ドイツ精神医療視察の旅~ベーテルの活動から学ぶ総合的な障害者福祉2016-07-03

主催者からのご案内です。

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『ドイツ精神医療視察の旅2016
        ~ベーテルの活動から学ぶ総合的な障害者福祉~』

[研修期間] 6月27日(月)~7月3日(日) 7日間

[訪問都市] ドイツ/ビーレフェルト、ハノーバー

[同行解説] 植田俊幸 先生
 (鳥取県立厚生病院精神科医長 兼 精神保健福祉センター医長
  国立病院機構鳥取医療センター「積極的訪問チームAOT」精神科医)

[募集人数] 20名 (最少催行15名)

[募集締切] 5月16日(月)

[旅行代金] 449,000円 (エコノミー座席、2名1室利用)
※空港使用料、現地空港税、燃油サーチャージ等の諸費が別途必要です。

◇早得キャンペーン◇ 期間延長しました!
 4月28日(木)までに本研修お申し込み手続き(書類提出および申込金入金)が完
 了された場合、上記旅行代金より10,000円割引させていただきます。

 ※先着10名様まで、国際線含む全行程参加の方のみ※

世界最古かつ最大のてんかんセンターがあることでも有名な総合福祉の街ベーテ
ルを訪問し、様々な精神障害支援の取り組み、てんかん治療やケアの実際を直接
見て学んでいただける、またとない貴重な視察内容を計画しています。またハノ
ーバー市内にある精神保険クリニック視察も組み込んでいます。日本が抱える現
状や課題と比較しながら今後歩むべき精神医療の未来、精神保健福祉のあり方に
ついても、この機会にぜひ考察していただけたら幸いです。

リバティ・インターナショナル 国際治療教育研究所 担当: 縄手
〒105-0004 東京都港区新橋6-13-12 木澤ビル4F
Tel: 03-6459-0671 Fax: 03-3436-5808 Email: info@iiet.co.jp
URL: http://www.iiet.co.jp/
営業: 平日9:30~18:00 土日祝休業

「障害者差別解消法」と「合理的配慮」の学校教材とICT教材を発刊2016-04-07

http://www.sankeibiz.jp/business/news/160329/prl1603291402105-n1.htm

「障害者差別解消法」における「合理的配慮」の手立てとして活用できる新企画
の学校教材とICT教材を発刊・リリース 2016.3.29 14:02

株式会社 教育同人社(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:森 達也)は、
2016年4月1日から施行される「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律
(障害者差別解消法)」における「合理的配慮」の手立てとして活用できる新企画
の学校教材とICT教材を発刊・リリースします。

総ルビテスト : https://www.djn.co.jp/etc/soruby/
指書きレッスン: https://www.djn.co.jp/support/ict/yubigaki/

社会保障審議会障害者部会(第78回)議事録(抜粋) 2015/12/042016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000109531.html

○日時 平成27年12月4日(金) 15:00~

○場所 TKPガーデンシティ竹橋ホール10E
(東京都千代田区一ツ橋1-2-2住友商事竹橋ビル10F)

○出席者 駒村康平部会長、阿由葉寛委員、伊藤建雄委員、伊豫雅臣委員、大濱
眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨実委員、北岡賢剛委員、久保厚子委
員、佐藤進委員、竹下義樹委員、橘文也委員、藤堂栄子委員、永松悟委員、野澤
和弘委員、日野博愛委員、広田和子委員、本條義和委員、久松三二参考人、酒井
大介参考人、岩上洋一参考人、森祐司参考人、竹中郁子参考人

○藤堂委員 2つあります。1つは、文言についてです。「OJT」という言葉につ
いて、広田さんが何回もおっしゃっていて、私も文言を読んだのですが、OJTを
意味しないことに対して、(OJT)と書いてある部分がいっぱいあり、OJTが出てく
るのが5か所あります。OJTを日本語にすると、職場で実務をさせることで従業員
のトレーニングをすることという日本語の訳がありますので、少なくとも、「実
地研修」というような日本語を使っていただくのがいいのではないかと思います。
OJTという言葉を使うのであれば、用語の説明というのをどこかに入れていただ
くのがいいのではないかと思います。
 同じく「ICT」も普通に使われている日本語かといえば、普通には日本語で、
「情報通信技術」という立派な漢字が6文字ありますので、そちらをお使いにな
ったらどうかと考えます。
 もう1つ、「エンディングノート」にも、私は違和感を感じます。こういうも
のがありますよというところで、現状について書く分にはいいと思いますが、活
用するものとして名前を入れてしまうことによって、こちらはその意図がなくて
も、使う側は、報告を見て、実際に行政や現場で使うときに、「エンディングノ
ート」を使うのだなと思ってしまうことがあるかと思うのと、「等」と入ってい
るのを大体、皆、見過ごすので、入れないほうがいいのではないかと私は基本的
に思っています。以上が1つ、言葉についてです。
 もう1つは子供についてです。28ページの、基本的な方向性の始めの5行の部分
を、本当は今日は話せない所ですが、IIの基本的な所に入れていただいて、放課
後等デイサービスというのが4ページにあるのですが、そこと入れ替えていただ
いたほうがいいのではないですか。放課後等デイサービスというのは、別に基本
的な考え方ではないだろうと思うので、それよりも、28ページの始めの4行が必
要だと思います。
 それから、職場で予防的に全ての子供に関係する機関で対応するという文言を
入れていただきたいと思います。放課後等児童デイや放課後クラブだと、クラブ
は働いているお母さんの所にいる子供しかカバーしていただけないのです。ここ
にも「等」は入っていますけれども、等を見逃がす方たちもいらっしゃるので、
全ての子供というのを入れていただきたい。どうしてかというと、発達障害は小
さいうちは分からないのです。そうすると、虐待などいろいろな問題が出てくる
ので、全て子供に関係する方はきちんと研修を受けた上で子供に当たっていただ
きたいと思います。以上です。

○竹下委員 まず意思疎通支援の所で、19ページの28行目、支援機器に関して触
れながら、情報提供施設に意思疎通支援事業をも担わせるという趣旨の内容にな
っているかと思います。これはこれでいいのですが、1つ気になるのは、18ペー
ジの現状の所を見てもらうと分かるように、視覚障害者の情報提供施設というの
は、もともと身体障害者福祉法以来、点字図書館という位置付けなのです。それ
が拡大してきたということでいいのですが、聴覚障害者の場合は正に手話通訳者
の派遣も情報提供施設が担ってきているわけです。ところが点字図書館では、聴
覚障害者の場合と違って、意思疎通支援事業なんていうのは担っていないわけで
す。典型的には代筆・代読になるかと思うのですが、そういう意味では19ページ
の28行目の所で、それを記載するのであれば、言葉は悪いですが、聴覚と視覚を
一緒くたに書いてあるのですが、そこはやはり明確にして、視覚障害者の情報提
供施設については「新たに」という言葉を入れないと、そこは明確にならないの
かなというのが1点です。
 それから、高齢者の65歳問題ですが、今回、冒頭に7条の趣旨を明確にするた
めにというか、いわば繰り返しの部分はあるわけですが、それで固有の障害者福
祉サービスのことに触れたのは非常にいいことだと思います。それだけに、26ペ
ージの1行目の所が違和感が出てくるわけです。ここで書きぶりとしては、冒頭
の部分を受けるのであれば、「障害福祉サービス固有のものを除いては」という
のを入れないと、結局のところは、その部分についても自治体に誤解が生まれて、
現に65歳を過ぎた方が身障手帳の申請に行っても拒まれている事例が出てきてい
るわけですから、その点からも、「固有の障害福祉サービスを除いては、65歳以
上の場合については、介護保険サービスに適正に運用されるべき」という書きぶ
りにするべきではないかというのが、この部分についてです。
 もう1つは、この65歳問題で24ページの33行目以下に連携のことがあるわけで
すが、このことは多分に重度訪問介護などを意識したことが書かれていると、私
は理解しています。そうではなくて、この限定なしに、例えば移動支援事業につ
いても、この書きぶりには含まれているのであれば、それを明確にしていただき
たい。取り分け移動支援においては、多分、介護保険と重複することで、誤解と
かトラブルが一番多いのは通院介助にほぼ限定されるかと思っているのですが、
その部分も含んで、この文面でいいのだということであれば、そのことを明確に
していただきたい。これが65歳の所です。
 最後に「その他」の所で、32ページの16行目になるかと思うのですが、要する
に「現状・課題」の所では4項目の課題が残されています。補装具・日常生活用
具の問題、女性の問題、あと2つあります。その中で私がどうしても気になって
いるのは、補装具・日常生活用具の問題です。これは何度も申し上げていますが、
例えばメガネは補装具で、拡大読書器は日常生活用具です。これは、どう考えて
も体系上に矛盾があると言わざるを得ないわけです。あと、細かいことは時間が
ないので言いません。そうであればこそ、この見直しの問題があるわけですから、
せめて「その他」の所で言うならば、例えば32ページの16行目の補装具の所で、
そのことを付け加えるのか。それとも、一番最後の、今後の検討課題で考慮する
うんぬんとある所に、そのことを明確な形で記載していただくことをお願いした
い。以上です。

○藤堂委員 先ほどはフライングで先まで行ってしまって申し訳ありません。19
ページの所で、先ほど竹下委員からもありました23行目からは、失語症、知的障
害、発達障害うんぬんというのが入っているのがあります。その次に「支援機器
の活用促進等」の所には、「視覚障害者・聴覚障害者情報提供施設等の活用によ
り」と書いてあって、それは何に準じているのかというと、18ページの26行目か
らの所で、視覚障害者・聴覚障害者という、既に支援を受けている方たちのこと
しか書いてないと受け取られるので、ここも発達障害の人とか知的障害の人たち
も、これらのサービスを受けることによって、本来の情報にきちんとアクセスで
きたり、本来の自分の力を出すことができるようになると思いますので、そのこ
とを入れていただければなと思います。というのが1つです。
 次に先ほどフライングしたところにまた戻りますが、障害児支援についてです。
「基本的な考え方」という所ですが、「個々の障害児やその家族の状況及びニー
ズにきめ細かく対応する」というのは大事なのですが、この時点で早いうちに障
害児と分かってない子も、本当にいっぱいいるということを鑑みて、全ての子供
たちが、その可能性があるということを考えて対応していただくようにしていた
だきたいと思います。
 これは、先ほどの入院の予防とは全然違って、本当に2次的な障害で、本来、
私みたいにヘルプマーク1つで合理的な支援を受けながら、社会できちんと働い
て、自分らしさを出しながら生きていくことができる人が本当にいっぱいいるは
ずなのに、途中で駄目にされている子たちが本当にいっぱいいるという現状を見
ると、不登校ですとか、うつだとか、その後で犯罪に走ったり、引きこもりにな
ったりという、社会的なロスの素だと思いますので、ここの所はやはりきちんと
入れていただきたいというのがあります。
 それから、「適切なサービスの確保と質の向上」という所も、先ほども言いま
したが放課後児童クラブは働いている親のためであって、ここも待機児童が目白
押しというのがあります。そこにいる人たちでさえも、指導員、きちんと教育を
受けてないまま入っているということがありますので、人材育成ということ。そ
れから、全ての子供に関わる機関、例えば児童館などでも同じようなことがされ
なくてはいけない。教育のほうでは学習支援員とか、そういう制度が出来ていま
すので、是非お願いしたいと思います。以上です。

○藤堂委員 「障害児に対する専門的で多様な支援」という所ですが、ここに出
てくる文章というのは個々の施策という話になって、できたらば28ページの「基
本的な考え方」という所を入れるのが筋ではないかと思います。その中に是非、
予防的に「全ての子供たちも視野に入れつつ」というような表現がどこかに入っ
てほしいなと思います。以上です。

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※編集人注

資料 障害者総合支援法施行3年後の見直しに係る議論の整理○1(案)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000103940.pdf

社会保障審議会障害者部会(第77回)議事録(抜粋) 2015/11/272016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000108265.html

○日時 平成27年11月27日(金) 14:00~

○場所 TKPガーデンシティPREMIUM神保町プレミアムボールルーム
(東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア3F)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊藤建雄委員、大濱眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨
実委員、菊本圭一委員、北岡賢剛委員、久保厚子委員、佐藤進委員、竹下義樹委
員、橘文也委員、藤堂栄子委員、中板育美委員、樋口輝彦委員、日野博愛委員、
広田和子委員、本條義和委員、松本純一委員、森祐司参考人、江藤修参考人、松
尾一夫参考人

○藤堂委員 発達障害ネットワークの藤堂と申します。(2)検討の方向性の21行
目から下が、相当新しく入ってきた部分だと思います。「障害児の放課後等の支
援については、子ども・子育て支援施策である放課後児童クラブ等における受入
れを引続き推進する必要があるのではないか」。それから、児童デイサービスガ
イドラインの活用の徹底などと書いてあり、制度面・運用面の見直しを行うと書
いてあります。これに関して、まず放課後児童クラブというのは、普通の子供た
ちで小学校に通っていて、親が仕事をしているなど、昼間いないという前提の子
供たちが行く所です。そこで受入れてという話なのですが、読んでみると支援は
自己研鑽をするとか人格が優れているということが書いてありますが、それは関
係ないのではないですかと。きちんと、事前にこういうことに関わる方は、預か
る子供たちがどういう子供たちなのかを自己研鑽ではなく、きちんと研修して、
本当にその資質があるということが分かった上で入れていただきたいと思います。
 それから、日中働いていないお母さんたちの子供はどうなるのですかというこ
とを考えていただきたいと思います。その指針の中に「放課後等デイサービスと
十分に連携して」という一言が入っているのですね。それはとてもいいことだと
思うのですが、ここに通っていない子供たちは放課後等デイに殺到していくのか
という話があるので、親が働いていなくても放課後安心して、デイではなくても
行ける場所が必要になってくるのではないかと思いました。
 もう1つ、上のほうの「ライフステージに応じた」という所なのですが、発達
障害に関しては、発達支援センターが今、用意されているのですが、東京都に関
しては1,200万人に対して1箇所しかないのですね。あとは、全てそれぞれの区に
任せると。港区の場合、発達支援センターがありますが、とてもお寒い状態です。
行っても、とてもぼろい所で、相談に行きたくないような所にあって医者は月に
1回しかいません。言語聴覚士なども月に1、2回来るかもしれません。相談に行
ったとしても、じゃあ、あそこに行ってください、こっちに行ってくださいと言
えればましなほうで、子供たちに対して何かを直接やるということをしていない
という現状があるので、その辺りのところをもっときちんとほかの施策できちん
とやった上での放課後等デイサービスを考えなくてはいけないのではないかと思
いました。

○久保委員 育成会の久保です。基本的な考え方で、家族支援の視点を含めた障
害児の支援や、ライフステージに応じた切れ目のないいろいろな所と連携した地
域支援体制の構築は考えていただいて有り難いと思っております。ただ、具体的
にどう進めていくのかという意味では、障害児における障害支援区分をベースに
した本格的な検討が必要だと思います。先ほど藤堂委員からもお話がありました
が、子供子育て支援施策である放課後児童クラブにおいて、本来は放課後等デイ
の人たちを受け入れるのが基本ではないですかという話は、以前のこの議論の中
であったと思います。それを推進する方向はいいいと思うのですが、現行の職員
の配置や基準では、今おっしゃったように、受け入れることができない障害児が
多く出てくると思いますので、その辺りのところをもう少し検討していく必要が
あるなと思っております。

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※編集人注

資料 障害者総合支援法施行3年後の見直しに係る議論の整理○1(案)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000103940.pdf

社会保障審議会障害者部会(第76回)議事録(抜粋) 2015/11/132016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000107161.html

○日時 平成27年11月13日(金) 9:30~

○場所 TKPガーデンシティPREMIUM神保町プレミアムボールルーム
(東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア3F)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊豫雅臣委員、大濱眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨
実委員、北岡賢剛委員、久保厚子委員、竹下義樹委員、橘文也委員、藤堂栄子委
員、中板育美委員、野澤和弘委員、樋口輝彦委員、日野博愛委員、広田和子委員、
本條義和委員、斉藤幸枝参考人、岩上洋一参考人、森祐司参考人、江藤修参考人、
今村早人参考人

○藤堂委員 非常に簡単に。6ページの「通勤・通学等」に関して、「関係省庁
とも連携し」の所からのアンダーラインは有り難いと思います。これが、実効性
のあるように「連携」という言葉がたくさん、この提案の中に出てきますが、何
をもって連携と言うか、何をもって研修と言うかというところをはっきりさせて
いっていただきたいと思うことが1つと、利用者にとって不利のないようにとい
うことを、よく考えていただきたいと思います。いろいろな省庁が関連すると、
たらい回しになるのです。10分間この人で、次は違う制度なので違う人に頼まな
くてはいけないなどということがないように、一貫した支援になるようにお願い
したいと思います。以上です。

○駒村部会長 すみません、今日は時間が全然なくて、30分オーバーになってい
ますので、このまま行くと1時に入ってしまうかもしれませんので、藤堂さん、
端的にお願いします。

○藤堂委員 一言だけ、文部科学省の回し者ではありませんが、合理的な配慮の
指針が9日に出ております。今、官報で見られるようになっていまして、スクー
ルバスなんかは基礎的環境整備の中に入るものであると考えていて、合理的な配
慮というのは「個々に対して計画を立てて施すものである」と書いてありますの
で、それは答え方の問題だったのかなと思いますけれども。

○広田委員 藤堂さん!あなた、文部科学省に入ったほうがいいんじゃない。

○藤堂委員 ありがとうございます。

○広田委員 障害者枠で。

○駒村部会長 文部科学省が合理的な配慮に無関心ではなくて、スクールバスと
いうのはちょっと違うのではないかということですね、整理は。

○藤堂委員 合理的な配慮ではないというのは正しいでしょうということです。

○駒村部会長 分かりました。ちょっとすみません、時間もオーバーしています
ので、次の話に入っていきたいと思います。

○藤堂委員 簡単に。全てに関係するのですが、人材育成とか研修といったとき
に、さっき交換で研修していらっしゃるというお話をなさったのですが、OJTと
いうものが全てに入ってこないといけないと思うのです。2、3か所、OJTが入っ
ている所があるのですが、研修というものが実効性を持つためには、交換して、
いい所に行って、「ああ、こんなことができるのだな」というのが分かるのが1
つ。もう1つは、当事者の話をちゃんと聞く、実態を見ることがすごく大事だと
思います。特に平成30年に精神発達障害も入ってきますので、そのときに発達障
害というものはとても分かりにくいと思いますので、そこを入れていただくこと
が必要かなと思います。

○広田委員 今のところ、OJ何とかって日本語で言って。

○藤堂委員 OJTというのは、On the Job Trainingといいまして、仕事をしなが
ら訓練を受ける、つまり実地研修ということだと思います。

○広田委員 ありがとうございました。

○藤堂委員 発達障害も精神の中に入っていますね、というところからです。そ
うすると、このピアサポーターというのも、もともとの意味は地域移行のためと
いうことだと思うのですが、退院を促進してという考え方から始まっていると思
いますが、それ以外にも、やはり社会生活をしていく中で仲間がいるというのは、
とても安心なこと。それから、先輩の人が「そんなに心配することないぞ」とい
う話をしてくれたりとか、悩みを共有するというのは、すごく大事なので、是非
ピアサポーターを発達障害にも広げていただきたいということと、ここにも「研
修を含め」なんていうのがありますので、これもOJTというか、実際にうまくや
っている所に候補の人が入っていって、勉強するということをしていただきたい
と思います。以上です。

○駒村部会長 時間ばかり言ってしまい、大変申し訳ないですが、次の話、「意
思疎通」の話に入りたいと思います。「意思疎通支援」について、15分ぐらいを
めどになるかと思いますが、御発言ください。

○藤堂委員 2点です。読み書きが大変なので、私たちは教科書の音訳をしてい
ます。著作権法にがんじがらめになっていて、とても大変な作業をしております。
ただ、ICTを使っておりますので、3人でそれを全部やって、クラウドに載せて、
無償で提供している状態です。15ページの18行目に、「点訳や音訳等は多くのボ
ランティアの協力を得て実施されている」とありますが、今はICTで相当カバー
できる部分ができてきているので、効率化をしていただきたいと思います。本当
にそんなに人数がいるか、きちんと検証していただきたいと考えております。と
いうのが1つです。
 それから、16ページの14行目からですが、こちらは反対に、専門性がある内容
に関しては、そういう手話通訳、点字、音訳の方たちが必要になってくると思う
ので、それこそこちらのほうにメリハリのある施策が必要になってくると思いま
す。

○藤堂委員 すみません。記憶が悪いので忘れてしまいました。16ページの「機
器の活用促進等」の所ですが、最後に1行、「一般の図書館等との連携も視野に
入れるべきではないか」と入れてくださり、ありがとうございます。そこにもう
1つ、「学校図書館」というのを是非入れていただきたいのです。教育は全員が
受けられるべきものであるにもかかわらず、サンプルで1,000作ったものを学校
に送っているにもかかわらず、教育委員会などでは、そんなものは送られていな
いとうそぶくので、基礎的整備として全ての学校に整備されるものとしていただ
きたいと思います。

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※編集人注

配布資料 障害者総合支援法施行3年後の見直しに係る議論の整理○1(案)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000103940.pdf

「「点訳や音訳等は多くのボランティアの協力を得て実施されている」とあり
ますが、今はICTで相当カバーできる部分ができてきているので、効率化をし
ていただきたいと思います。本当にそんなに人数がいるか、きちんと検証して
いただきたいと考えております。」

→藤堂委員の上記発言は、点訳や音訳ボランティアに関する現状認識不足からく
る発言と思われる。確かにICTの活用は少しずつではあるが進んでいるけれども、
すべてをカバーできるものではないし、そもそもボランティアの絶対数は圧倒的
に不足している。

社会保障審議会障害者部会(第75回)議事録(抜粋) 2015/11/092016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000106402.html

○日時 平成27年11月9日(月) 15:00~

○場所 厚生労働省専用第15、16会議室(中央合同庁舎第5号館)
(東京都千代田区霞ヶ関1-2-2)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊藤建雄委員、大濱眞委員、菊池馨実委員、北岡賢剛委員、久保
厚子委員、佐藤進委員、永松悟委員、中村耕三委員、広田和子委員、本條義和委
員、平川淳一参考人、吉田展章参考人、森祐司参考人、藤井貢参考人、田口道治
参考人、橋口亜希子参考人、白江浩参考人、竹中郁子参考人

○広田委員 藤堂さんの代理の方、発言なさらないのですか。私は、彼女の発言
を待って発言しようとしたのだけれど、発言されますか。してください。

○橋口参考人 参考人ということで、遠慮して手を挙げませんでした。広田さん、
ありがとうございます。日本発達障害ネットワークの橋口です。私も、放課後等
デイサービスのところでお話をさせていただきたいと思います。15ページを見て
いただくと分かると思うのですが、放課後等デイサービスの数が劇的に増えてお
ります。東京都のある区では、4月から5月の間に倍増したという結果も出ている
ほど、とても増えているのですね。そういった中で、何が問題かというと、ここ
の営利法人を見ていただくと、ものすごい伸びで増えているのが分かると思いま
す。過去624件に対し、2,478件と増えております。
 私たち発達障害の団体jdnetには、放課後等デイサービスをやるともうかると
うたって、あっせんしている、ホームページでも、ちょっと忘れてしまいました
が、会計士か税理士の立場の方が、放課後等デイサービスはもうかるとうたって、
営利法人に対してあっせんしているという実例もあります。ただ、現状は、では、
そこで質的なものが担保されているかというとそうではなく、私たちの所に入っ
てくるのは、ただ預かるだけ、部屋に押し込めてビデオをただ流しているだけで
あったり、週に何日か通えると聞いて行ったのだけれども、実際は月に1回しか
通えないとか。それから、重度の人を預かると言いつつも、実際に行ってみると、
2階にあってエレベーターがない状況だったりというような形で、多々問題が出
てきております。ですので、この課題の所で、私が一番言いたいのは、先ほどか
らも意見が出ておりましたが、質の向上と支援内容の適正化を図るというところ
を、どうか国を挙げて徹底していただきたいと考えております。

○広田委員 前回、藤堂さんと私が当事者で、久保さんというすてきな御婦人が
母親で激突しました。そういうことが、とても大事だと思います。陰で言ってい
るのではなくて、公明正大にね。ですから、藤堂さんがいつものように今日も元
気に発言されるのを、私は楽しみにしていました。お伝えください。
 今日の話を聞いていて、後半戦、またマスコミのことはあとで言いますが、要
するにお金はない、そして国家の財政が当然少子化で高齢社会だから減ってくる。
私は読書が子供の頃から趣味で、いろいろな所に出かけたとき図書館にも寄って
います。ある図書館で、イギリスの子育ての本を読んだら、「子供を育てたお母
さんたちが、よその子供を預かる」と、政府がお金を出すんですって。そのお金
を出すことはちょっとこっちへ置いておいて、そういう形で久保さんのようなす
てきなお母様たちが。私は他障害は分かりませんが、精神の場合は職員の多くは
素人さん、私より患者らしい職員がたくさんいますが、そういう人にお任せする
ほどこの国の財政は豊かではない、お母さんが自分の子供の所に行くと、邪魔だ
から、このお父さんも。だから、我が子以外の所に、親としての経験、専門家よ
りもはるかに分かることがたくさんあります。かつて精神障害者の作業所に行っ
ていたとき、職員が各作業所で2人、横浜市もお金がない時代で。そのときに、
お母さんたちも来てました。「障害者だけにしない」という、理由の時もあり保
育園みたいで、そこはおかしかったけど。来ていることで和んだ、全てが専門家
という、精神で言えば素人集団と思うような経験ない人たちにお金払うのではな
く、やれることを私たちはやらないと、ジャブジャブお金がある国ならいいけど、
ドバイみたいに石油が湧いてくれば。ないわけですよ、尖閣諸島であれだけ騒い
でいる。日本のマスコミは「石原都知事からはじまり…国有化が」みたいな論調
見かけますが、石油が出てきたら中国がでてきて騒ぎになっていると私は感じて
います。5日に長瀬修さんが朝日新聞に投稿していますから、是非読んでいただ
きたいと思います、全ては、公民権からスタートしているという書き方です。私
は前回と前々回で、社会的障害者のボランティア講座を打ってほしいと発言しま
した。精神障害者の仲間が「C型肝炎も患い、」そして「薬害ではなくて、同性
愛のエイズになった」と打ち明けられて、本人が「名乗りたい」というから「名
乗ると、薬害と違ってリスクを負うと思うけど、あなたの自己決定を応援するわ
よ」と言ったら、患者会会長で作業所代表も担っていた仲間が「○○は作業所の
職員だ」と大反対、「一緒の釜の飯を食ってる、作業所のメンバーたちがみんな
来なくなっちゃう」ということを言ったぐらい、自分たちのことは詳しくても、
他の病気とか障害は知りません。維新の会の川田龍平君にも「あなたは薬害だけ
ど、同性愛者のエイズの人は…」と厳しい実態を伝えました。前提として私たち
は社会的障害者の勉強をしながら、患者であれ、家族であれ、そういうノウハウ
を持った人が、お金がない人は有給で、そしてお金のある人は、キューバの医療
の考え方で。あそこは資源がないから、医者を外に出して、お金がない国にはボ
ランティア、お金がある国からは、外貨を稼ぐ。今は、アメリカとの国交が樹立
したから非常に行きやすいと思いますけど、そのようなことを導入しない限り、
既にこの国の経済、国家財政は1,000兆ぐらいですよね。ものすごい赤字ですか
ら、私はそのような視点を入れたらと思う。お母さんやお父さんが若返ったり、
介護予防、認知症予防、鬱予防、電話等による被害、加害の防犯にもなる。社会
貢献できる。藤井さんもノウハウを生かしてどこかでただで使ってもらうとか、
逆にお金を払うとか、あなたたちここに並んでいる人は。尊いことです、私たち
の施策が時代を読めていなかったからこんなになって、お金を払わせていただき
ます、ひと月1万円とか。そういうことで、大濱さんがボランティアというのは
というお話をされたけれど、私はボランティアというのは何も、人間的に劣って
いたり、経験が劣っていたりということではない、すばらしい久保さんのような
人がいらっしゃる、導入してみたらということです。

○津曲障害児・発達障害者支援室長 障害児・発達障害者支援室長です。御質問
に関して、1点目は医療的ケア児の見通しですが、資料の11ページに文部科学省
での調査として、「特別支援学校及び小中学校における医療的ケアが必要な幼児
児童生徒数」の推移をお示ししております。ここにありますとおり、平成18年度
から右肩上がりの増加となっております。ですので、医療技術の発達に伴って、
今後も増えてくるであろうということは予想しているところですが、具体的な数
字については研究等は行われていない状況です。
 また、医療、福祉、教育等の必要な支援を円滑に受けることができるように、
関係機関の連携の在り方を検討することに関して申し上げれば、このような医療
的ケアを必要とするお子さんに関しては、医療が日常的に必要である。そして、
福祉的なサービスも要する。学校に行くようになれば教育というものも必要とな
ってくるわけですが、そのような中で、御家族がどこにどのように相談したらい
いのかが分からないという御意見が非常に多くあり、関係行政機関の窓口やいろ
いろな所に相談をしなければいけないということで、家族の負担が非常に大きく
なっているというようなことも聞いております。このため、現在実施しているモ
デル事業が1つあり、重症心身障害児者支援体制整備モデル事業というものがあ
るのですが、そこでは都道府県や市町村が中心となり、地域のニーズや資源とい
うものを把握し、関係機関への連携の場の設置などを想定しながら事業が行われ
ております。その成果なども踏まえて検討していきたいと考えております。

○橋口参考人 日本発達障害ネットワークの橋口です。先ほど竹中参考人のほう
から御意見があった点で、私も感じていることですけれども、国が行った調査で、
国民に対して、発達障害のことを知っているかと聞いたとき、7割の人が知って
いると答えたそうです。ただし、それは言葉として知っているだけであって、発
達障害というものが、どういうことで困難さがあり、どういうことにつまずきや
すさを持っているかに関しては知らないとのことでした。なので、そういった意
味では、私たちの団体としても自責を込めて、もっと理解、促進というか、そう
いった活動をしていかなければいけないと思います。そういう中で、先ほど竹中
さんもおっしゃっていたように、ニーズは高まっているが、対応の仕方が分から
ない所に関しては、研修とかそういったところに、どんどん声を掛けていただけ
れば私たちも伺いたいと思います。
 それから、実際に発達障害の人がどれだけいるのかに関しては、何年に行った
調査かというのも忘れてしまったのですが、文科省が行った調査では、小学校、
中学校に在籍する生徒の中で6.5%という数字が出ています。ただ、私も活動し
てきて、ずっと思っているのは、それだけではないなと、10~15%ぐらいいるの
ではと思っています。その根拠はと言われると、そこはないので、ここは国とし
て発達障害の人たちがどれくらいいるのかを是非調査していただきたいと思いま
す。
 それから、虐待児のお話も出ましたが、実は虐待児の中に発達障害を持ってい
る子が多くいるというお話もあります。また、虐待をしている親自身も発達障害
を持っている場合もありますので、そういった視点を含めながら、こういったと
ころは考えていかなければいけないかと思います。
 これは私の個人的な意見になるかもしれませんが、もう1つだけ言わせてくだ
さい。放課後児童クラブ、学童保育をもっと活発にとありますが、私自身も当事
者の親でして、低学年のときに放課後児童クラブから言われたのは、お母さんが
仕事を辞めてこの子を見るべきだと。結局、そこで言われたのが、ほかの子に迷
惑になってしまうからというのですね。発達障害の子はアンバランスさがとても
問題なところがあるので、できるところもあればできないところもある、やはり
そういったことでほかの子に迷惑をかける。ただ、今、女性活躍何とかと言って
いる中で、母親自身もキャリアを築いていきたいということもあるので、放課後
児童クラブとか、そういった学童を充実させるなら、そちらのほうの質も高めて
いただきたいと感じます。以上でございます。

-----------

※編集人注

配付資料1 現状・課題と検討の方向性
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000103581.pdf

社会保障審議会障害者部会(第74回)議事録(抜粋) 2015/11/022016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000102903.html

○日時 平成27年11月2日(月) 14:00~

○場所 TKPガーデンシティ御茶ノ水カンファレンスルーム3C
(東京都千代田区神田駿河台3丁目11-1)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊豫雅臣委員、大濱眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨
実委員、北岡賢剛委員、久保厚子委員、佐藤進委員、竹下義樹委員、藤堂栄子委
員、永松悟委員、中村耕三委員、野澤和弘委員、日野博愛委員、広田和子委員、
本條義和委員、斉藤幸枝参考人、吉田展章参考人、森祐司参考人、田口道治参考
人、松尾一夫参考人

○藤堂委員 藤堂です。先ほど来、保護者の話が出ていて、私もいたく賛成する
部分があります。保護者がいるが故に自立しきれない障害者が随分いるなと。特
に発達障害、精神障害にはいるのではないかと思っています。もう一つ、ここの
支給に関しての法律を見たところ、「障害者等又は障害児の保護者の障害福祉サ
ービスの利用に関する意向を確かめろ」という文言が、多分そこがネックなのか
なと今思いました。全てにこの文言が入っているのですね。障害児本人の子供だ
からといって、意向がないわけではなくて、私がやっているセミナーなどに中学
生が来ます。親子で来てもらいます。うちも親子で話します。そうすると、親の
意向と子の意向は違うことがよく分かります。それが、親がよかれと思ってやっ
ていることが、子供を苦しめていることがいっぱいあるので、ここの文言を変え
ない限り、変わらない。幾らこれの外にある制度のところを変えていったとして
も、変わらないのではないかということに、今気がつきました。本人の意向、子
供であっても、意向があるはずなので、きちんとそれが聞こえる。そして、もう
一つそれは、このコミュニケーション支援とか、意思決定支援に全部つながって
くると思いますけれども、大人だけではなく、子供も含めない限り、そこのとこ
ろは解決していかないだろうなと思います。一貫した支援を考えると、子供のと
きから一貫して考える。そして、子供の意向もきちんと反映する。本人の意向を
反映するという形にしていってほしいと思いました。

○久保委員 育成会の久保です。計画相談については方向性としては妥当だと思
っています。相談支援専門員の資質の向上に向けた研修制度とか、その辺の見直
しをして、指導的に役割を担う人材が必要だと思いますが、それを主任相談支援
専門員に集約するということでは、ちょっとそれでよいのかなと思います。主任
相談支援員に集約するというのであれば、それはどういうスキルが求められるの
かとか、その辺のところを慎重に検討する必要があるかと思っています。
 先ほどから、計画相談の中で、親がいるからうまく本人の意思に沿った支給決
定と言いますか、暮らしぶりが決定していけない、計画していけないという御意
見もあったように思いますが、そのような親ばかりでもないということを御理解
いただきたいと思っていますし、今、育成会としても、本人の意思決定にどう寄
り添うかということを一生懸命各地で研修もしています。特に障害者というより
も障害児の場合、障害者もそうですが、自分のことを自分の言葉でうまく言えな
い人が知的障害のところにはたくさんいますので、その人たちの代弁者の1人に
なりたいと親も思っています。自分が一番よく知っているという親もたくさんい
言が少し誤解されているかなと思ったので、補足と説明をいたします。保護者を
抜かせとは一言も言っていなくて、障害児自身の意向をきちんと聞いてください
ということなのです。というのは、例えば、放課後等デイサービスに関して言え
ば、保護者は、5日間受けられるのでしたら5日間全部受けられるようにしてほし
いと。ショッピングするわけです、あれだけいっぱいできているので。そうする
と、すごく財政にも負担を与えるし、何よりも本人にものすごい負担を与えてい
るのです。本人はとても疲れ果てて学校に行けなくなってしまったりとか、悪い
行動が起きてしまったり、心身の不調を訴えたりということが起きているのが現
実なのです。ですから、保護者にだけ聞いたのではいけないですよということを
申し上げているだけであって、保護者を抜けとは一言も言っていません。私も保
護者ですので。あと、高齢者に関しては、発達障害の人が高齢になって、90幾つ
の、もっと高齢な発達障害の親を面倒見ている方も随分いるのです。そういうと
ころもちょっと目を当てていただければ非常に有り難いかなと思います。以上で
す。

社会保障審議会障害者部会(第73回)議事録(抜粋) 2015/10/202016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000105304.html

○日時 平成27年10月20日(火) 16:00~

○場所 TKPガーデンシティ竹橋ホール10E
(東京都千代田区一ツ橋1-2-2住友商事竹橋ビル10F)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊藤建雄委員、大濱眞委員、伊豫雅臣委員、大濱眞委員、小澤温
委員、河崎建人委員、北岡賢剛委員、久保厚子委員、佐藤進委員、竹下義樹委員、
橘文也委員、藤堂栄子委員、永松悟委員、中村耕三委員、野澤和弘委員、樋口輝
彦委員、日野博愛委員、広田和子委員、本條義和委員、岩上洋一参考人、森祐司
参考人、今村早人参考人

○藤堂委員 JDDネットの藤堂です。発達障害のことがきちんと文言になって入
っていることに関しては、有り難いと思っております。是非、その方向で全面的
に動いていただきたいと思っています。
 この論点の整理の案の中から、必要とされる人材の把握とその養成の在り方で
すが、これはすごく大事な話なのだと思うのですね。今おっしゃった専門性のほ
うを採るのか、点字がうまい人を採るのかという話もありますが、それとは別に、
研修を幾つか見て来ていますが、特に発達障害に関しての研修を見ていると、理
論に偏っていて実践が余り入ってこないことがあるのです。実際に入っている支
援員の方たちのお話を聞くと、1日の研修で、学校とかいろいろな所に入るので
すが、今、人手不足ということもあって、何をしていいか分からないと。そこに
訳の分からない先生方が、支援員に対して、こうしてください、と言って動くと
か、そういうことがあるので、研修の中身はできるだけ実践的に、すぐ使える技
術をたくさん教えてほしいと思います。そこら辺のところを丁寧にやってほしい
ということです。
 次に、最後の○の支援に関する他施策との連携をどう考えるかの所です。ここ
で教育が入ってしまっていると、もう児童はカバーされているという理解のよう
に思えるのですが、そうではないのですね。児童も学校以外の生活を持っている
ことを忘れないでほしいなと思います。学校で支援をしているからいいだろうで
はないのですね。放課後等デイだとか、普通の学童にも、こういう子たちは行っ
ています。早いうちにきちんと支援を受けていれば、大人になって十分に自立し
て社会の中で生きていける子たちであるということを考えると、この中に何が抜
けているかと言ったら「児童の観点」ということがすっぽり抜けているのかなと
考えております。
 次に、現状課題に関しては、この4の所に発達障害ということが入ったことは
有り難いと思っております。やはり5の情報提供等が課題となっているとおりだ
と思っていまして、情報提供の仕方は本当に必要な人に行き渡っていません。発
達障害の方たちは、自分もそうかと分からない部分もありますし、現実のところ
を見ていると、支援を受けられている人は、よほど障害が重いか、でなければ、
お母さん、お父さんがものすごく勉強して、自分からその情報を取りに行ってい
る方たち、そして、例えばiPadを買って、こういうように使ったら、これだけう
まくなるのですよということを突き付けることのできる親の所に生まれた子供た
ちは、そこでやっと支援に乗っかっていけるけれども、学校の先生たちは、まだ
気が付かない状態のところで、お母さん、お父さんも働いていて、目が行き届か
ないこともあるでしょうし、外国人のときもあるかもしれないし、貧困でiPadを
買うなんてとんでもない、といった家庭だってあるわけです。パソコンだって無
い家庭もまだあるはずなのです。そういうときにその情報をどうやって行き渡ら
せるかということは、きちんと考えていただきたいです。そういう方たちのほう
が支援を必要としていると感じています。
 最後に、この検討の方向性の○の所で、ICT活用等の所です。ICTは本当に日進
月歩で、いろいろな新しいものが入ってきています。例えば、私もこれ1つあれ
ば十二分に暮らしていけるぐらいになってきています。10年前だったらとても不
便だったのですが、今はこれが有るがゆえに、生きていけるという状態になって
きています。私は、これを使いこなせるという有り難い立場におります。最先端
にいて東大の方のお話を聞いたりできる立場にいるから、これを使いこなせる。
でも、本当に必要としている人たちは、それが有ることを知らないまま過ごして
いることがあると。それから、学校の先生にICTを使えばいいのですねと、合理
的な配慮でやりましょうと言っていますが、実際は、先生方はおののいています。
4月からどうしたらいいのですかと。このようにiPadを使ったらいいのですよ、
このアプリケーションをダウンロードしたら、と言ったら、ダウンロードできな
いのですね。学校はインターネットにつないではいけないのです。では、学校の
先生が自分でダウンロードしたものを持って行っていいかといったら、それも駄
目なのです。保護者が持っているタブレットにアプリケーションをダウンロード
して、このように使うのですと言って学校に持って行って、こういう合理的配慮
をお願いしますと言って、初めて行われているのが現状です。そういうことを避
けるためには、ICTで教育をする、仕事をする、日常生活をすると、どのICTを使
ってどう使ったらば、その人のその困難さは軽減できるのかというところまで処
方箋の書ける専門性を持った人たちの人材育成が急務だと私は思います。で、3
年間待ってられないと思っています。
 最後の○の所です。視覚・聴覚情報提供施設ですが、既存のものを使いましょ
うという考え方かと思いますが、既存のものを使うのだったら普通の図書館にし
てください。点字図書館にディスレクシアの人は行きません。点字図書館を使え
るのは障害者手帳を持っている方です。障害者としてきちんと認められている人
しか使えないのですね。例えば、私はどんなに頑張って嘘をついても、多分、手
帳はもらえないです。ということを考えると、普通の図書館に、そういうコーナ
ーを設けることを普通の法律の中に組み込んでいただきたいのです。アメリカと
かイギリスは当たり前のことなのです。それが日本ではまだまだ、点字図書館だ、
聴覚図書館だとかの所に行かないと手に入らないことは、これこそバリアだと思
います。共生社会からほど遠い状態だと思います。是非、考えていただければと
思います。

--------------

※編集人注

資料1 現状・課題と検討の方向性
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000101662.pdf

資料2 障害者部会における委員意見
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000101663.pdf

「点字図書館にディスレクシアの人は行きません。点字図書館を使えるのは障害
者手帳を持っている方です。障害者としてきちんと認められている人しか使えな
いのですね。」

→藤堂委員の誤解に基づく発言。点字図書館の資料の利用については「障害者手
帳」の有無は要件となっていない。また公共図書館等でも不十分ながら「障害者
サービス」が提供されているが、そこでの利用の要件についても同様である。例
えば下記などを参照のこと。

日本点字図書館
http://www.nittento.or.jp/service/rental/index.html
「視覚に障害をお持ちのかた、活字を読むことが困難なかたであればどなたでも
ご利用いただけます。」

東京都立図書館視覚障害者等サービス要綱
http://www.library.metro.tokyo.jp/Portals/0/12/pdf/shisho01.pdf
(サービス対象)
第2条 この要綱により、東京都立図書館視覚障害者等サービスを利用することの
できる者は、著作権法37条第3項の規定に定める視覚障害者等のうち、東京都内
に居住、又は通勤若しくは通学する個人で、第3条の規定に掲げる手続きを終了
した者とする。

「著作権法37条第3項の規定に定める視覚障害者等」とは、「視覚障害者その他
視覚による表現の認識に障害のある者」とされている。国会答弁などでの政府の
公式見解として、ディスレクシアもこれに該当し、医師の診断書や障害者手帳な
どによる確認は必ずしも求めないものとされている。

なお藤堂委員によれば、「点字図書館にディスレクシアの人は行きません。点字
図書館を使えるのは障害者手帳を持っている方です。障害者としてきちんと認め
られている人しか使えないのですね。」の発言について、社会保障審議会障害者
部会に対して会議録の訂正を依頼中とのこと。

社会保障審議会障害者部会(第72回)議事録(抜粋) 2015/10/152016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000105296.html

○日時 平成27年10月15日(木) 9:30~

○場所 TKPガーデンシティ御茶ノ水カンファレンスルーム3C
(東京都千代田区神田駿河台3丁目11-1三井住友海上駿河台新館)

○出席者 駒村康平部会長、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、石原康則委員、
伊藤建雄委員、大濱眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨実委員、菊本圭
一委員、久保厚子委員、佐藤進委員、竹下義樹委員、藤堂栄子委員、中板育美委
員、中村耕三委員、野澤和弘委員、樋口輝彦委員、広田和子委員、本條義和委員、
森祐司参考人、末吉孝徳参考人、江藤修参考人、白江浩参考人、五郎川展弘参考


○藤堂委員 藤堂です。同じ文脈なのですけれども、移動で合理的配慮の対応や、
教育施策との連携等というのと、労働だけではなく国土交通省とか、移動に関わ
る所全部が関わってくる話なのだと思います。例えば、今朝はJRが止まっている、
地下鉄も止まっている状態のときに、通常のときの訓練はできたとしても、それ
ではどうするのと言ったときに、受入側のほうの訓練をきちんとやっておいてほ
しいと思うというのが1つです。
 もう1つは、委員の意見の所で、私が言ったのが違うように書かれています。
「通常学級に通う子供は保護者が連れていかねばならず」ではなく、通常学級に
いながら、通級というシステムが教育の中にあります。これは、御存じかどうか
分かりませんけれども。自分の学校の中での通級ができる子供はいいのですけれ
ども、そうでない子供たちは、港区にはすごく遠くに1校しかないのです。そう
すると、お母さんがお台場から麻布十番まで連れて行かなくてはいけない状態が
あります。お母さん以外に、発達障害で軽ければこんな福祉は使えないのです。
そういうときにどうするのか、ということなど全然考えられていないということ
です。
 それから、地域格差が余りにもありすぎるということです。大分県と満員電車
の話が出ましたけれども、本当に電車がないような所もあれば、交通の便の良い
所もあればという中で、それをどのように考えていくのかということが完璧に抜
けているということです。
 行政間の溝の中で一番大きいのは文部科学省なのかなと。特に厚生労働省と文
部科学省はいいとしても、地方に落ちていったときに、教育委員会というのは全
然違う性格を持った行政単位なのです。そこを、本当にきちんと連携できるのと
いうところが、実感としてできそうにないなと。4月の合理的な配慮が、公的機
関では当たり前のことになるよと。やらなくてはいけませんよと。不提供も差別
ですよとうたっている中で、それが本当にできるのですかというところをきちん
と考えて、これは3年後の見直しを待っていられないことだろうと思って申し上
げます。その辺はどのように考えているかを伺います。

○駒村部会長 今の点は確認ですか。

○藤堂委員 はい。

○駒村部会長 今の御質問について何かありますか。

○田中障害福祉課長 すみません、合理的配慮との関係ですか、聞き漏らしてし
まって申し訳ありません。

○藤堂委員 この見直しだけではなくて、行政間の溝というのがありますねと。
それから、福祉に関わらない人たち、引っかからない程度の障害がある人たち、
発達障害の人たちは合理的な配慮で対応していくわけですよね。それのすり合わ
せというのはどの程度いっているのですかという話です。

○田中障害福祉課長 この3年後の見直しどうこうとは別に、私どもは文部科学
省と常に連携を取り合って、どういう支援があるべきかということの検討はさせ
ていただいているつもりです。御指摘なども踏まえながら、引き続き連携を強化
していくことを進めたいと思います。

○駒村部会長 教育委員会とか、そういう所まで行くと、そういう話が届いてい
ないと。

○藤堂委員 そうです。それに足して地域間格差がものすごくあるよということ
に関して、国のレベルではいいかもしれないけれども、落としていったときの連
携のところまで、どうやって担保するのですかという話です。

○田中障害福祉課長 そちらのほうは、むしろ文部科学省で教育委員会の、いろ
いろ合理的配慮を含めて徹底していただかなければいけない部分はあると思いま
す。そのようなところも、今後は文部科学省と連携していく中で、しっかりして
いただきたいということも含めて伝えていきたいと思います。

○駒村部会長 縦割りの中ですからなかなか。しかし、1億総活躍という話も出
ているわけですから、是非ともそういう話も横断的な議論は届くようにしてもら
いたいと思います。今のような、現場での感覚があるということ。交通機関のほ
うでも、そういう対応をきちんとしてもらわないと困るというお話がありました
ので、その辺については取りまとめの中でも実効性のある形で、中央の政策が生
活の場に届くようにお願いしたいという意見だったと思います。そういう形でま
とめさせていただいて、末吉参考人から手が挙がっていたと思いますのでお願い
いたします。

○藤堂委員 簡単にですが、多分ものすごく増えているのが精神の部分で、その
中で大部分を発達障害が占めているという中で、移行支援がゼロという所はすご
く多いというのは、やはりノウハウがない。それから、分かっていない、ふさわ
しくない、不適切な指導なりがされていると考えられ、是非、そこのところの人
材育成とか、ノウハウの蓄積を全国的に広げていただきたいと思います。

社会保障審議会障害者部会(第70回)議事録(抜粋) 2015/09/092016-03-20

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000102410.html

○日時 平成27年9月9日(水) 14:00~

○場所 TKPガーデンシティ竹橋ホール10E
(東京都千代田区一ツ橋1-2-2住友商事竹橋ビル10F)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、阿由葉寛委員、石野富志三郎委員、
石原康則委員、伊藤建雄委員、伊豫雅臣委員、大濱眞委員、小澤温委員、河崎建
人委員、菊池馨実委員、菊本圭一委員、北岡賢剛委員、久保厚子委員、佐藤進委
員、竹下義樹委員、橘文也委員、藤堂栄子委員、中板育美委員、中村耕三委員、
日野博愛委員、広田和子委員、本條義和委員、今村早人参考人

○藤堂委員 発達障害ネットワークの藤堂です。多分、発達障害の子供たちが一
番恩恵を受けている部分だと思っております。この児童デイの質に関して、私た
ちはとても心配をしておりまして、おっしゃったように老人のほうよりもずっと
儲かるというように、それはもしかしたら違うかもしれない、でもそう言われて
いて、司法書士などもそういうのでセミナーを行っていたりして、どのようにそ
れを転換するか、みたいなことを教えていたりするのですね。そうすると同じ認
知の問題だからと言ってうまくいくだろうと参入したところが、子供たちのほう
がずっと大変であると、動き回るとかいうことで、本当にさしたるノウハウとか
その障害に関してのきちんとした内容を分からないまま、これはこういう資格の
人がサビ管になりますよとかあるのですが、管理者として、発達障害の施設を対
象としての能力があるかどうかというところは全然考えられないままそういう人
がなってしまっていたりすることが多く見られるのです。とても多く見られてい
るというのが1つ大きな問題があると思います。
 それで中に入っている子どもたちの親から見ると「ああ、やっとどこか子ども
たちの居場所ができた」ということで飛びつくわけです。今度事業者としては、
うちはこういうプログラムがあります、あっちはこういうプログラムがあります
というので、1人の子供をみんなで取り合うような現状が実際の現場で起きてい
るのです。それも1つの問題だと思います。
 それからフランチャイズの問題も本当に大きな問題だと思っていまして、はい、
やりますと、うどんとかではないので、人間を扱うものなので、フランチャイズ
をやるのはいいかもしれないけれども、事務の効率化という意味では意味がある
かと思いますけれども、内容はきちんと一つ一つやってほしいなと考えています。
 それから先ほどお話がありましたけれども、本来、それぞれの地域にある児童
館とかでの放課後を見る所で、発達障害、軽度と言われている知的でそれほど問
題ない、でも学校の中では大変さを抱えているような、子どもたちに対応できる
人をちゃんと1人は絶対に置くというようにしたら、この放課後等デイに通わな
くてもやっていける人たちがいっぱいいるはずです。この数字を見てとてもびっ
くりしておりまして、ここだけこんなに増えているのだということと、それに対
して、全員にと考えたら9万では足りないはずなのです。でも、全員にといった
ら絶対に経済破綻が起きるということを考えたら、この教育とかと連携すること
を書いてありますので、それから地域と連携することも書いてありますので、福
祉までにいかなくても、対応できるようなシステムをきちんと考えておくことが
必要なのではないかと思います。

○津曲障害児・発達障害者支援室長 障害児・発達障害支援室長です。実態把握
に関して申し上げれば、どのような形態が塾型と捉えるかに関して言えば、なか
なか難しい面もありまして、そのような形の分類というのは行っていなくて、現
状の放課後等デイサービスの状況は資料の42ページのとおり、その利用児童数の
推移というものも増えてきていて、事業所数の推移を見ていただいても増えてき
ているわけですけれども、事業所数の推移というのが非常に大きいというところ
です。利用児童数の推移も、例えば平成25年、平成26年度で見た場合でも、これ
は3割近く増えているわけですが、総費用額で見た場合にはそれ以上の伸びがあ
るということです。事業所数の増加とともに、利用回数なり、1人当たりの費用
額も増えていると考えているところです。
 こちらの放課後デイサービスについては、様々な御指摘もありますので、実態
の把握であるとかについてはしっかり検討していかなければならないと考えてい
ます。
 また、一般施策との関係については、藤堂委員の御指摘のとおりと考えていま
すので、保育所とか放課後児童クラブとかそのような所において、どのように障
害児というか発達障害のお子さんも含めてどのように受入れていただけるかとい
うことに関しては、局を越えてしっかりと連携して考えていきたいと思っていま
す。

○藤堂委員 私は今年8月にイギリスに行って、教育省でお話を聴いてきて、去
年9月にできていて、行動プラクティスの中で教育が主導権、イニシアティブを
取って、医療・福祉で、統一して1人の人間を見ていくことをきちんと考えてい
るのを、聴いてきています。イギリスでできることが日本でできないわけがない
と思いますので、是非、縦割り行政の悪いところを、お話をしていても、塾的な
所とか、勉強、学習するスキルを付けなくては、学校の中で生きていくことがで
きない子たちがいるのを、それはどこでやるのというところを考えるためにも、
そういうことをまず統一してから始めるべきだと思います。ありがとうございま
す。

○駒村部会長 これはイギリスの省庁の役割分担というのは、日本と同じで、文
部省、厚労省と、それとも統合された形になっているのですか、中央省庁は。

○藤堂委員 いえ、教育省は教育省があり、それから、今ちょっと分からないの
ですが、多分、エンプロイメントはエンプロイメントという形になっているかと
思います。

○小澤委員 1点だけ補足です。イギリスの場合、障害政策庁と訳されるのです
かね。日本でも内閣府でそれに近いものはなくはないですが、一応、縦割行政を
何とかなくすために、障害と、そこを共通ベースに置いて、政策の統合化を図ろ
うと、中央官庁にそれを作っていることは確かです。

○藤堂委員 藤堂です。支援区分の認定における障害特性の更なる反映について
どう考えるかという論点の整理(案)ですが、新しく読み書きの困難ということと、
感覚の過敏、集団への適応というのが項目の中に入ってきているわけですね。認
定調査項目の見直しの中で、新規に出てきたものが3つあります。これについて
伺いたいことがあります。これらを測るための何らかのアセスメント、共通のも
のがあるかどうかということなのです。多分ありません。これは是非、人生を通
してやっていただきたいと思うのです。教育だからというのではなく、教育でも
福祉でも、同じアセスメントを使ってやっていただきたいと思います。本人に聞
いたところで、本人は分からないのです。本人は読めていると思っていることも
あります。私も読めていると、60年間ずっと思っておりました。でも、60歳にな
って、ちゃんと検査しましたら、小学校2年生並みの読みの力しかありません。
これだけ話せても、読みの力は仮名だけだと2年生なのです。スピードと流暢さ
と正確さ、3つをきちんと見ないと分からないものなのです。親が分かるかと言
ったら、親は「いや、この子、怠けてるだけですから」とか言って、実際の像を
見ることができないというのがありますので、アセスメントは大事だと思います。
 あと、感覚の過敏、鈍麻というのも、本人が感じているもので、本人はほかの
人と比べてどの程度過敏なのかなどというのは分からないわけですね。だから、
私は本当はこの部屋で自分の声がエコーして返ってくるのがすごく邪魔で、自分
の声で思考が乱れるのです。そういうことがあったりする人もいっぱいいる。け
れども、みんなそうなんだ、その中で頑張っているのだろうと思い込んでいる人
もいっぱいいて、我慢に我慢を重ね、最後にパニックになってしまう人もいっぱ
いいるということなのです。
 集団での不適応に関しても同じです。1人でいたほうがずっと楽な人もいるわ
けで、その辺をどうアセスメントするのかということを、やっていらっしゃるの
だと思うのですが、これからどのようにやっていくつもりなのかということ、こ
れは急務だと思います。そのことだけちょっと言いたいなと思いました。

○駒村部会長 これは御質問というよりは切り口ということですね。藤堂さん、
今は御質問ですか。それとも切り口として、今後の議論のテーマとしてというこ
とですか。

○藤堂委員 そうですね。多分、質問しても今はないというお答えだと思います。
是非やっていただきたいのが、この項目、新しい項目で引っかかってきた人たち
のパーセンテージなり人数なり、それがどういう方たちなのか分かると、すごく
有り難いなと思います。