/
大和ハウス工業株式会社/東京ミッドタウン/日本電気株式会社/
パーソナルメディア株式会社/株式会社パスコ/株式会社 日立製作所/
富士通株式会社/フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社/
株式会社 的/矢崎総業株式会社/ユーシーテクノロジ株式会社/
株式会社横須賀テレコムリサーチパーク/株式会社リコー/
ルネサス エレクトロニクス株式会社

【2014 TRON Symposium -TRONSHOW- のご紹介】
TRONプロジェクトは、「どこでもコンピュータ」─IoT (Internet of Things)、
ユビキタス・コンピューティング環境の実現に向けた総合プロジェクトです。
IoTのノードとなる組込みプラットフォームであるT-Kernel 2.0や
μT-Kernel 2.0、uIDアーキテクチャ 2.0を中心としたユビキタスID技術、更に
オープンデータやビッグデータ解析を含め、IoTの世界で起こっている最新の成
果をご紹介します。

なお、TRONプロジェクトは、1984年に開始して今年で30周年を迎えます。2014
TRON Symposium -TRONSHOW-では、これまでのTRONプロジェクトの30年の歩みと
成し遂げてきた成果を振り返り、次の30年に向けた新しいコンセプトを示します。

今回は、IEEE Consumer Electronics Societyが技術協賛に加わり、組込みシス
テムやユビキタス・コンピューティング、IoTなどの最先端の研究発表を行う国
際学会も併設します。

発達障害のある児童生徒の読み書きの指導・日米シンポ/東京・広島 2014/12/13-142014-12-14

http://home.hiroshima-u.ac.jp/ujima/src/file/20141213_kokusai_sympo.pdf

発達障害のある児童生徒の読み書きの指導 日米シンポジウム
広島大学大学院教育学研究科 特別支援教育学講座

1 趣旨(概要)
知識基盤社会の到来や,グローバル化の進展など急速に社会が変化する中,次代
を担う子どもたちには,幅広い知識と柔軟な思考力に基づいて判断することや,
異なる文化や歴史に立脚する人々との共存を図ることなど,変化に対応する能力
や資質が一層求められています。一方,近年の国内外の学力調査の結果などから,
日本の子どもたちには思考力・判断力・表現力等に課題がみられます。こうした
課題は発達障害のある児童生徒にとってより顕著な課題であり,言語活動の充実
を図るには,言語力に課題のある児童生徒の学力の底上げを行いつつ,児童生徒
による教科間を連携させた多様な学びが求められます。そこで本シンポジウムで
は,言語活動の充実を図るため,特に読み書きに課題のある児童生徒の学びを保
障するために何ができるか,国内外における最新の知見や先進的な実践例を基に
考えます。

2 開催日時
●:東京会場:12 月 13 日(土)9:30 ~ 17:30(9時受付開始)
●:広島会場:12 月 14 日(日)9:30 ~ 17:30(9時受付開始)

3 会場
●:広島大学東京オフィス国際会議室 東京都港区芝浦 3-3-6キャンパス・イノ
  ベーションセンター(CIC) 1階
●:広島JA会館 講堂 広島市中区大手町4丁目7-3

「教育と医学」2015年1月号 特集-思春期の発達障害とどう向き合うか2014-12-31

http://www.keio-up.co.jp/np/kyouiku.do
http://www.keio-up.co.jp/kup/kyouiku/zuihitsu/z201501.html

「教育と医学」2015年1月号第1特集「思春期の発達障害とどう向き合うか」
巻頭随筆 第63巻1号 2015年1月
思春期と発達障害  遠矢浩一

発達障害の概念や支援の在り方についての考え方は、近年、その姿を変えつつあ
ります。たとえば、DSMの改訂がその一つです。DSM‐IV‐TRからDSM
‐5に新しく改訂された精神医学的診断基準においては、Mental Retardation
は Intellectual disabilities とその名称を変え、知的能力障害程度の判断に
おいて、必要な支援を決定するのはIQ値ではなく適応機能である、との考え方
からIQ基準値は廃止されました。また、自閉症の概念に関しても、広汎性発達
障害、アスペルガー障害等の個別の用語が廃止され、自閉スペクトラム症
(Autism Spectrum Disorder)という包括的な用語に統一されました。さらには、
社会コミュニケーションの著明な欠陥がありながらも、その症状が自閉スペクト
ラム症の基準に合致しない人は、社会的(語用論的)コミュニケーション症
Social(Pragmatic)Communication Disorder と診断されるべきであるとされま
した。個々の症状に細かく診断基準を設けるのではなく、その人の社会的適応状
況を重視して症状を診ていく視点が重視されているように思われます。(略)