【雑 誌】『障害者問題研究』第37巻 1号 特集 発達障害と家族支援2009-05-26

編集部からのお知らせです。

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 『障害者問題研究』第37巻1号(通巻137号)
 特集 発達障害と家族支援 定価2,625円
 http://www.nginet.or.jp/ken/k371/ken37-1.html

 全障研出版部 TEL:03-5285-2601 FAX:03-5285-2603
 http://www.nginet.or.jp/


学力保障、ひきこもり、虐待、少年非行・・・
“二次障害”に困っている本人と家族に寄り添う
発達支援、家族支援のあり方が、この1冊でわかる

【目次】
★特集にあたって/荒木穂積(立命館大学)

【論 文】
★発達障害の子どもの育ちと家族支援/定本ゆきこ
 (京都少年鑑別所・精神科医)
★発達障害児の特別なニーズと家族支援/楠 凡之(北九州市立大学)
★発達障害と社会的ひきこもり/近藤直司(山梨県立精神保健福祉センター,
 山梨県中央児童相談所)・小林真理子(山梨県発達障害者支援センター)・
 宮沢久江(山梨県立精神保健福祉センター)・宇留賀正二(山梨県発達障害
 者支援センター)・小宮山さとみ(山梨県発達障害者支援センター)・中嶋
 真人(山梨県富士ふれあいセンター)・中嶋 彩(日本臨床心理研究所)
 ・岩崎弘子(山梨県中央児童相談所)・境 泉洋(徳島大学総合科学部
 人間社会学科)・今村 亨(山梨県立精神保健福祉センター)・萩原和子
 (山梨県立精神保健福祉センター)
★発達障害のある子ども虐待事例の家族援助-子ども虐待の親に対する心理教育
 的介入について/渡辺 隆(福島大学大学院)
★発達障害と少年非行/藤川洋子(京都ノートルダム女子大学)
★通常学級で学ぶ発達障害児の保護者からみた子どもの行動と特別の配慮/
 奥住秀之(東京学芸大学)

【実践報告】
★“子ども・若もの支援ネットワークおおさか”における発達障害児・者への支
 援/青木道忠(大阪障害者センター)
★「家族を支援する」とは,何を支援するのか―地域子育て支援機関における支
 援の実際/小渕隆司(千葉県鎌ヶ谷市子育て総合相談室)
★チーム医療による発達障害をもつ本人とその家族への関わり―学校,児童相談
 所,警察,司法との連携/大平麻幸代・冨山貴子・山本奈々絵
 (医療法人聖心会・清水クリニック)

【動 向】
★日本におけるスクールソーシャルワーカーの動向/鈴木庸裕
 (福島大学大学院人間発達文化研究科)

埼玉親の会「麦」20周年記念連続セミナー「発達障害 ~こころの健康を育むためには~」/浦和コミュニティセンター 2009/05/262009-05-26

主催者からのご案内です。

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発達障害研修会「発達障害 ~こころの健康を育むためには~」

発達障害は、周囲から理解されにくく、不適切な対応がとられることがしばしば
起こります。そのため、本来の障害特性以外に、「こころの問題」を引き起こす
場合があります。
このたびの研修会では、発達障害が起因とする、二次障害・ひきこもり・不登校
・ニート(自立困難)・家族間の軋轢など、発達障害に付随する問題に焦点をあ
てて、幅広い年齢層の事例を通じ、対応方法を学びます。

日 時:2009年5月26日(火)10:00~12:00 受付9:40~

会 場:浦和コミュニティセンター 第13集会室(浦和パルコ10F)
    さいたま市浦和区東高砂町11-1 TEL048-887-6565
     JR浦和駅東口下車徒歩1分 有料駐車場あり
     http://www.kanri-kousya.or.jp/shisetsu/com_urawa.html

テーマ:発達障害 ~こころの健康を育むためには~

講 師:さいたま市こころの健康センター「子どもの精神保健相談室」
    臨床心理士 緒方広海氏、保健師 西尾恵美子氏(2名)

参加費:麦会員 無料
    会員外 資料代として200円を当日受付でお支払いください。

対象者:保護者、一般、関係職員ほか 80名 定員になり次第、締め切らせてい
    ただきます。定員オーバーの場合、こちらからご連絡いたします。

申込み:参加者氏名、連絡先(住所・電話・FAX・MAIL)、所属(保護者・関係
    機関)をご連絡ください。
    申込みに際して知り得た参加者の情報は、目的外には使用せず、研修会
    終了後は処分いたします。ご安心ください。
    保育は会場の都合で行っておりません。お子様連れの場合、保護者の責
    任において管理お願いします。

申し込み・問い合わせ先
埼玉親の会「麦」まで MAIL ldmugi@hotmail.com

生きるために私は強くなる自己鍛錬サバイブアイドル倉持結香とは何か2009-05-28

http://www.ocn.ne.jp/game/og/32-survival/special.html

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生きるために私は強くなる!自己鍛錬サバイブアイドル倉持結香とは何か!?
現役女子高生が秩父山中で得た悟りから考察する生存術

通学中の満員電車で、痴漢を後ろ回し蹴り一閃で撃退し、一躍時の人となった現
役女子高生アイドル、倉持結香。彼女の本性がかなりのトンデモだという情報を
入手したOG取材班は、痴漢撃退一周年記念と称して突撃取材を敢行!そして、取
材班によって明かされた女子高生アイドルの実態は驚愕極まりないものだった。
--略

【図書】 今村 志穗著 『晴れときどきアスペルガー』/講談社 2009/02/202009-05-28

『晴れときどきアスペルガー』 (単行本) 『晴れときどきアスペルガー』 (KCデラックス) (コミック)

著者よりご案内いただきました。

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● 『晴れときどきアスペルガー』 (単行本)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4062150980/ref=nosim/?tag=ldns-22

内容紹介 「答え」があるから、私達はもう大丈夫! 長男が変わっているのは私
     の育て方のせい?!「私」は息子の心が見えないことにたったひとりで
悩み、そして少しづつ、その「答え」にたどりつく!

内 容 作者の実体験をもとに、「アスペルガー症候群」の子どもと向き合った
    母と家族の感動物語。

著者略歴 今村 志穂 1972年生まれ。『晴れときどきアスペルガー』でデビュー
     広瀬 宏之 1995年東京大学医学部卒業。同附属病院、東京大学大学院
     医学系研究科を経て、2003年から国立成育医療センター発達心理科に
     て、発達障害や児童精神科の臨床に携わる。その間、フィラデルフィ
     ア小児病院の児童精神科にて研鑚を積む。2008年4月から横須賀市療
     育相談センター所長。小児科神経科専門医、医学博士。

単行本: 255ページ 出版社: 講談社 (2009/2/20) 価格: ¥ 1,470
ISBN-10: 4062150980 ISBN-13: 978-4062150989

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● 『晴れときどきアスペルガー』 (KCデラックス) (コミック)
  今村 志穗 (著), ごとう 和 (イラスト)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4063756556/ref=nosim/?tag=ldns-22

コミック 出版社: 講談社 (2009/2/13) 価格: ¥ 690
ISBN-10: 4063756556 ISBN-13: 978-4063756555

Living Library 先端研オープンキャンパス!」/東京大学駒場IIキャンパス 2009/05/29-302009-05-29

東京大学駒場IIキャンパス

■ Living Library 先端研オープンキャンパス!」
■ /東京大学駒場IIキャンパス 2009/05/29 ― 2009-05-30

主催者からのお知らせです。

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多様性を理解することから始める「Living Library」開催のお知らせ

この度、5/29,30に東京大学駒場IIキャンパスにおいて、「Living Library
先端研オープンキャンパス!」を開催する運びとなりました。
是非、多くの方のご来場をお待ちしております。

● 2009年5月29日(金)、30日(土) -------------------------

Living Library 先端研オープンキャンパス!

2000 年にデンマークから発信されたLiving Library(生きている図書館)。
この図書館では、障害のある人やセクシャルマイノリティなどの人々が
「生きている本」となり、貸し出されます。
そして、読み手(一度に1~3名程度)が「生きている本」と会話することができ
るという形式になっています。

様々な属性をもつ「生きている本」との30分間の対話は、読み手が自らのバリア
に気づく可能性を秘めています。
この機会に、多様な価値観のなかに身を置いてみませんか?

※今回のリビングライブラリーは、東京大学先端科学技術研究センターのキャン
パス公開において、中邑研究室の企画として行われ、無料一般公開されます。

テーマ:Understanding Diversity
~こころのバリア、とかしてみませんか?~

開催日程 2009年5月29日(金)、30日(土)
開館時間 10:00~16:00
予約開始 10:00
貸出開始 29日(土)11:00
     30日(日)10:30
※貸出開始の時間が29日と30日では変わりますのでご注意ください。

開催場所:東京大学先端科学技術研究センター
     〒153-8904
     東京都目黒区駒場4-6-1 3号館1階
     http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/
     http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/index.html#area

※ 5月30日(土)13:15~14:15
「生きている本」のお一人である寺田啓佐氏(自然酒蔵元「寺田本家」当主)に
よる講演会が行われます。ぜひご参加ください。

○「生きている本」としてご参加いただくみなさま

高次脳機能障害当事者
車いすユーザー
薬物依存症からの回復途上者
女流官能小説家
セクシャルマイノリティ当事者
先端研研究者
発達障害当事者
有機農民
盲ろう当事者
自然酒造元当主

など数冊

※ 詳しくはウェブページをご覧ください。
  http://www.living-library.jp/

文部科学省 平成21年度 「発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究事業」の選定結果について2009-05-30

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/05/1267109.htm

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平成21年度「発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究事業」の
選定結果について

                            平成21年5月29日

 このたび、平成21年度「発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研
究事業」について、公募及び審査を行った結果、4団体を選定しましたので、お
知らせします。

1.経緯
 平成20年6月に「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の
促進等に関する法律」が公布され、障害の有無にかかわらず児童生徒が十分な教
育を受けることができる学校教育を推進することとされたことを踏まえ、発達障
害等の児童生徒の障害の状態等に応じた教科用特定図書等や教材の在り方及びそ
れらを利用した効果的な指導方法や教育効果等について、大学等の専門機関に委
託し、実証的調査研究を行うことを目的としています。

2.選定結果
 文部科学省では、学識経験者等からなる審査評価委員による審査に基づき、平
成21年度発達障害等に対応した教材等の在り方に関する調査研究事業の委託先と
して、4団体を選定しました。選定された団体の名称及び調査研究テーマは下記
のとおりです。

NO 団体名 調査研究テーマ
1 慶応義塾大学
  高等学校段階における弱視生徒用拡大教科書の在り方に関する調査研究
2 財団法人日本障害者リハビリテーション協会
  発達障害等に適する電子教科書と教材の研究
3 東京大学先端科学技術研究センター・人間支援工学分野
  教科書等教材の効果的学習を促進するための具体的方策に関する研究
  ~電子化された教材の加工とパソコンなどの支援技術の活用を中心として~
4 特定非営利活動法人エッジ
  音声による教科用特定図書等や教材の在り方及びそれらを利用した効果的な
  指導方法や教育効果等に関する実証実験

お問い合わせ先
 初等中等教育局特別支援教育課 発達障害支援係
 電話番号:03-5253-4111(代)(内線3254)

平成21年度 秋田LD・ADHD研究会 講演会&ワークショップ/秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎 2009/05/312009-05-31

主催者からのご案内です。

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日 時 2009年5月31日(日) 午前10時30分~午後4時20分

日 程
10:30~12:00
 ○講 演
  演 題 「発達障害のある子どもの学習支援」      
~読み書きの指導を中心に~
  講 師
   独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
発達障害教育情報センター 総括研究員
梅田 真理 氏

13:20~16:20
 ○ワークショップ 「読み書きの指導の実際について」
  講 師  梅田 真理 氏

会 場 秋田県ゆとり生活創造センター遊学舎 会議室
    秋田市上北手荒巻字堺切24-2

交 通 秋田駅東口より、日赤病院・御所野方面行き(ほか)
    バス停【遊学舎前】下車 徒歩1分

定 員 100名

主 催 秋田LD・ADHD研究会

参加費 3,000円(年会費として2,000円+資料代1,000円)
    午前だけ参加の方は2,000円

申込み 当日直接会場においでください。参加費も当日会場でお支払いください。

     秋田LD・ADHD研究会事務局
     E-mail:akitald@yahoo.co.jp

関連ウェブサイト http://www.yutopia.or.jp/~hassey/
(現在都合により休止中)

JDDネット 会員懇談会のご案内/友愛会館 東京都港区芝 2009/05/312009-05-31

http://jddnet.jp/index.files/archives2009/20090427.txt

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 日 時: 5月31日(日)午後2時30分~5時
 場 所: 友愛会館 9階大会議室 東京都港区芝2-20-12
      (都営地下鉄三田線芝公園A1出口1分、JR田町徒歩10分)

 会員懇談会 14:30-17:00
 「障害者自立支援法における発達障害の位置づけ」
    講 師:日詰正文氏 (厚生労働省発達障害対策専門官)
        大塚 晃 氏 (JDDネット理事・上智大学教授)
    進 行:田中康雄氏 (JDDネット代表・北海道大学教授)

 厚生労働省の日詰専門官、大塚晃氏のお二人から障害者自立支援法への発達障
害の位置づけについて、お話をしていただく予定です。
 会員懇談会ですので、協議員以外の方も奮ってご参加ください。参加ご希望の
方は、住所、氏名、職業、所属団体を明記の上、JDDネット事務局宛、メールも
しくはファックスにてお申し込みください。
 (メールアドレスoffice@jddnet.jp、ファックス番号03-6240-0671)
 (参加費無料、定員:先着順100名、定員になり次第締め切ります。)
 
 懇親会(会費制・定員50名)17:30-19:30
  日 時:5月31日(日)午後5時30分ー7時30分
  場 所:セレスティンホテル レストラン・サザンクロス
  参加費:一人5000円

  *参加ご希望の方は、会員懇談会お申し込みの際に同時にお申し込みくださ
   い。参加費は当日、受付にてお支払いください。

朝日新聞 2009/05/31 朝刊 「声」 「デジタル化は教科書優先で」/福祉団体役員 河村宏2009-05-31

筆者の許諾を得て、転載しています。

------------- 朝日新聞 2009/05/31 朝刊

デジタル化は教科書優先で

福祉団体役員  河村 宏 (東京都調布市 62)

 予算約126億円がついた国立国会図書館のデジタル化を本紙社説が支持した
(25日朝刊)。適切な形式のデジタル図書は多くの障害者や高齢者に優しい。
発達・学習障害などで「読める」教科書がない子どもたちも国内に多数おり、デ
ジタル化には教科書整備を優先すべきではないだろうか。

 私も携わる日米欧豪の非営利団体はデジタル録音図書の国際標準規格「DAI
SY(デイジー)」を開発、無償提供し図書のデジタル化を進めてきた。デイジ
ー図書は文章に音声・画像がつき、検索が容易で、視聴覚障害のみならず発達・
学習障害児を含む人々が自力で読める。

 日本では視覚障害児のために拡大教科書は予算化されているが、発達・学習障
害児にも有効なデイジー版教科書はボランティア頼りで、供給が足りていない。

 教科書のデイジー化は昨年の著作権法改正で認められ、国会図書館がデイジー
版教科書を提供するための法的環境は整った。「読める」教科書のない子どもた
ちや高齢者の存在に心を配った蔵書のデジタル化を切に望む。