消えるアスペルガー症候群 米診断手引(DSM)19年ぶり改訂で2013-05-05

http://www.asahi.com/tech_science/update/0429/TKY201304290158.html

 【行方史郎=ワシントン、土肥修一】日本でも広く使われている米精神医学会
の診断の手引(DSM)が5月に改訂され、発達障害の一種「アスペルガー症候
群(AS)」の分類が消える見通しだ。「適切な支援が受けられなくなる人が出
る」などの不安が米国で出ており、日本の臨床現場への影響も出そうだ。

発達障害テーマに講演会 5月3日、大分 (BAPOO=バプー)2013-05-03

http://www.asahi.com/area/oita/articles/SEB201304260002.html

 【稲野慎】いじめや児童虐待の相談に応じている大分市のNPO法人「子ども
 いじめ・虐待相談センター・大分」(BAPOO=バプー)は5月3日午後3
時から、大分市府内町のコンパルホールで、「アスペルガー症候群」など発達障
害をテーマにした講演会を開く。入場無料。

発達障害の支援を考える議員連盟 参院議員会館 プレスリリース資料2012-08-16

http://www.oyajilink.net/library/

----------ここから

2012年8月8日に緊急開催された、発達障害の支援を考える議員連盟の会合
にて配布された資料一覧です。
なお、本会合はマスコミオープンの為、資料の再配布も許可が出ておりますので、
こちらでご覧頂けるようにしました。

【配布資料及び配布元団体名】

資料1 発達障害の支援を考える議員連盟式次第(pdf:55KB)
   http://www.oyajilink.net/library/source1.pdf
【配布元】 発達障害の支援を考える議員連盟
     http://jddnet.jp/index.files/corner1_7.htm

資料2 アスペルガー症候群の被告人に対する大阪地裁の判決について
   (pdf:650KB) http://www.oyajilink.net/library/source2.pdf
   リンク元 公式リンク元はこちら
   http://jddnet.jp/index.files/archives2012/pdf/20120809_osakasaiban.pdf
【配布元】 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク
     http://jddnet.jp/

資料3 アスペルガー症候群を有するとされる被告人に対する大阪地方裁判所の
   判決に関する緊急声明(pdf:333KB)
   http://www.oyajilink.net/library/source3.pdf
【配布元】 社団法人 日本自閉症協会
     http://www.autism.or.jp/

資料4 大阪地裁判決に関する緊急声明(pdf:147KB)
   http://www.oyajilink.net/library/source4.pdf
   リンク元 公式リンク元はこち
   http://bit.ly/Rpxa7W
【配布元】 日本児童青年精神医学会
     http://child-adolesc.jp/

資料5 参考意見(pdf:132KB)
   http://www.oyajilink.net/library/source5.pdf
【配布元】 高機能自閉症・アスペルガー部会当事者運営委員
     http://www.autism.jp/sibu_asp.html

資料6 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずる
   ための関係法律の整備に関する法律の概要(pdf:2064KB)
   http://www.oyajilink.net/library/source6.pdf
   リンク元 公式リンク元はこちら
   http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/dl/180-26.pdf
【配布元】 厚生労働省 社会・援護局障害保険福祉部
     http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/

資料7 矯正施設退所者に対する地域生活定着支援(pdf:953KB)
   http://www.oyajilink.net/library/source7.pdf
   リンク元 公式リンク元はこちら
   http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/kyouseishisetsu/index.html
【配布元】 厚生労働省 社会・援護局障害保険福祉部
     http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/

----------ここまで

とあるのですが、いわゆるプレスリリース資料なわけですから、許諾なく再配布
や転載は可能と思います。
むしろ社会的な影響を考えた場合、主催者側の責任で、きちんと広報すべき種類
の問題と思います。

8月20日までの限定公開としていますが、それ以降は主催者側の責任で誰でも
閲覧できるようにするべきでしょう。もしそれが履行されないのであれば、別の
サイトで公開することとします。著作権法上何ら問題は生じません。

また、どのようなやり取りがされたのか、一部は新聞報道などされていますが、
主催者側の責任で取りまとめて公開する必要もあるでしょう。

日本発達障害ネットワーク声明 大阪地裁の判決について 2012/08/082012-08-08

 一般公開されている「声明」は、発達障害の支援を考える議員連盟宛のものと
同一であるようだ。何故、このような使い分けなのか、理由は不明。

http://jddnet.jp/index.files/archives2012/pdf/20120809_osakasaiban.pdf

                              2012年8月8日
 アスペルガー症候群の被告人に対する大阪地裁の判決についての声明
         一般社団法人日本発達障害ネットワーク 理事長 市川宏伸

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http://www.oyajilink.net/library/source2.pdf

                              2012年8月8日
発達障害の支援を考える議員連盟
  顧 問 尾辻 秀久 様
  会 長 渡部 恒三 様
  幹事長 谷  博之 様
 事務局長 高木美智代 様

         一般社団法人日本発達障害ネットワーク 理事長 市川宏伸

アスペルガー症候群の被告人に対する大阪地裁の判決について

日本自閉症協会 大阪地方裁判所の判決に関する緊急声明 2012/08/082012-08-08

http://www.oyajilink.net/library/source3.pdf

         2012年8月8日 社団法人 日本自閉症協会 会長 山崎晃資

  アスペルガー症候群を有するとされる被告人に対する
  大阪地方裁判所の判決に関する緊急声明

平成24年7月30日、大阪地方裁判所において、小学校5年生から不登校となり、約
30年間、自宅に引きこもる生活を送ってきたアスペルガー症候群を有するとされ
る42歳の男性被告人が、生活用品を届けに来た実姉を刺殺した殺人事件で、検察
官の求刑16年を超える懲役20年の判決が言い渡された。

「判決要旨」によると、その量刑判断の理由は次の2点に要約される。

1) 被告人は、本件犯行をおかしながら、未だ十分な反省に至っていない。確か
に、被告人が十分に反省する態度を示すことができないことにはアスペルガー症
候群の影響があることは認められる。しかし、十分な反省がないままに被告人が
社会に復帰すれば、そのころ被告人と接点を持つ者の中で、被告人の意に沿わな
い者に対して、被告人が本件と同様の犯行に及ぶことが心配される。

2) 被告人の母や次姉が被告人との同居を明確に断り、社会内で被告人のアスペ
ルガー症候群という精神障害に対応できる受け皿が何ら用意されていないし、そ
の見込みもないという現状の下では、再犯のおそれが強く心配されるといわざる
を得ず、この点も量刑上重視せざるを得ない。被告人に対しては、許される限り
長期間刑務所に収容することで内省を深めさせる必要があり、そうすることが、
社会秩序の維持にも資する。

この判決には、アスペルガー症候群に対する無理解および偏見があり、少なくと
も5つの問題点がある。いずれも極めて重要な問題であり、アスペルガー症候群
を有する人々やその家族にとって看過しがたいものであるので、(社)日本自閉
症協会としては以下のとおり緊急声明を出す。いうまでもなく、以下の問題指摘
は「判決要旨」と新聞報道のみによるものである。

(1) 本判決は、被告人が十分に反省する態度を示すことができないことはアス
ペルガー症候群の影響があるとしながら、被告人は未だ十分な反省に至っていな
いと断じ、しかも被告人は将来的にも反省ができないかのように論じている。し
かし、アスペルガー症候群であるからといって、反省ができないというのは明確
な誤認である。確かに、アスペルガー症候群の場合、言葉の意味の取り違えや不
適切な言動(語義・語用障害)などに基づくコミュニケーションの障害があるた
め、反省のかけらもないと誤って受け取られることがある。したがって、本件の
場合、被告人がはたして本当に十分な反省に至っていないのかを正しく認定でき
ているのかは甚だ疑問である。また、アスペルガー症候群があるからといって反
省ができないという医学的根拠はない。自己の行動の意味を理解し、社会のルー
ルの意味を理解することができるような適切な支援が根気強くなされれば、十分
に反省することは可能である。

(2) 十分な反省のないまま被告人が社会に復帰すれば、そのころ被告人と接点
を持つ者の中で、被告人の意に沿わない者に対して、本件と同様の犯行に及ぶこ
とが心配されるとしている。しかし、アスペルガー症候群と犯罪との因果関係は
ないことは医学的に明確に証明されている。アスペルガー症候群があれば、まる
で、意に沿わなければすぐに犯行に至るかのような認定は、何ら根拠のない偏見
と差別に基づくものである。

(3) 「被告人の母や次姉が被告人との同居を明確に断り、社会内でアスペルガ
ー症候群という障害に対応できる受け皿が何ら用意されていないし、今後も用意
される見込みがない」とする点については誤解を生じる可能性がある。そもそも、
成人した本人と親・きようだいが一緒に住む義務はないし、「社会の受け皿」は
グループホームやケアホームなど、社会が提供すべきものであり、安易な家族責
任論に立脚している。一方、平成17年に発達障害者支援法が施行され、各都道府
県・政令指定都市に発達障害者支援センターが設置されはじめ、平成21年以降、
矯正施設などからの退所者への支援として「地域生活定着支援センター」が設置
されており、「受け皿」は徐々にではあるが整いつつある。しかし、アスペルガ
ー症候群のような高機能の発達障害のある人々への対応に特化したところは現在
のところ皆無に等しいし、専門性があるといわれる発達障害者支援センターにし
ても、そうしたケースに常時関わっていけるような人的・物的資源を持ち合わせ
ているところはなく、その意味では「受け皿がない」という指摘は、現時点にお
いて正鵠を射ているとも言える。上記の種々のセンターの充実と真の意味での専
門家の養成は急を要するものである。

(4) アスペルガー症候群の人々は社会で暮らしていく上でさまざまな「生活の
困難さ」や「暮らし難さ」を持っており、事件にはなっていないが、その瀬戸際
にある事例を少なからず経験している。そもそも、本被告人の場合、社会の支援
が十分に行われていなかったからこそ、不登校となってから約30年間も引きこも
り状態となり、25、26歳の頃、漠然と自殺を考え、34歳の頃にインターネットで
自殺の方法を調ペようとしたが、その間に被害的な思いが強まってきたものと考
えられる。その意味では、不登校を放置して教育を放棄した教育行政の責任が問
われるし、暴力を受けた母が施設入所した時点で、家庭内の問題を社会的に認知
することができたはずである。このような問題を、被告人にすべて転嫁して厳罰
に処する理由とすることは許されるべきではない。

(5) このようなアスペルガー症候群に対する誤った認識を基に、本判決は、許
される限り長期間刑務所に収容することで内省を深めさせる必要があり、そうす
ることが、社会秩序の維持に資するとして、検察官の求刑よりも重く、かつ、怯
定刑の上限を被告人に課して、厳罰に処している。これは、けスペルガー症候群
を有する人々を社会から隔離することで、社会秩序を維持すペきである」と言っ
ていることと同義であり、アスペルガー症候群の人々を社会から排斥しようとす
るものであり、到底受け入れることはできない。まさに障害を理由とする差別的
な判決と言わざるをえない。さらにいえば、アスペルガー症候群の人々は枠組み
が明確な刑務所に入所すると安定した状態になることはよく知られている。刑務
所内で、どのようなスタッフによって、どのようなプログラムが組まれるのかが
重要な問題である。

アスペルガー症候群に限らず、自閉症圏内の人々とその家族は、これまでもいわ
れのない偏見や差別に苦しめられてきた。本件事件の遠因にそういった社会の無
理解があったのではないかということは容易に推察できる。当協会は、本件判決
により、かかる偏見や差別がさらに助長されるのではないかと強く危倶してやま
ない。アスペルガー症候群を有する人々やその家族が障害を隠して暮らさなけれ
ばいけない事態はけっしてあってはならない。平成19年に国連で「世界自閉症啓
発デー」が制定された理由は、まさにこの点にあった。

アスペルガー症候群および自閉症圏の人々とその家族が地域で排斥されることな
く暮らせるよう、司怯関係者はもちろんのこと広<すペての国民が、アスペルガ
ー症候群をふ<む自閉症スペクトラム障害についての正しい理解を深めることが
可能となる仕組みが早急に構築されること、およびそれにより偏見や差別のない
社会となることを強く要望する。

以上

「姉刺殺大阪地裁判決」についての談話 大阪弁護士会会長 藪野恒明 2012/08/072012-08-07

http://www.osakaben.or.jp/web/03_speak/kanri/db/info/2012/2012_5021d6f2e13e7_0.pdf

「姉刺殺大阪地裁判決」についての会長談話

2012年(平成24年)7月30日、大阪地方裁判所(第2刑事部)は、発達
障害を有する男性が実姉を刺殺した殺人被告事件において、検察官の求刑(懲役
16年)を上回る懲役20年の判決を言い渡した。

同判決は、検察官の求刑を超える量刑をした理由として、被告人が十分に反省す
る態度を示すことができないことにはアスペルガー症候群の影響があり、通常人
と同様の倫理的非難を加えることはできないとしながら、十分な反省のないまま
被告人が社会に復帰すれば同様の犯行に及ぶことが心配され、社会内でアスペル
ガー症候群という障害に対応できる受け皿が何ら用意されていないし、その見込
みもないという現状の下では更に強く心配されるとした。そのうえで、被告人に
対しては、許される限り長期間刑務所に収容することで内省を深めさせる必要が
あり、そうすることが、社会秩序の維持にも資するとして、検察官の求刑を超え
る上記の量刑を行った。

同判決には、少なくとも看過することのできない2つの重大な問題点がある。

第1に、刑法の責任主義の原則に反する点である。

発達障害を有することは何ら本人の責めに帰すべきことではなく、これに対応で
きる支援体制を整備することは国及び地方自治体の責務である。にもかかわらず、
これらの事由をもって再犯のおそれを強調し、刑を加重することは、まさに刑法
の責任主義に反するものである。しかも、被告人に対しては、許される限り長期
間刑務所に収容することで内省を深めさせる必要があり、そうすることが、社会
秩序の維持にも資するというのは、まさに保安処分の理念に基づいて量刑判断が
なされたものと言わざるを得ない。

第2に、発達障害の障害特性及び発達障害者支援法の趣旨への無理解に基づき、
発達障害者に対する偏見、差別を助長するおそれがある点である。

同法は、発達障害を早期に発見し、発達障害者の自立及び社会参加に資するよう
その生活全般にわたる支援を図ることを目的とし、その実現のために、国及び地
方公共団体の責務として、支援センターの設置など必要な措置を講じるものとし
ている。大阪府及び大阪市においても発達障害者支援センターが設置されている。
また、矯正施設(刑務所等)から退所してくる障害者や高齢者の社会復帰を支援
するための地域生活定着支援センターも設置されるなど、必ずしも十分であると
はいえないものの支援体制は年々拡充されてきている。ところが、同判決は、社
会内でアスペルガー症候群という障害に対応できる受け皿が何ら用意されていな
いし、その見込みもないという誤った認識をし、国及び地方自治体の責務にもふ
れず、その必要性すら言及していない。また、発達障害の特性として、収容して
内省を深めることが困難であるにもかかわらず、収容することで内省を深めさせ
る必要があるとする。発達障害の障害特性及び発達障害者支援の現状にあまりに
も無理解である。のみならず、意に沿わない者に対して同様の犯行に及ぶおそれ
があるなどと再犯のおそれを強調するあまり、あたかも発達障害と犯罪が関連性
を有するかのような誤解と偏見を与えるおそれがある。そして、明らかに、障害
を有することを不利益に斟酌しているのであって、障害を理由とした差別的判決
であると言わねばならない。

当会は、同判決の有する重大な問題点を指摘することによって、各方面において
発達障害の正しい理解を深めることを求め、また、発達障害者が社会経済活動に
参加することに協力することは国、地方自治体のみならず国民の責務でもあるこ
とを確認し、さらに、発達障害者が「自分は大切にされている」と思える社会の
形成に寄与していくことを決意して本談話を発表するものである。

     2012年(平成24年)8月7日 大阪弁護士会 会長 藪野恒明

姉を殺害したと起訴されたの男の裁判員裁判アスペルガー症候群と認定2012-08-03

判決文要旨
http://www.jngmdp.org/wp-content/uploads/20120730.pdf

姉を殺害したとして起訴された42歳の男の裁判員裁判で大阪地裁は、被告を広
汎(こうはん)性発達障害の一つ、アスペルガー症候群と認定したうえで、殺人
罪の有期刑の上限となる懲役20年を言い渡した。

http://mainichi.jp/select/news/20120731k0000m040067000c3.html

 発達障害者を支援する団体の全国組織、日本発達障害ネットワークの市川宏伸
理事長(67)は「発達障害があるから犯罪を起こすわけではない。アスペルガ
ー症候群の人の多くは、社会生活を営めており、独特な考え方や行動様式を周囲
が理解し社会のルールを説明していれば、今回のような事件は起きなかった」と
指摘する。

 「発達障害者支援センターなど受け皿施設は整いつつあり、再犯を防ぐことは
可能だ。今回の判決のように、障害を理由に社会復帰させないのは、差別と偏見
でしかない」と訴えた。

平成23年度 大山町みんなの人権セミナー 発達障害の人の人権を考える/ 鳥取県西伯郡大山町大山支所 2011/09/172011-09-17

1.目 的 同和問題をはじめあらゆる人権問題の正しい理解と認識を深め自分
      とのかかわりを考える機会とするとともに、人権・同和問題学習の
      推進と実践活動にむけた資質の育成向上を図る。

2.主 催 大山町、大山町教育委員会、大山町人権・同和教育推進協議会

3.対 象 町民及び町内事業所勤務者又は関心のある方

      2011/9月17日(土)19:30~21:00
      役場・大山支所

●発達障害の人の人権を考える「先生がアスペルガーって本当ですか?」
 ~現役教師の僕が見つけた幸せの法則~
講 師 ゴトウサンパシ

5.その他 小学校入学までを対象に託児を設置します。希望される場合は、開
      催日の4日前までにお子さんのお名前・年齢を添えて、人権推進課
      に申込んでください。

申込み先 大山町人権推進課(人権交流センター内)
     TEL 0859-54-2286 / FAX 0859-54-2413
     この講座は、とっとり県民カレッジの連携講座です

大山町役場 〒689-3211 鳥取県西伯郡大山町御来屋328

2011年7月28日 参議院内閣委員会における山東昭子議員の質問についての回答2011-08-23

公開前提と言うことだそうですので、個人名など伏せて公開致します。

------------------ここから回答

●●●● 様

 私の参議院内閣委員会での質問をご静聴いただき感謝申し上げます。お盆をは
さみまして数日事務所を不在にしており、御返答が遅れましてお詫びいたします。
今回の質問はアスペルガー症候群を含む発達障害が医療ないし科学的見地から改
善できればという思いからさせていただきました。
もちろんアスペルガー症候群が犯罪に結びついたり、突然発症したりすることは
必ずしもあり得ないということは承知しているつもりでしたが、質問の中で誤解
を与える部分があったことは福祉政策に携わる者として反省を踏まえ、対処して
参りますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

------------------ここから質問

山東昭子議員事務所御中

はじめまして。●●県●●市在住の●●●●と申します。

日頃より、山東議員におかれましては障害者福祉政策推進にご努力頂いておりま
すこと、感謝申し上げます。

さて、さる7月28日の参議院内閣委員会での議員の以下の発言に関しまして、
何点かご質問させて頂きます。

1.議員はアスペルガー症候群などの「発達障害」と「精神障害」あるいは「精
  神疾患」とを混同されていませんでしょうか。確かに改正された障害者自立
  支援法や今回改正の障害者基本法での整理では、「精神障害」には「発達障
  害」を含むと言うことですが、これはあくまでも従来の「知的」、「身体」、
  「精神」の三障害の枠組み、そして現行の「手帳制度」枠内でのいわば便宜
  的措置であると捉えていますがいかかでしょうか。

2.議員は「普通の子供が突然十七歳ぐらいになって凶暴になって事件を起こす」
  とも発言されていますが、これはアスペルガー症候群の子どもをさしてその
  ように述べられたのでしょうか。もしそうであれば、アスペルガー症候群と
  診断された子どもを持つ親御さんや、関係者、とりわけご本人に対して不安
  を植え付ける発言とも取られかねません。どのようにお考えでしょうか。

3.議員は豊川市主婦殺害事件、長崎男児誘拐事件、佐世保クラスメート殺害事
  件などの具体的事例を挙げて、アスペルガー症候群と凶悪事件との関連性を
  指摘していますが、これら事件の背景や経緯についてはどの程度精査された
  のでしょうか。専門家の間でも異論があるように聞いていますし、国会とい
  う公の場での発言でもありますので、その裏付けについてご教示頂けますと
  幸いです。

以上、突然のぶしつけな問い合わせとなりましたが、よろしくご回答いただきま
すようお願い申し上げます。

なお、今回のメールでのやり取りは原則公開でお願い申し上げます。私の個人情
報につきましては、住所・メールアドレス以外は公開していただいてかまいませ
ん。よろしくお願い申し上げます。

-------以下転載

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0101/177/17707280058014c.html

第177回国会 内閣委員会 第14号平成二十三年七月二十八日(木曜日)

○山東昭子君 やはり専門家の育成、教育ということ、特にこれからも力を入れ
ていただきたいと思います。
 さて、障害の中でも精神的なものに注目をしたいと存じます。それはアスペル
ガー症候群でございます。一九四四年、オーストリアの小児科医、アスペルガー
博士が報告したこの病はアインシュタインやヒトラーなどいろいろな人が持って
いたと言われておりますけれども、この病を持った人が、全てではないのですけ
れども、普通の子供が突然十七歳ぐらいになって凶暴になって事件を起こすとい
うようなこともあります。そうした犯罪に結び付くということ、これが非常に心
配でございます。
 二〇〇〇年、愛知県の豊川市で主婦殺害、二〇〇三年、長崎での男児誘拐事件、
また二〇〇四年、同じ長崎、佐世保の小学校六年の女子がクラスメートを殺害し
た。いずれもアスペルガーだったとのことでございますけれども、こうした発達
障害や心神喪失に関しての法律はできても、日本ではこのアスペルガーや発達障
害に関しての調査や研究が遅れていると思いますけれども、これに関して厚労省
の現状をお知らせいただきたいと思います。
○政府参考人(木倉敬之君) お答え申し上げます。
 御指摘のように、アスペルガー症候群の方々始め、この発達障害と言われます
方々に対します法律、発達障害者支援法、これを議員立法で制定をいただきまし
て、十七年から施行されております。この法律の中では、発達障害のその特性に
着目をしました支援、これを推進していくということが位置付けられているわけ
でございますが、その支援のノウハウというものはまだまだ十分に確立されてい
るとは言えないというふうに認識をしております。
 このために、的確な早期の診断、それからそのアセスメントの手法、それから
先生御指摘のように、ライフステージ全体を通じた支援方法などについて調査研
究を進めてその成果を共有していくことが今後更に重要な課題だというふうに認
識しております。
 このため、厚生労働省におきましては、これまでの研究事業等で、発達障害の
的確な早期診断、評価に関する標準的な手法の確立、また激しく自分を傷つけら
れるような行為、あるいは物を壊すというような強度行動障害と言われますよう
な支援の難しい困難な事例に対する支援方法の確立、また学齢期あるいは青年期
におきまして、学校でありますとか職場への不適応を起こしやすい事例に対する
支援の確立などに重点を置きまして調査研究事業を進めております。これらの成
果といたしまして、これまでも、発達障害の特性があるかどうかを早期にきちん
と評価するための標準的な評価指標の開発、それから親御さん等にも分かりやす
く支援の手法を理解をしていただくためのリーフレット、あるいは学校や職場の
方々にも分かっていただくためのマニュアルなどを作成してきておるところでご
ざいます。
 これらのものを、国の設置をしております発達障害情報センターあるいは各都
道府県で設置を進めていただいております発達障害者支援センター、こういうと
ころでの研修等を通じて広く普及に努め、活用に努めてまいりたいと。また、今
の文部科学省の取組等と連携をして更に施策の充実を図ってまいりたいというふ
うに考えております。
○山東昭子君 これらに関しては、治療方法というものは何かあるんでございま
しょうか。
○政府参考人(木倉敬之君) 今までも、その障害、現れた障害に対する軽減と
いいますか、動揺しない、急にパニックに陥らないための支援方法というふうな
ことで、医学も含めた研究が進んできているというふうに思っております。しか
しながら、根本的にそれを治療をしてということについてはまだまだ研究途上に
あるんじゃないかというふうに考えております。

【新刊】 アスペルガーですが、妻で母で社長です。 [著]アズ直子 [評者]土屋敦2011-07-10

http://book.asahi.com/column/shinkan/TKY201107030084.html

[掲載]週刊朝日2011年7月8日号
著者:アズ直子 出版社:大和出版 価格:¥ 1,365

 片付けられない、空気が読めない、思ったことを全部言ってしまう、楽しいと
大騒ぎし、すぐに落ち込む、時間を守れない、道に迷う……。これらは「ADD
(注意欠陥障害)の傾向の強いアスペルガー症候群」と診断された著者の、日々
の生活における「症状」である。--略

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アスペルガーですが、妻で母で社長です。 出版社:大和出版 価格:¥1,365
http://ldnews2000.web.fc2.com/books/00066.html
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