社会保障審議会障害者部会(第68回)議事録(抜粋) 2015/07/242016-03-20

○日時 平成27年7月24日(金) 9:30~

○場所 TKPガーデンシティ御茶ノ水カンファレンスルーム3C
(東京都千代田区神田駿河台3丁目11-1三井住友海上駿河台新館3F)

○出席者 駒村康平部会長、朝貝芳美委員、石原康則委員、伊藤建雄委員、大濱
眞委員、小澤温委員、河崎建人委員、菊池馨実委員、北岡賢剛委員、久保厚子委
員、佐藤進委員、藤堂栄子委員、永松悟委員、中村耕三委員、樋口輝彦委員、日
野博愛委員、広田和子委員、本條義和委員、松本純一委員、久松三二参考人、岩
上洋一参考人、佐藤加奈参考人、鈴木孝幸参考人、菊地達美参考人、竹中郁子参
考人

○藤堂委員 発達障害ネットワークの藤堂です。この前ヒアリングのときに、き
ちんとお答えできなかったので、ここで補足説明をしたいと思います。JDDネッ
トだけが既存の仕組みの中でいいと言っていることに関しての意見を聞かれて、
私どももまだ準備ができていないという答え方をしてしまったのですが、不適切
だったと思うので取り下げたいと思います。考え方は、帰りまして確認したとこ
ろ、本来でしたならば国民が全員負担するという意味では、介護保険料を払うと
いうことに関しては、既存の仕組みでよいと思うけれどもということで、今おっ
しゃったように、65歳になったところで負担が増えてしまうことに関しては、や
はり考えなくてはいけないということで、配慮が必要であるということで、ここ
については、きちんと対応していただきたいということです。
 もう1つは、65歳から切り替わるときに困ることが、デイサービスで受けてい
たサービスを、今度、介護のサービスで受けなくてはいけない状態になったとき
に、慣れていた所でのサービス、また人によるサービスは、次に行った所で、同
じサービスを受けられますと言われていても、違う所で受けることによって状態
が悪くなる。特に、精神又は発達障害の場合はそういうことが起きるだろうとい
うことで、併設であれば連続性が保たれるわけですが、それができないというこ
とに関しては配慮が必要であるということです。今の話は、JDDネットとしてと
いうことです。
 もう1つの意見は、精神としても、いろいろな統計が取られていますが、その
中での発達障害がどのぐらいいるのかは統計として取られていないということで
す。高齢になると、もともと何だったのかと分からなくなってしまうので、今さ
ら取れないかという感じがします。せっかく精神が4月から対象になり、いろい
ろな所で精神の統計を取られるときに、その中で発達障害が原因でそうなったと
思われる、又は発達障害としての数を取れるのだったら是非、取っていただきた
いということです。もう1つは、女性の件に関してのことが言われ始めています
ので、是非これから先、女性に対して、女性のほうがもっと不利な状態にいるの
だと思うので、女性の障害者についての統計も出していただきたいと思っていま
す。以上です。

○駒村部会長 今日に関わる所としては、65歳の所で、支援とか生活の連続性が
ちゃんと保障できるようにというお話でしたね。

○藤堂委員 はい。

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○編集人注

藤堂委員から発達障害ネットワークを代表して出席しているにもかかわらず、十
分な確認を取らず不適切な発言があったので撤回し訂正するとの趣旨である。

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