東京新聞 「農福連携」広がる 農家は人手確保、障害者の自立に道2016-02-18

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201602/CK2016021602000124.html

 障害のある人が農業の現場で働く例が急増している。高齢化で働き手が不足す
るなか、農家は障害者を貴重な労働力として歓迎、障害者にとっては安定収入を
得られ経済的自立を目指すことができる。「農福連携」という新たな取り組みに、
国や自治体も支援に乗り出している。 (白山泉、写真も)
 見渡す限り雪原が広がる北海道・十勝平野。株式会社「九神(きゅうじん)フ
ァームめむろ」(芽室町)の調理場では、白衣に身を包んだ知的障害者らが、秋
に収穫したジャガイモの皮むきやパック詰め作業をしていた。
 二〇一三年に設立されたファームでは、約二十人の障害者が働く。三ヘクター
ルの農地でジャガイモなどを栽培しポテトサラダやコロッケの材料に加工。総菜
メーカーに販売する。管理者の古御堂(ふるみどう)由香さん(40)は「でき
る仕事を精いっぱいやってもらっている。一人欠けても作業は進まない」と語る。

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