アジア太平洋×障害者×日本の社会貢献を理解する2日間 2019/02/2-32019-02-03

アジア太平洋×障害者×日本の社会貢献を理解する2日間

2019年2月2日(土) 10:00~2019年2月3日(日) 17:50

アジア太平洋7カ国地域から、障害者の自立生活の実現に取り組む当事者リーダ
ーを招き、さらなるステップへ進むため、日本が貢献できることは何かを考える
フォーラムです。

会場 品川フロントビル会議室B1階

住所 東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル B1階

事務局 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 研修課

(1)開催趣旨
 「誰もが自分たちの望む自立生活」を実現できる社会を目指し、日本で研修を
受けたアジア太平洋地域の障害当事者リーダーたちの活動が芽を出し、今や開花
の時を迎えています。
 彼らのさらなる活躍の先にある、明るい未来づくりのために私たちができるこ
とは何なのでしょうか。
 本フォーラムでは、アジア太平洋地域における障害者運動の軌跡をたどるとと
もに、「障害者問題」、「国際協力」、「日本の社会貢献」の新たな「接点」を
探ります。
次のような方にオススメです!ぜひご来場下さい!
・障害者支援、インクルーシブ教育やバリアフリーの推進に関心のある方
・CSRやSDGsのことを知りたい、取り組みたいと思っている方
・国際協力に興味のある方、またその分野で活動されている方
・社会起業や発展途上国へのビジネス投資を考えている方
・モンゴル、ミャンマー、パキスタン、カンボジア、台湾、タイ、フィジーが好
きな方、障害者と知り合いたい方

(2)プログラム内容 1日目:2019年2月2日(土)
○ 9:30- 開場
○10:00-10:25 開会あいさつ
○10:30-11:30 基調講演「バリアバリュー~障害を価値に変える」
 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉氏

○13:00-14:20 セッション1「社会包摂に向けたアジア太平洋地域の障害者運動
 の軌跡」
【モデレーター】日本貿易振興機構アジア経済研究所新領域研究センター/主任
 調整研究員/小林昌之氏
【ゲストスピーカー】
・ユニバーサルプログレス自立生活センター/代表/オンダラフバヤール・チョ
 ロンダワ氏(モンゴル・肢体障害)
・ミャンマー自立生活センターイニシアチブ/事務局長/ネイ・リン・ソウ氏
 (ミャンマー・肢体障害)
・フィジーろう協会/業務マネージャー/ナンギオ・エヴァ氏
 (フィジー・聴覚障害)
○14:40-16:00 セッション2「障害者団体の組織能力強化に向けた取り組みと
 その成果」
【モデレーター】(特非)CRファクトリー/理事/五井渕利明氏
【ゲストスピーカー】
・プノンペン自立生活センター/事務局長/サミス・メイ氏
 (カンボジア・肢体障害)
・台北市新活力自立生活協会/事務局長/リン・チュン・チェ/林君潔氏
 (台湾・肢体障害)
・(認定NPO法人)ムラのミライ/研修事業チーフ・認定メタファシリテーション
 トレーナー/原康子氏
○16:20-17:50 交流会(招聘講師/研修生からの近況報告、来場者との歓談)

2日目:2019年2月3日(日)
○9:30- 開場
○10:00-10:10 開会あいさつ
○10:10-11:30 セッション3「国境を越えた障害者のネットワークが生み出す価値」
【モデレーター】(一財)CSOネットワーク/事務局長・理事/黒田かをり氏
【ゲストスピーカー】
・マイルストーン障害者協会/代表/シャフィック・ウル・ラフマン氏
 (パキスタン・肢体障害)
・(特非)メインストリーム協会/代表/廉田俊二氏(肢体障害)
・名古屋学院大学国際文化学部教授/元ユネスコ パキスタン所長/長田こずえ氏

○13:00-14:20 セッション4「障害者自ら仕事を創る起業というオプション」
【モデレーター】
(特非)アントレプレナーシップ開発センター/理事長/原田紀久子氏
【ゲストスピーカー】
・4 オールエイブル/代表/ナムチョック・ペットセン氏(タイ・肢体障害)
・コーヒーハウスCODA/店主/尾中幸恵氏(聴覚障害)
・(株)ユニバーサルスタイル/(株)スタイル・エッジMEDICAL
 /代表取締役/初瀬勇輔氏(視覚障害)
○14:40-16:00 セッション5「社会課題解決に向けた投資資金提供の流れを
 いかに作るか」
【モデレーター】慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科/伊藤健氏
【ゲストスピーカー】
・公益信託アジアコミュニティトラスト/チーフプログラムオフィサー
 /鈴木真里氏
・ARUN合同会社/代表/功能聡子氏
・(株)りそな銀行/アセットマネジメント部責任投資グループ/
 グループリーダー/松原稔氏
○16:20-17:50 閉会あいさつ、交流会

(3)開催会場 品川フロントビル会議室B1階
        〒108-0075 東京都港区港南2-3-13

(4)使用言語 日本語、英語、日本手話、国際手話またはASL

(5)応募方法、定員 申し込みフォームよりご応募下さい。
 https://www.kokuchpro.com/event/collaboration_forum/

定員200名 ※定員を超えた場合は抽選とさせて頂きます。
参加が決定致しましたらメールにて連絡致します。

(6)主催機関
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1

(7)共催機関
公益財団法人 日本財団
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2

(8)問い合わせ先
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
企画研修部研修課 光岡、藤村
TEL: 03-5273-0633  FAX: 03-5273-1523 Email : inquiry@dinf.ne.jp

視覚障害者等用データ送信サービス利用 国立国会図書館 2019/02/082019-02-08

http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190208_01.html

2019年2月8日 視覚障害者等用データ送信サービスを、満18歳未満の視覚障害そ
の他の理由で印刷物の読書が困難な方も、利用できるようになりました。

平成31年2月8日から、満18歳未満の視覚障害その他の理由で通常の活字の印刷物
の読書が困難な方にも、視覚障害者等用データ送信サービスをご利用いただける
ようになりました。

視覚障害者等用データ送信サービスは、主に以下の方法で利用できます。

お近くの図書館等を通じて利用する。
ご自宅等で、インターネットを通じて利用する(個人として、視覚障害者等用デ
ータ送信サービスの利用に係る利用者登録をしていただく必要があります。)
このほか、サピエ図書館個人会員の方は、「サピエ図書館」からサピエ図書館の
IDで本サービスのデータを利用することができます。

情報アクセシビリティをめぐる諸問題に関する研究集会 2019/2/22-232019-02-23

日本学術振興会 平成30年度科学研究費補助金等による研究集会

「情報アクセシビリティをめぐる諸問題に関する研究集会」

開催日:平成31年2月22日(金),23日(土)
会 場:日本大学理工学部駿河台校舎タワースコラ3階S304教室
    〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
      https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
参加費:無料

(どなたでもご参加頂けますが、当日の資料準備の都合がありますので、事前
に下記の問合せ先にご一報頂けると助かります。)

─ 研究集会プログラム ─

【平成30年2月23日(金)】

【2月22日(金)】
12:15 受付開始
12:50~13:00 開会挨拶

13:00~13:30
○岩村 雅一(大阪府立大学),南谷 和範(大学入試センター),井上慶彦,
程征,内海 ゆづ子,黄瀬 浩一(大阪府立大学)
「全方位カメラと認識技術を用いた視覚障害者支援システム」

13:30~14:00
○村井 保之(日本薬科大学),巽 久行(筑波技術大学)
「モーションキャプチャによる触指動作の記録と分析」

14:00~14:30
○渡辺 哲也(新潟大学),大内 進(手と目でみる教材ライブラリー/
国立特別支援
教育総合研究所)
「盲学校・視覚特別支援学校における3Dプリンタ活用状況」

14:30~15:00
○南谷 和範(大学入試センター)
「3D CAD造形物に対する点字パターン印字手法の開発」

15:00~15:30 Coffee Break

15:30~16:00
〇巽 久行(筑波技術大学),村井 保之(日本薬科大学)
「弱視における効果的な認識のための色識別領域について」

16:00~16:30
○車谷 憲太郎(新潟大学 工学部),渡辺 哲也(新潟大学)
「高精細立体印刷機 Easy Tactixを用いた触地図自動作成システムの開発」

16:30~17:00
○釜江 常好(東京大学),小出 富夫(クリエイトシステム開発株式会社)
「機械学習の成果を活用した視覚障害者用ユニバーサル・アクセス携帯」

17:00~17:30
○村山 慎二郎(筑波大学附属視覚特別支援学校),原田 浩司(宇都宮大学)
「汎用視線追跡プログラムによる学習障がい者の読書状況の計測
─ 読書方法の指導による変化 ─」

18:00~ 懇親会

【2月23日(土)】
09:00 受付開始

09:30~10:00
○荒木 智行(広島工業大学),鈴木 貴(広島工業大学),高木 昇
(富山県立大学)
「視覚障がい児童生徒に投げたボールの運動を
仮想触覚体験させるひとつの試み」
10:30~11:00
○毛利 祐太(新潟大学 工学部),渡辺 哲也(新潟大学)
「立体コピー触地図作成支援Webアプリケーションの開発」

10:30~11:00 Coffee Break

11:00~11:30
○山口 雪子(岡山短期大学)
「環境教育におけるバリアフリー教材の開発(2)
~動物を題材とする教材の可能性~」

11:30~12:00
○相澤 彰子(国立情報学研究所),浅原 正幸(国立国語研究所),
宇田川 拓真(東京大学),寺田 佳津子(所沢マルチメディアデイジー),
鈴木 昌和(九州大学)
「蝉しぐれ」読み上げ音声のポーズ位置に関する分析

12:00~13:00 昼食

13:00~13:30
○大山 航(九州大学),鈴木 昌和(九州大学マス・フォア・
インダストリ研究所),内田 誠一(九州大学)
「深層学習を利用した数学文書からの数式文字,図表の抽出」

13:30~14:00
○岸上 郁子(株式会社アポロジャパン)
「見えないコードスクリーンコードによるアクセサビリティの可能性
─ 音声ペンとスマートフォンアプリ」

14:00~14:30
○藤芳 明生(茨城大学),大澤 彰子(NPO法人テストと学習環境の
ユニバーサルデザイン研究機構)
「ペンでタッチすると読める音声付教科書の普及に向けて」

14:30~15:00 Coffee Break

15:00~15:30
○山口 雄仁(日本大学短期大学部),鈴木 昌和(九州大学マス・フォア・
インダストリ研究所)
「アクセシブル理数系用文書エディタ"ChattyInfty3"の多言語対応について」

15:30~16:00
○鈴木 昌和(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
「PDFからの正確なテキスト・数式情報の抽出とアクセシブルな
文書形式への変換」

連絡・問合せ先:
日本大学短期大学部(船橋校舎)
〒274-8501 船橋市習志野台7-24-1
Tel/Fax: 047-469-5285
E-mail: eugene[@]mail.sciaccess.net (Please replace [@] by '@')

平成30年度 デイジー教科書事例報告会/戸山サンライズ 2019/02/242019-02-24

https://kokucheese.com/event/index/550044

◆「デイジー教科書事例報告会」のご案内

平成30年度 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業
「デイジー教科書事例報告会」

趣旨
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、平成20年度からボランティ
ア団体等と協力して小中学校の発達障害など読みの困難がある児童生徒にデイジ
ー教科書を製作・提供を行っています。

当初80名だった利用者は、平成29年度末は 8千名を越え、本年度は1万人を超え
る見込みで急速に普及しつつあります。

また、平成26年度からは、文部科学省の音声教材の効率的な製作方法等に関する
調査研究事業として、デイジー教科書製作の効率化に取り組み、製作基準を整備
するとともに教科書数を拡充し、平成30年12月現在では360冊を越え、検定教科
書の約8割を提供しています。

本報告会では、デイジー教科書提供事業についてその取り組みと現状についての
報告を行い、読みの困難 のある児童生徒へのデイジー教科書を活用した ICT 支
援の実践、導入について、特別支援教育の専門家の視点、デイジー利用者の視点、
入試への展望、などそれぞれの立場から有効な事例をご報告していただき、そこ
から得られた成果や課題を学び、今後のデイジー教科書のあり方と普及について
考えます。

主催:公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会

日時:平成31年2月24日(日) 13:30~17:00

会場:戸山サンライズ 大会議室 http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/

定員:140名

参加費:無料

情報保障:要約筆記あり。希望に応じて手話通訳・ヒアリングループ(磁気ルー
プ)を用意。

申込先・問合せ:
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
TEL:03-5273-0796 / FAX:03-5273-0615 /e-mail: daisy_c@dinf.ne.jp

お申し込みページ
https://kokucheese.com/event/index/550044/

プログラム(予定)

12:30-13:30 デイジー教科書、機器展示

13:30 開会挨拶

13:35-14:00 デイジー教科書の利用申請状況報告
       西澤 達夫(日本障害者リハビリテーション協会 参与)

14:00-14:45 デイジー教材の導入・活用について
       金森 裕治(大阪教育大学 特別支援教育講座 特任教授)

14:45-15:00 休憩

15:00-15:45 デイジーユーザー大学生からの提言
       小澤 彩果(立命館大学情報理工学部 学生)

15:45-16:30 センター試験及び「新テスト」における受験配慮でのIT活用
       南谷 和範(大学入試センター 試験基盤設計研究部門 准教授)

16:30-17:00 質疑応答

17:00 閉会