第196回国会 参議院・厚生労働委員会-006号 2018年04月03日(未定稿)2018-04-03

https://youtu.be/NY_0n-dSO7o

○山本香苗君
読み書き困難、障害というのか、困難を抱えていらっしゃる方々のことについて
お伺いしたいと思いますが、厚生労働省は、こうした読み書き困難、障害とも言
えるような状況もありますけれども、実態をどの程度把握されておられますでし
ょうか。

○政府参考人(宮嵜雅則君) お答え申し上げます。
今お尋ねのございました読み書き障害につきましては、努力しても文字の習得が
困難な障害であり、行を飛ばして読んだり、似た文字を書き間違えたりするなど
の特性がございますが、この障害は発達障害者支援法で定義されております発達
障害の一つである学習障害に含まれ、早期に発見し、早期に支援をつなげること
が重要というふうにされております。

一方、この読み書きの障害は、他の障害に比べまして、なかなか周囲が気付きに
くいとか、発見が遅れるとか、顕在化しにくいというようなことも言われており
まして、国内にどのくらいあるのか、実態はどうなのかというお尋ねいただきま
したが、具体的な数字は把握できていないという状況ではございますが、御参考
までに一つの数字を申し上げますと、平成二十八年度には、都道府県、指定都市
が設置しております発達障害者支援センターにおきまして、学習障害の特性のあ
る方に対して約五百件の相談や支援を行っているという数字がございます。

○山本香苗君
要するに、実態というのは全くと言っていいほど把握されていないわけなんです。

ただ、文部科学省が二〇一二年に全国の小中学校に対して実施した調査では、学
習面に著しい困難を示す子供が全体の四・五%と、読むとか、また書くに著しい
困難を示すが二・四%程度在籍していることが推計されております。

一生懸命やったとしても、みんなと同じように字が読めないと。通常の教科書が
読めない、でも授業はどんどんどんどん進んでいくと。で、自分はみんなより劣
っているということを感じて不登校につながるケースもあると伺っております。

しかし、こうした子供たちも、紙の教科書は読めなくても、教科書をデジタル化
することによって読めるようになる場合がございます。現在、例えばパソコンだ
とかタブレット端末等を使うデジタル教材の中で最も多く利用されているのがマ
ルチメディアDAISY教科書でございますが、二〇〇八年当初はたった八十名
しか利用していなかったんです。ですが、平成二十九年この一月末現在で六千名
を超えました。

大阪市では、平成二十八年度から全ての小中学校四百二十校でマルチメディアD
AISY教科書を使用しております。ある小学校二年生のお子さんは、初めてこ
れで人の助けをなくして教科書が読めたと、物すごくうれしくなって校長室に、
先生、聞いて聞いてというふうな形で駆け込んでいったと、それを聞いた教育委
員会の先生たちがもう泣いたというような話も伺いました。

要するに、読み書きが困難な子供たちにとって、このマルチメディアDAISY
教科書は眼鏡みたいなもの、眼鏡と同じなんです。これがあれば人の助けがなく
ても読むことができるわけであります。しかし、現行制度においては紙の教科書
しか認められておりません。無償供与の対象でもありません。学校によっては、
教室に持ち込んで使いたいと言っても、先生がその存在自体を知らない、また、
おたくのお子さんだけ特別扱いするわけにはいかないからということで断られて
いるという話は多々あります。

マルチメディアDAISY教科書というのは、日本障害者リハビリテーション協
会がボランティア団体の方々等と協力して作成をして、必要とする子供たちに無
料で提供してくださっているわけなんですが、ボランティアの皆さん方ももう寝
る間を惜しんで一生懸命作ってくださっているんですけれども、小中学校の主要
な教科書をカバーするのでもう精いっぱい、で、高校のところまでもう手が回ら
ないんですね。でも、ニーズは物すごくあるわけなんです。

ボランティアの方々も、これは親御さんたちが多いわけで、高齢化してきている
んですね。かつ、後継者の確保ということも難しいと、今まで一生懸命頑張って
きたんだけどもう限界だと、そのような切実な声も全国のボランティア団体の方
々から寄せられております。

今国会、デジタル教科書を紙の教科書と同等とみなして使用可能とする学校教育
法改正案、これが提出されておりますが、この法案によって読み書き障害を持つ
子供たちの学びはどう変わるんでしょう。

○政府参考人(白間竜一郎君)
お答え申し上げます。
今御指摘のございました学校教育法等の一部を改正する法律案におきましては、
障害のある児童生徒等につきまして、必要がある場合には教育課程の全部におい
て紙の教科書に代えてデジタル教科書を使用できると、このように規定をしてお
るところでございます。

これによりまして、読み書きに障害のある児童生徒等につきまして、個々の障害
等の状況に応じて、デジタル教科書の例えば文字の大きさを変えたり、あるいは
色を変更したり、また音声を読み上げたりすることができると、こういった機能
を活用したりすることで学習上の困難が低減をさせることができると、このよう
に期待されると考えているところでございます。

○山本香苗君
この法律案で初めてデジタル教科書というものが定義付けられるんですね。どう
いうものを、じゃ、デジタル教科書というのかと、どういう機能でどういう規格
のものになるのか、ここが物すごく重要なんです。で、見た目が教科書と同じと
いうだけじゃ全く意味を成しません。読み書きに困難を抱えている子供たちに対
応できるように、デジタル教科書の規格や機能を決めるに当たっては、そういう
お子さんたちのニーズ、また、そういうニーズを把握すると同時に、そのDAI
SY教科書等を作っていらっしゃる団体の方々等から必ず声を聞いていただいて、
そして十分支障なく使用できるようにしていただきたいと思いますが、丹羽副大
臣、お約束いただけますでしょうか。

○副大臣(丹羽秀樹君)
お答えいたします。
先ほど白間審議官の方からもお話がございましたこのデジタル教科書につきまし
て、教科書用図書の内容を文部科学大臣の定めるところにより記録した電磁的記
録である教材でございます。そういった規定の中でこのデジタル教科書をタブレ
ット端末等で使用しますことで、文字の拡大や色の変更等により個々の障害等の
状況に応じた見やすい紙面にすることや、音声読み上げの使用が可能となってお
ります。

文部科学省といたしまして、より良いデジタル教科書が作成されるように、教科
書発行者と先ほど委員のお話がございましたDAISY教材等を作成するボラン
ティア団体との意見交換の場を設けることにより、引き続き教科書の発行者に対
して取組を促していきたいと考えております。

○山本香苗君
要するに、ちゃんと聞いてくださるということでいいんですね。

規格や機能というものが教科書会社ごとにばらばらだったら子供の学びに支障が
生じます。是非とも標準化を目指してガイドライン策定していただきたいと思い
ますが、どうですか。

○政府参考人(白間竜一郎君)
お答え申し上げます。
この今御指摘のございますデジタル教科書を今後作成するに当たって、発行者に
その発行、作成を促していくわけでございますけれども、それに当たりまして、
今ございましたようなDAISY教科書を作成しているボランティア団体なども
よく御意見も聞きながら、一定のそのガイドラインというものを指し示させてい
ただきたいと思っております。

○山本香苗君
デジタル教科書の使用、先ほど必要がある場合というような答弁がございました。
「児童の学習上の困難の程度を低減させる必要があると認められるとき」と。し
かし、読み書きに困難を抱えている子供は一見すると分かりません。また、そも
そも判断する学校や先生方がその存在自体を、先ほども知らないと申し上げまし
たけれども、知らないがゆえに必要なしと判断しかねないというような懸念もあ
ります。

デジタル教科書の必要性については、医学的な診断だとか手帳の有無などで決め
るのではなくて、子供が読み書きに困難抱えているかどうか実態把握した上で判
断するなど、判断の仕方を国がしっかり示して、あっちでできている、こっちで
きないみたいなことにはならないようにしていただきたいと思いますが、この点
もどうでしょうか。

○政府参考人(白間竜一郎君)
お答え申し上げます。
この法律案に規定しております先生御引用の「児童の学習上の困難の程度を低減
させる必要があると認められるとき」ということの判断でございますけれども、
これは医師の診断書等を必要とするというものではございません。これは、学校
や教育委員会において、個々の児童生徒の状況に応じて適切に判断をしていただ
くということを考えております。

このためには、障害のある児童生徒等に対しまして、まずデジタル教科書の効果、
これを教師がきちんと認識をするというのがまず大前提になります。また、その
デジタル教科書の使用によりまして、この学習上の困難の程度を低減させる必要
がある児童生徒が、その目の前の児童生徒がそういう生徒なのかどうかというこ
とを教師がしっかり把握するということも必要になってくるわけでございます。

今申しましたような点につきまして、デジタル教科書の効果的な活用の在り方あ
るいは導入に当たっての留意点などについて今後ガイドラインを策定していきた
いと思いますので、そういった中でよくその趣旨を周知徹底してまいりたいと考
えております。

○山本香苗君
そうしたデジタル教科書を教室で使いたいといった場合に、各学校におけるIC
Tの環境、パソコンだとかタブレット端末、ハード面での整備は不可欠でありま
す。

現在、特別支援学校の高校生にはタブレット端末の購入費補助というのがありま
すけど、小中学生ありません。経済的な家庭の事情で、デジタル教科書をせっか
く使える環境になったのに使えないというんでは意味がありません。是非、ここ、
その利用者負担のところ、軽減策についても御検討いただきたいと思いますが、
丹羽副大臣、いかがでしょうか。

○副大臣(丹羽秀樹君)
公立学校におけるタブレット端末等の整備につきましては、教科書のICT化に
向けた環境整備五か年計画に基づきまして、三クラスに一クラス分程度の学習用
コンピューターの整備等に必要な経費として単年度一千八百五億円の地方財政措
置を講じることとされております。

そのような中で、読み書きに障害のある児童生徒等につきましては、合理的配慮
の一つといたしまして、学校の判断によりまして学校所有のタブレット端末等を
優先的に使用できるということも考えられます。

文部科学省といたしましても、読み書きに障害のある児童生徒等が必要に応じて
このデジタル教科書を使用できるように、その効果的な活用の在り方や導入に当
たっての留意点等に関するガイドラインの策定に当たりまして、このような工夫
も含めて周知するとともに、委員がおっしゃったとおり、実際の使用状況も踏ま
えてどのような対応ができるか、引き続き検討していきたいと考えております。

○山本香苗君
引き続きって、今検討していないんですよ。ですから、検討していただきたいと
いうことなんです。

この法案が成立したとしても、教科書会社がこのデジタル教科書の導入、製作に
取り組まなかったら現状は全く変わらないんですね。

教科書会社がデジタル教科書導入にしっかり取り組むように、文部科学省として、
もう積極的に働きかけをしていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。

○副大臣(丹羽秀樹君)
障害のある児童生徒の学習上の困難の低減に資することがこのデジタル教科書の
前提だというふうに考えております。学校教育法等の一部を改正する法律案の趣
旨でもございますが、これにつきましては、教科書の発行者にも、対してしっか
りと説明を行ってまいります。

また、文部科学省といたしまして、このデジタル教科書が円滑に作成、供給され
るように、本法案につきまして、著作権法の一部を改正し著作権者の権利を制限
する規定等を設けるとともに、教科書発行会社とこのDAISY教材等を作成す
るボランティア団体との意見交換の場を設けるなど、障害のある児童生徒の学習
上の困難の低減に資するようなデジタル教科書を教科書発行会社が、発行者が作
成するように促していきたいと考えておりますし、今後、デジタル教科書の実際
の作成状況も見ながら、どのような対応ができるか検討していきたいと考えてお
ります。

○山本香苗君
教科書会社の私、責務ってあると思うんですよ。障害者差別解消法に基づいて、
事業者である教科書会社に対して、紙の教科書読めないからアクセシブルなもの
が欲しいんですという形で社会的障壁の除去の表明がなされた場合に、努力義務
ではありますけれども、教科書会社も対応を求められるわけです。ですよね。で
も、教科書というのは子供の学びの基盤じゃないですか。普通のいわゆる一般事
業者と同じように、努力義務だから、難しいからできないよみたいな話を軽々に
私、許しちゃいけないと思うんです。

教科書会社の責務についてもしっかりと周知をしていただいて、促すじゃ弱いん
です、しっかり働きかけをしていただきたいと思いますが、もう一回お願いしま
す。

○政府参考人(白間竜一郎君)
お答え申し上げます。
今委員御指摘の教科書の発行につきまして、先ほど権利制限の規定あるいは意見
交換の場というふうなことを申し上げましたが、そういった場を通じまして、し
っかりとデジタル教科書が安定的、継続的に使用されるよう、またそのために発
行されるように、その対応については前向きに検討して対応してまいりたいと考
えております。

○山本香苗君
何で副大臣よりも審議官の方が前向きな答弁されるんですか。しっかりよろしく
お願いしたいと思いますが。

今回の法案で定義されるデジタル教科書というのは、今後定められる、先ほど御
答弁いただいたように、機能や規格によって必ずしも全ての障害のあるお子さん
に対応できるものにはならないことが想定されます。要するに、一部のデジタル
教材というのは、デジタル教科書にならずにそのまま残るわけなんです。

しかし、先ほども申し上げたとおり、教科書というのは全ての子供の学びの基盤
であります。デジタル教科書にならないデジタル教材についても、国が責任を持
って安定的かつ継続的に提供する体制を私は速やかに整えるべきだと思うんです。
いつまでもボランティア頼みというのはやっぱりおかしいと。

現在は、製作費に対する補助がこれ調査研究の中で出されているわけなんです。
本来は、拡大教科書のように国の責任で委託をしていただいてボランティア団体
の方々に作っていただくとしても、ちゃんと対価払うと、こういう仕組みにすべ
きだと思うんですが、丹羽副大臣、どうでしょうか。前向きな御答弁をよろしく
お願いしたいと思います。

○副大臣(丹羽秀樹君)
委員の御指摘のDAISY教材というのはいろいろと種類があると私も認識いた
しております。例えば、白い紙に普通の教科書は黒い字で文字が書いてあるんで
すが、青い画面に白抜きの字で書いてある。それによって障害の子供たちが教科
書を、文字を読めたりすることができたり、様々なこの障害がある子供たちに対
してその個別に全て行き渡るような教材があるというのは、これはベストなこと
だと考えておりますが、現在、このボランティア団体等の御協力もいただきなが
ら、調査研究の成果としてこのDAISY教材等の無償提供を、文部科学省とい
たしましても、読み書きに障害のある児童に対して行っているところでございま
すが、今回の、先ほども言いました、学教法等の一部を改正する法律案によって
より制度化されることによって、このデジタル教科書の使用によって障害のある
児童生徒等の学習上の困難の低減に資することが期待されるものと、少なくとも
現時点ではデジタル教科書のみによって様々な障害のある児童生徒の全ての需要
を満たすことは難しく、というふうに認識いたしております。

引き続き、DAISY教材が果たす役割というのは、まさに全ての子供たちに対
して学びの基盤というふうに我々も意識を持ちながら、前向きに今後ともこのデ
ジタル教材やDAISY教材等を安定的、継続的に供給できるように検討してい
きたいと考えております。前向きに検討していきたいと思います。

○山本香苗君
お約束いただいたということで、また詰めますから、よろしくお願いしたいと思
います。

でも、今一点だけちょっと気を付けていただきたいなと思ったんです。国が、文
科省が無償提供していますということをおっしゃいましたけど、違いますから。
ボランティアの方々の犠牲の上に無償提供していただいているわけであって、国
が全部出しているわけじゃありません。ここはしっかりと、御協力があって無償
提供ができているわけでありますので、その点はよく御認識をいただきたいと思
います。

読み書き困難に力点を置いて伺ってまいりましたけれども、誰もが学びやすい環
境を広げる可能性があるこのデジタル教科書というものに、皆さん、大きく期待
をされておりますので、是非しっかりと取り組んでいただきたいと思いますし、
また、文部科学省においては、今、ソサエティー五・〇社会の実現という中で教
育の在り方を検討されていらっしゃると思いますが、私、プログラミング教育と
かそれを否定するわけではありませんけど、こういう中であるからこそ、読み書
きに困難を抱えている子供たち始め障害のある子供たちの学びの環境、そこの充
実に是非この新しい技術を使って、力を注いでいただきたいと思うわけなんです。
そうしなければ、どんどんどんどんまたできる子できない子の格差が広がるだけ
です。

しっかりとそうした新しい様々な技術を使って、今までできなかったことが一つ
でも多くできるような環境整備に、文部科学省として、丹羽副大臣、よろしくお
願いしたいと思います。

学校の対応について伺ってきたんですが、実は学校より、学校よりもというか、
社会に出てからの方がもっと大変なんです。文字が読めない、書けないイコール
仕事ができないと。ちょっと普通じゃないんじゃないかというふうに見られてし
まうと。そのためにいろんな場面で読み書きに困難抱えている方々というのがお
られます。

例えば様々な手続の際に書類を書いてくださいという形がよくあると思いますが、
窓口のところでここの枠の中に名前書いてくださいというふうに言われて、でも、
そういう方々はどこに枠があるかが分からないと。そこに、こう例えば書こうと
思って書いている間に誤字になって、何度も何度も書き直すと。

子供だったらまだ何かと思うんですけど、大人でそういう状況の中で、なかなか
周りの方々の理解が得られなくて苦労しておられる、窓口に行くことすらそうい
うことが怖くて行けなくなるというような話も伺いました。ちょっとした記入欄
のところにポストイット付けてもらうとか、丸付けてもらうとか、ちょっとここ
ですよって指し示していただくだけでそこの障壁は越えられるはずなんですけど
、こうした実態というのが見えていません。全国的にも網羅的な調査もありませ
ん。

是非、加藤大臣、なかなか部長に言ったら難しいんですと言われたんですけれど
も、実態を見える化していただきたいなとお願いしたいんですが、最後によろし
くお願いいたします。

○国務大臣(加藤勝信君)
今、実態の見える化というのがありましたけど、正直言って、先ほど事務方から
も答弁させていただいておりますけれども、読み書き障害を持っている方がどれ
だけいるかということも正直言ってまだ把握できていないと、こういう状況であ
りますし、やはり実態が把握され、どういう障害があり、どういうお困り点があ
るか、これがあって初めて様々な支援にもつながっていくというふうに考えてお
ります。

厚労省の研究班では、これまで幼児や高校生に対象として読み書き障害のある人
の発見に関する研究をし、そして、今、保育士や教員が現場で活用できるチェッ
クシート、手引を作成いたしました。平成三十年度の研究では、こうしたチェッ
クシートの有効性をまず保育所や幼稚園など小さい子供さんにおいて現場で検証
し、それがどれだけ早期発見につながっていけるか、早期支援につながっていく
のか、また、そのためにどういうマニュアルを作ればいいのかと、こういったこ
との取組を進めることにしております。

今後は、今回作りましたチェックシートをそういう形で検証しながら、更に全体
の、大人も含めた読み書き障害の実態の把握をしていきたい。そして、その中に
おいて、どれだけいるかという、そうしたことに加えて、どういう困難を持って
いるのか、またどんな支援が必要なのか、そういったこともしっかりと把握をし、
必要な支援につなげていきたいと考えております。

○山本香苗君
ありがとうございました。終わります。

障害者へのICT活用研修会のご案内/東京・大阪・福岡 2017/9-2018/12018-01-14

◆障害者へのICT活用研修会のご案内

平成29年度パソコンボランティア指導者養成事業
「障害者へのICT活用研修会」の募集を開始いたしましたのでご案内をさせて頂
きます。

通常研修

第1回(東京)2017年9月2日(土)~9月3日(日)
第2回(大阪)2017年11月18日(土)~11月19日(日)
第3回(福岡)2017年12月9日(土)~12月10日(日)
第4回(東京)2018年1月13日(土)~1月14日(日)

特別研修

マルチメディアDAISY製作研修(東京)

2018年1月27日(土)~1月28日(日)

受講をご希望の方は、以下のページより、実施要綱、研修科目の概要、実施予定
をご確認の上、研修申し込みフォームよりお申し込み下さい。
http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/

研修内容につきましては、以下のページ「研修科目の概要」をご覧ください。
http://www.jsrpd.jp/ic/pcv/course.html

皆様のご参加をお待ちするとともに、周知・広報のご協力をお願い申し上げます。

お問い合わせ先
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 情報センター
パソボラ事務局
E-mail:pcv@mx1.jsrpd.jp
TEL:03-5273-0796 FAX:03-5273-0615

DAISYとEPUBそしてW3C 日本DAISYコンソーシアム河村宏氏 2017/02/172017-12-14

講演録・動画(字幕付き)

DAISYとEPUBそしてW3C 日本DAISYコンソーシアム・河村宏氏
-インクルーシブな生涯学習社会を支える電子出版規格のアクセシビリティは、
誰がどのように開発し、さらなる開発と普及を進めていくのか?-
【字幕付き】
https://youtu.be/Ix7IdZ7Y4xQ

----------【以下参考】

ICT CONNECT 21 (みらいのまなび共創会議)( https://ictconnect21.jp/
赤堀侃司会長)は、2017年のイベント第一弾として、日本DAISYコンソーシアム
の河村宏会長をお迎えし、ご講演を戴きたいと存じます。
※参加無料です。また、ICT CONNECT 21 会員の方以外でもご参加いただけます。

詳細、および参加申込は下記Webサイトより【終了】
https://ictconnect21.jp/recruit-and-events/event2017_01/

~日本DAISYコンソーシアム 河村宏会長 プロフィール~
東京大学理学部卒業
1970年から1997年まで東京大学総合図書館に勤務
元(財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター長
元国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部長
特定非営利活動法人支援技術開発機構副理事長
日本図書館協会障害者サービス委員
全国視覚障害者情報提供施設協会理事
障害者放送協議会著作権委員会委員長
国際リハビリテーション協会技術アクセス委員会(RI/ICTA)委員長


「情報へのアクセシビリティの確保」という表現を見ると、視覚障害者ほか、何
らかの不自由を抱えている方を対象とした方向性をイメージしがちです。

確かに、情報へのアクセスが不自由な方に対し、課題を解決する活動のことでは
あるのですが、だからといって「自分には関係ない」とは言えません。いつ、あ
なたと家族や友人が、障害を抱える身になるかわかりません。 いや、それだけ
ではなく、誰しもが齢を重ねると、視聴覚の能力が衰え、今と全く同じようには
情報に接することができなくなります。

情報へのアクセシビリティの確保は、社会の成員全員にとって、とても大切なこ
となのです。

ICTを用いて、「いつでも・どこでも・誰でも」教育の機会が与えられるような
社会の在り方は、ICT CONNECT 21 が目指そうとする姿です。

そこで、今回は、アライアンス団体の日本DAISYコンソーシアム河村宏会長をお
招きし、環境を改善して情報へのアクセシビリティを確保するという考え方をご
説明いただくとともに、DAISYの原義である「Digital Accessible Information
SYstem」(アクセシブルな情報システム)とその最新版であるEPUB3.1という国
際標準規格の役割についてのお話をしていただきます。

第11回 マルチメディアデイジー図書講演会/大阪市 2017/12/032017-12-03

主催者からのご案内です。

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テーマ 「ぼくも読めたよ、デイジー教科書Vol.2
─新たな取り組みと活用事例─ 」

日 時 2017年12月3日(日) 午後1時30分~4時30分
午前10時半~12時 デイジー図書(教科書)の再生方法についての
個別相談会
午後1時~午後4時30分 講演会
講 師 平岡昌樹 氏 大阪市教育委員会インクルーシブ教育推進担当 総括指導
主事
事例紹介 田原 益美 氏 大阪市立城北小学校 教諭
榮 隆弘 氏 藤原 愛 氏 大阪市立滝川小学校 教諭

会 場 日本ライトハウス情報文化センター 4階 第1会議室
    http://www.iccb.jp/access/
    〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-13-2
    大阪市営地下鉄四つ橋線肥後橋駅2番出口からすぐ

定 員(申し込み先着順) 個別相談(午前):15名 / 講演会(午後):70名

申し込み 申し込みフォーム:http://hec.xsrv.jp/2017daisyseminar/
に、必須事項をご記入のうえ、11月30日(木)までにお申し込みください。

共 催 特定非営利活動法人NaD (社福)日本ライトハウス情報文化センター

後 援 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会

参加費 500円

お問い合わせ先:特定非営利活動法人 NaD(ナディ)
        https://www.npo-nad.org/
        E-mail: naradaisy@gsk.org

【講演録画】 電子出版アクセシビリティの現状と課題 10月24日(火) 15:00-17:302017-11-03

●司会進行 村田 真氏(JEPA CTO、APL a11y WGリーダー)

●第1部:「情報アクセシビリティの現状とマイクロソフトの取り組み」

●講師:大島 友子氏(日本マイクロソフト)
 【⇒プレゼン資料】 https://www.slideshare.net/JEPAslide/ss-81100411
 【⇒プレゼン動画】 https://www.youtube.com/watch?v=ii_TpfF6CFs

    柳 明生氏(イースト)
 【⇒プレゼン資料】 https://www.slideshare.net/JEPAslide/word-talker-81124077
 【⇒プレゼン動画】 https://www.youtube.com/watch?v=_etPWAdGW3k

●概要:国連障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行、デジタル教科書
の導入など、”読むこと”に困難のある人を取り巻く環境は大きく変わってきて
います。このセッションではその現状のご説明と、音声読み上げソフト
WordTalker、UDデジタル教科書体、EdgeやOfficeの読上げ機能など最新の取り組
みをご紹介します。

●第2部:「デジタル化による視覚障害者の読書環境の向上と課題」

●講師:中根 雅文氏(慶應義塾大学)
 【⇒プレゼン資料】 https://goo.gl/1TZN1r
 【⇒プレゼン動画】 https://www.youtube.com/watch?v=w4jxXNXsZSE

1990年代半ば頃より、研究者、開発者、全盲の視覚障害があるユーザーの立場か
らアクセシビリティに関する様々な活動に取り組む。
1997年から2001年にかけてWorld Wide Web Consortium (W3C) のWeb
Accessibility Initiative (WAI) に参加し、Web Content Accessibility
Guidelines (WCAG) 1.0 の策定に関わる。
Webアクセシビリティーの指針を定めるJIS X 8341-3の2010年および2016年改定
時には原案作成委員会に参加。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会WG2委員
アクセシビリティーの情報サイト「AccSell」主催
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任助教

●概要:このセッションでは、視覚障害者の読書環境の変遷を概観し、その現状
を紹介します。まずアナログ時代の読書環境に触れながら、視覚障害者の書籍利
用の特徴を説明します。続いて視覚障害者の読書環境のデジタル化と一般の電子
書籍利用についてデモを交えて現状を紹介し、全盲の視覚障害者の立場で感じて
いる問題について明らかにします。

電子出版アクセシビリティの現状と課題 2017/10/242017-10-24

http://kokucheese.com/event/index/488132/

EPUBは、アクセシブルな情報システム(Digital Accessible Information
System)を標榜するDAISYコンソーシアムがリードしてきました。昨年、障害者
差別解消法が施行され、電子的な出版物のアクセシビリティがますます重要にな
ってきています。アクセシビリティの問題は、文字コード、外字問題にも大きく
関わってきます。EPUBを策定したIDPFがW3Cと統合するなど、世界的にも大きな
動きがあります。今回のセミナーは、その現状を理解し、課題を認識するために
企画しました。(村田)

●司会進行 村田 真氏(JEPA CTO、APL a11y WGリーダー)

●第1部:「情報アクセシビリティの現状とマイクロソフトの取り組み」
●講師:大島 友子氏(日本マイクロソフト)、柳 明生氏(イースト)
●概要:国連障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行、デジタル教科書
の導入など、”読むこと”に困難のある人を取り巻く環境は大きく変わってきて
います。このセッションではその現状のご説明と、音声読み上げソフト
WordTalker、UDデジタル教科書体、EdgeやOfficeの読上げ機能など最新の取り組
みをご紹介します。

●第2部:「デジタル化による視覚障害者の読書環境の向上と課題」
●講師:中根 雅文氏(慶應義塾大学)
1990年代半ば頃より、研究者、開発者、全盲の視覚障害があるユーザーの立場か
らアクセシビリティに関する様々な活動に取り組む。
1997年から2001年にかけてWorld Wide Web Consortium (W3C) のWeb
Accessibility Initiative (WAI) に参加し、Web Content Accessibility
Guidelines (WCAG) 1.0 の策定に関わる。
Webアクセシビリティーの指針を定めるJIS X 8341-3の2010年および2016年改定
時には原案作成委員会に参加。
ウェブアクセシビリティ基盤委員会WG2委員
アクセシビリティーの情報サイト「AccSell」主催
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任助教
●概要:
このセッションでは、視覚障害者の読書環境の変遷を概観し、その現状を紹介し
ます。
まずアナログ時代の読書環境に触れながら、視覚障害者の書籍利用の特徴を説明
します。
続いて視覚障害者の読書環境のデジタル化と一般の電子書籍利用についてデモを
交えて現状を紹介し、全盲の視覚障害者の立場で感じている問題について明らか
にします。

日時:10月24日(火) 15:00-17:30(14:30受付開始)
料金:JEPAとCITPC会員社:無料、非会員社:3000円
会場:麹町/紀尾井町:株式会社パピレス 4階セミナールーム
主催:日本電子出版協会(JEPA)+文字情報技術促進協議会(CITPC)
協力:Advanced Publishing Laboratory(APL)
※JEPA会員社は下記URLに記載されている企業・団体のみです。
http://www.jepa.or.jp/member_company/
会員社の法人構成も複雑になり、事務局で把握することが困難となりました。関
係会社それぞれが個別に会員になられている場合もありますので、JEPA会員社リ
ストに社名掲載の企業・団体以外は原則的に「非会員」とさせていただきます。
会員登録企業のグループ会社でセミナー参加希望の方は、申込時会員登録企業名
で申し込んでください。

※非会員は当日3000円を会場受付でお支払いください。宛先無記名の領収書を発
行します。
※お申込み頂いたメールアドレスはJEPA主催のセミナー紹介にのみ利用させてい
ただきます。

DAISY/EPUBで実現するアクセシブルなデジタル教科書 2017/01/222017-01-22

http://kokucheese.com/event/index/438592/

講演会 DAISY/EPUBで実現するアクセシブルなデジタル教科書(第3回)

日時 2017年1月22日(日)13時30分~16時45分

会場 ウェスタ川越1F会議室2・3(埼玉県川越市新宿町1-17-17)
   東武東上線またはJR川越線川越駅西口から徒歩5分

地図 http://www.westa-kawagoe.jp/access/

主催 日本デジタル教科書学会 http://js-dt.jp/

開催の趣旨
デジタル教科書が備えるべき必須条件の一つである、アクセシビリティ確保に関
する内外の最新情報について講演いただきます。また2016年12月公表予定の「デ
ジタル教科書の位置づけ検討会議」の最終まとめなど踏まえ、参加者皆様の意見
交換により今後のデジタル教科書の在り方について認識を深めることを目的とし
ます。
今回は電子書籍の国際規格EPUBの策定主体であるIDPFのメンバーでもある
「DAISYコンソーシアム」の河村宏氏。マルチメディアDAISY教科書の普及活動に
携わってきた日本障害者リハビリ協会の野村美佐子氏。DAISY/EPUBフォーマット
のデジタル教科書・教材の自動製作システムを開発している「シナノケンシ」の
西澤達夫氏。同フォーマットのデジタル教科書・教材のモバイル端末用再生アプ
リを開発している「サイパック」の工藤智行氏の4名にご登壇いただき、内外の
関連する最新情報の提供をしていただく予定です。
なお、この講演会は「日本デジタル教科書学会」からの「研究会開催助成」を受
けて開催されます。

参加費 500円 (資料代として) ただし日本デジタル教科書学会員は無料。

定員 50名

申し込み 下記のウェブページの「申し込み」ボタンからお願いします。
     http://kokucheese.com/event/index/438592/

タイムテーブル(演題はいずれも仮題)

13:30 開会
13:30-13:40
 趣旨説明 井上芳郎(日本デジタル教科書学会)
13:40-14:20
 DAISY/EPUB等アクセシブルなデジタル教科書
 の標準フォーマットに関する内外の最新情報
 河村宏氏(日本DAISYコンソーシアム)
14:20-14:50
 マルチメディアDAISY教科書の普及状況と活用事例について
 野村美佐子氏(日本障害者リハビリテーション協会)
休憩(10分間)
15:00-15:30
 アクセシブルなデジタル教科書・教材の自動製作・利用システムについて
 西澤達夫氏(シナノケンシ)
15:30-16:00
 モバイル端末用のアクセシブルなデジタル教科書・教材再生アプリについて
 工藤智行氏(サイパック)
休憩(10分間・質問紙回収)
16:10-16:40 質疑応答及び登壇者と参加者全員による意見交換
16:40-16:45 まとめと閉会 井上芳郎(日本デジタル教科書学会)

※ 講演会閉会後に希望者で懇親会(川越駅近辺)を予定しております。

国際シンポジウム デジタル教科書のアクセシビリティー 2016/11/182016-11-18

http://kokucheese.com/event/index/429614/

【趣旨】DAISYを開発し、EPUBのアクセシビリティ開発の中心を担う国際DAISYコ
ンソーシアムの理事会を日本DAISYコンソーシアムがホストして東京で開催する
機会をとらえて、障害のある児童生徒が使えるアクセシブルなデジタル版教科書
について、特に日本に参考になると思われる海外スピーカーから最新の状況の報
告を得て、日本においてインクルーシブ教育を推進するための教科書・教材の在
り方を探る機会にしたいと思います。

日時:2016年11月18日(金)13:30-17:30

会場:日本財団ビル・大会議室 東京都港区赤坂1丁目2番2号
   http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/

主催:文部科学省委託事業
   「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業」
   日本障害者リハビリテーション協会 日本財団 日本DAISYコンソーシアム

後援:一般社団法人教科書協会 日本電子出版協会 ICT CONNECT 21(申請中)

会議言語:日本語および英語(日英同時通訳付き)

情報保障:日本手話、日本語要約筆記、英語字幕

【プログラム】
13:30 開会 (司会:野村 美佐子・日本DAISYコンソーシアム事務局長)
13:35-13:45 主催者あいさつ・歓迎の辞
   福母 淳治(公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会常務理事)
   石井 靖乃(日本財団 ソーシャルイノベーション本部
   福祉特別事業チーム 上席チームリーダー)
13:45-14:00 基調報告
   河村 宏(日本DAISYコンソーシアム運営委員長
   (特活)支援技術開発機構副理事長)
14:00-14:30 講演1
   「オランダにおけるアクセシブルなデジタル教科書の取り組み(仮題)」
   マーテン・フェルブーム
   (デディコン チーフエクゼクティブオフィサー・オランダ)
14:30-15:00 講演2
   「DIAGRAMプロジェクトが目指す
   アクセシブルな教科書と専門書の出版(仮題)」
   ブラッド・ターナー
   (ベネテック/ブックシェア グローバルリテラシー・
    プログラム統括責任者・アメリカ)
15:00-15:10 休憩
15:10-15:30 講演3
   「アクセシブルな電子出版の国際戦略(仮題)」
   ジョージ・カーシャ(国際DAISYコンソーシアム
   チーフイノベーションオフィサー/IDPF会長・アメリカ)
15:30-16:25パネル討論―イギリス、ノルウェー、インドの取り組みから学ぶー
   リチャード・オーム(国際DAISYコンソーシアム
   チーフエクゼクティブオフィサー・イギリス) 
   アルネ・シルシェブー(ノルウェー国立録音図書と点字図書館
   開発部長・ノルウェー) 
   アブニッシュ・シン(国際DAISYコンソーシアム
   チーフオペレーティングオフィサー/EPUB3アクセシビリティワーキング
   グループ共同議長・インド)
16:25-16:30 閉会の辞 河村 宏
16:30-17:30 歓談・名刺交換・ 情報交換

読書バリアフリー研究会(秋)の案内/伊藤忠記念財団・わいわい文庫2016-10-30

http://www.itc-zaidan.or.jp/event_nagano20161001.html

今秋に、下記4会場で読書バリアフリー研究会を行います。読むための障害とな
るさまざまな原因と、それを解消するために有効な媒体、支援方法について学び
ます。
詳しくは下記よりご覧下さい。

2016年10月1日(土) 【長野会場】~県立長野図書館
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_nagano20161001.html

2016年10月2日(日) 【山梨会場】~山梨県立図書館
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_yamanashi20161002.html

2016年10月29日(土) 【山形会場】~山形県立図書館
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_yamagata20161029.html

2016年10月30日(日) 【秋田会場】~秋田県立図書館
http://www.itc-zaidan.or.jp/event_akita20161030.html

また、電子図書普及事業部
http://www.itc-zaidan.or.jp/ebook.html#session
に各研究会へのリンクがありますので、こちらからもご覧いただけます。

マルチメディアDAISYコンテンツ製作研修会 in 静岡 2016/08/202016-08-20

主催者からのご案内です。

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研修会の目的:発達障害などにより読むことに困難がある児童生徒のための、教
科書や教材等の情報補償の一つの手段としてマルチメディアDAISY(デイジー)
があります。製作コストが課題であったマルチメディアDAISYですが、近年、新
しい製作環境の開発により非常に簡単につくれるようになってきました。本研修
会では、最新のシステムによるマルチメディアDAISYの作成方法について、実際
にコンテンツを作成しながら身につけることをねらいとしています。マルチメデ
ィアDAISYを見たことがない方も歓迎します。

なお、この研修会は8/27に東京・日本点字図書館で行われる内容と同じです。

日時:2016年8月20日(土) 10:30~16:30

会場:グランシップ 10階1002会議室(〒422-8005 静岡市駿河区池田79-4)
   JR東静岡駅の南口からメインエントランスまで徒歩約3分
   静鉄長沼駅から徒歩約10分(JR東静岡駅コンコースを通り抜ける)
   https://www.granship.or.jp/parking/data/pdf/access_map_20150515.pdf

対象:学校の教職員、図書館員、行政機関等及び事業者の職員、ボランティア、
その他障害者の支援に関わっている方でマルチメディアDAISYの作成や活用に関
心のある方。ご自分のPCを持参できる方。

講師:鈴木昌和(サイエンス・アクセシビリティ・ネット代表理事)
   澤村潤一郎(日本点字図書館)他

定員:40名

受講料:無料

内容 :・講演「手軽になったマルチメディアDAISY製作-ChattyInfty」
   ・講演「マルチメディアDAISY図書製作システムのWEBアプリ化」
   ・実習「ChattyInfty版によるマルチメディアDAISYコンテンツ製作体験」

この研修会では参加者各自のパソコンで ChattyInftyを使って、実際にマルチメ
ディアDAISY製作をします。ChattyInfty3-AITalk版とOnline版の両方を試用体験
して頂きます。(Chatty Infty3-AITalk版・Online版はサイエンス・アクセシビ
リティ・ネットと日本点字図書館による共同開発システムです。)

参加して頂いた方には、1年間のChattyInfty試用ライセンスを提供いたします。
この機会にマルチメディアDAISYに挑戦してください。

*持参していただくパソコンのOSはWindows 7, 8, 8.1, 10で、無線LANを利用で
きることが必要です。

申込み・問い合わせ:8月13日(土)までに mDAISYkensyuu@gmail.com 宛て、件
名に「申込み」または「問い合せ」、本文に 1氏名 2所属等 3電話番号
 4メールアドレス(PCアドレス) とご記入ください。

主催:NPO サイエンス・アクセシビリティ・ネット
   (http://www.sciaccess.net/jp/

後援:静岡県・静岡県教育委員会・静岡県立中央図書館・静岡県立短期大学