社会保障審議会障害者部会(第76回)議事録(抜粋) 2015/11/132016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000107161.html

○日時 平成27年11月13日(金) 9:30~

○場所 TKPガーデンシティPREMIUM神保町プレミアムボールルーム
(東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア3F)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊豫雅臣委員、大濱眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨
実委員、北岡賢剛委員、久保厚子委員、竹下義樹委員、橘文也委員、藤堂栄子委
員、中板育美委員、野澤和弘委員、樋口輝彦委員、日野博愛委員、広田和子委員、
本條義和委員、斉藤幸枝参考人、岩上洋一参考人、森祐司参考人、江藤修参考人、
今村早人参考人

○藤堂委員 非常に簡単に。6ページの「通勤・通学等」に関して、「関係省庁
とも連携し」の所からのアンダーラインは有り難いと思います。これが、実効性
のあるように「連携」という言葉がたくさん、この提案の中に出てきますが、何
をもって連携と言うか、何をもって研修と言うかというところをはっきりさせて
いっていただきたいと思うことが1つと、利用者にとって不利のないようにとい
うことを、よく考えていただきたいと思います。いろいろな省庁が関連すると、
たらい回しになるのです。10分間この人で、次は違う制度なので違う人に頼まな
くてはいけないなどということがないように、一貫した支援になるようにお願い
したいと思います。以上です。

○駒村部会長 すみません、今日は時間が全然なくて、30分オーバーになってい
ますので、このまま行くと1時に入ってしまうかもしれませんので、藤堂さん、
端的にお願いします。

○藤堂委員 一言だけ、文部科学省の回し者ではありませんが、合理的な配慮の
指針が9日に出ております。今、官報で見られるようになっていまして、スクー
ルバスなんかは基礎的環境整備の中に入るものであると考えていて、合理的な配
慮というのは「個々に対して計画を立てて施すものである」と書いてありますの
で、それは答え方の問題だったのかなと思いますけれども。

○広田委員 藤堂さん!あなた、文部科学省に入ったほうがいいんじゃない。

○藤堂委員 ありがとうございます。

○広田委員 障害者枠で。

○駒村部会長 文部科学省が合理的な配慮に無関心ではなくて、スクールバスと
いうのはちょっと違うのではないかということですね、整理は。

○藤堂委員 合理的な配慮ではないというのは正しいでしょうということです。

○駒村部会長 分かりました。ちょっとすみません、時間もオーバーしています
ので、次の話に入っていきたいと思います。

○藤堂委員 簡単に。全てに関係するのですが、人材育成とか研修といったとき
に、さっき交換で研修していらっしゃるというお話をなさったのですが、OJTと
いうものが全てに入ってこないといけないと思うのです。2、3か所、OJTが入っ
ている所があるのですが、研修というものが実効性を持つためには、交換して、
いい所に行って、「ああ、こんなことができるのだな」というのが分かるのが1
つ。もう1つは、当事者の話をちゃんと聞く、実態を見ることがすごく大事だと
思います。特に平成30年に精神発達障害も入ってきますので、そのときに発達障
害というものはとても分かりにくいと思いますので、そこを入れていただくこと
が必要かなと思います。

○広田委員 今のところ、OJ何とかって日本語で言って。

○藤堂委員 OJTというのは、On the Job Trainingといいまして、仕事をしなが
ら訓練を受ける、つまり実地研修ということだと思います。

○広田委員 ありがとうございました。

○藤堂委員 発達障害も精神の中に入っていますね、というところからです。そ
うすると、このピアサポーターというのも、もともとの意味は地域移行のためと
いうことだと思うのですが、退院を促進してという考え方から始まっていると思
いますが、それ以外にも、やはり社会生活をしていく中で仲間がいるというのは、
とても安心なこと。それから、先輩の人が「そんなに心配することないぞ」とい
う話をしてくれたりとか、悩みを共有するというのは、すごく大事なので、是非
ピアサポーターを発達障害にも広げていただきたいということと、ここにも「研
修を含め」なんていうのがありますので、これもOJTというか、実際にうまくや
っている所に候補の人が入っていって、勉強するということをしていただきたい
と思います。以上です。

○駒村部会長 時間ばかり言ってしまい、大変申し訳ないですが、次の話、「意
思疎通」の話に入りたいと思います。「意思疎通支援」について、15分ぐらいを
めどになるかと思いますが、御発言ください。

○藤堂委員 2点です。読み書きが大変なので、私たちは教科書の音訳をしてい
ます。著作権法にがんじがらめになっていて、とても大変な作業をしております。
ただ、ICTを使っておりますので、3人でそれを全部やって、クラウドに載せて、
無償で提供している状態です。15ページの18行目に、「点訳や音訳等は多くのボ
ランティアの協力を得て実施されている」とありますが、今はICTで相当カバー
できる部分ができてきているので、効率化をしていただきたいと思います。本当
にそんなに人数がいるか、きちんと検証していただきたいと考えております。と
いうのが1つです。
 それから、16ページの14行目からですが、こちらは反対に、専門性がある内容
に関しては、そういう手話通訳、点字、音訳の方たちが必要になってくると思う
ので、それこそこちらのほうにメリハリのある施策が必要になってくると思いま
す。

○藤堂委員 すみません。記憶が悪いので忘れてしまいました。16ページの「機
器の活用促進等」の所ですが、最後に1行、「一般の図書館等との連携も視野に
入れるべきではないか」と入れてくださり、ありがとうございます。そこにもう
1つ、「学校図書館」というのを是非入れていただきたいのです。教育は全員が
受けられるべきものであるにもかかわらず、サンプルで1,000作ったものを学校
に送っているにもかかわらず、教育委員会などでは、そんなものは送られていな
いとうそぶくので、基礎的整備として全ての学校に整備されるものとしていただ
きたいと思います。

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※編集人注

配布資料 障害者総合支援法施行3年後の見直しに係る議論の整理○1(案)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000103940.pdf

「「点訳や音訳等は多くのボランティアの協力を得て実施されている」とあり
ますが、今はICTで相当カバーできる部分ができてきているので、効率化をし
ていただきたいと思います。本当にそんなに人数がいるか、きちんと検証して
いただきたいと考えております。」

→藤堂委員の上記発言は、点訳や音訳ボランティアに関する現状認識不足からく
る発言と思われる。確かにICTの活用は少しずつではあるが進んでいるけれども、
すべてをカバーできるものではないし、そもそもボランティアの絶対数は圧倒的
に不足している。

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