ディスレクシアのお子さんを持つお母さんからのメール 2009/07/082009-07-12

法律が整備されても、その趣旨を担保するための制度や財政手当がなければ、法
律が実効性のないものとなってしまう、悲しい典型例だと思います。

私が個人的にいただいたメールでしたが、多くの人に是非知って頂きたいと思い、
ご本人に無理をお願いして、下記のようにまとめました。

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ディスレクシアのお子さんを持つお母さんからのメール 2009/07/08

(個人情報保護のため固有名詞は削除してあります。改変を加えない限り自由
に転載して頂けるよう、ご本人の許可を得ております。)

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○○市○○区近辺在住のつまづきのある子どもを持つ親の会(昨年秋に発足し
たばかりの小さなグループです)『○○○○○○○○○○』の代表、○○と申
します。

 普通級在籍の小学校3年生の娘(ディスレクシア)が国語・算数の拡大教科
書を使用させていただいていますが、冊数が多く持ち運びに苦労しております。
また、完成順に順次送られてくるため、国語の巻末の漢字表が手に入るのが
夏休み明け(冬休み近く)になってしまい、学年の最初から使用する重要な部
分であるにもかかわらず手元に届かないという不便さも抱えております。

 高学年になりますと、理科や社会の教科書の文章量も半端なものではなく、
とても親が読み聞かせられる分量ではありませんし、すべての教科の拡大教科
書をお願いするわけにも行かず、大変心配しております。

 教科書バリアフリー法も出来たことですし、学校の理解も得られデイジー版
の教科書を教室で使用しても良いとの快諾をいただきましたが、調べましたと
ころ肝心のデイジー版の教科書の入手は簡単ではないようだということがわか
りました。
 一刻も早く全教科の教科書のデイジー版が容易に手に入るようなシステムを
作って欲しいと思っていたところ、今回の要望書の件をメルマガで拝見いたし
ました。

(注)要望書 http://shibuya.cool.ne.jp/ldnews/bknos/yousei.html

 大変簡略な形ではありますが、早速、○○市の○○○○○○局○○本部○○
支援部○○福祉課  ○○党 ○○市議にお伝えしました。

 また、別件ですが、児童文学・児童図書のデイジー化のボランティアのお願
いと、学校図書館への児童文学のデイジー図書導入のお願いを○○市教育委員
会学校教育部指導課“○○○○○○○○”担当の方にしてまいりました。

 いずれもグループとしてのお願いではなく、個人的にお願いしてきたもので
すが、今後グループの活動として、署名活動などできないかと考えております。

 もしも、貴団体に要望実現のための署名活動用の用紙等の雛型がございまし
たら、メールにて送っていただけないでしょうか?

 お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

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星槎教育研究所主催 不登校・発達障がい理解啓発セミナー/沼津さんさんホール 清水テルサ 2009/07/11-122009-07-12

主催者からのご案内です。

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テーマ 「子どもの困り感の理解と、今、大人ができること」

学習の問題、社会性やコミュニケーションの問題、そこから派生する
二次的障害としての不登校の問題について、心理的疑似体験プログラ
ムを用いながら、子どもの「困り感」を理解すると共に、今、大人た
ちがどのように関わり何ができるのかを考えていきたいと思います。

講 師 安部 雅昭 先生 星槎大学講師・特別支援教育士・教育カウンセラー

日 時 2009年7月11日(土) 午前9時45分~12時
      2009年7月12日(日) 午前9時45分~12時
      ※ 11日、12日ともに同じ内容のものです。

会 場 11日:沼津さんさんホール2階 コミュニティホール
      沼津市大手町3-5-21 TEL:055-963-3134
      12日:清水テルサ6階研修室(小)
       静岡市清水区島崎町223 TEL:054-355-3111

定 員 30名(定員になり次第締め切ります)

主 催 NPO法人 星槎教育研究所

後 援 静岡県教育委員会・星槎大学

参加費 無料

申込み 参加希望者の氏名・住所・連絡先を明記して下記へお申込み下さい。
    
      M-netアビニオンスクール草薙校
      E-mail:avignon@ai-creative.co.jp
関連ウェブサイト http://mnet-c-univ.jp/avignon-high/

親・教師のためのLD・ADHD・アスペルガー対応講演会『気になる特性から診た効果的な関わり・青年期をふまえて』/高松市男女共同参画センター 2009/07/122009-07-12

親・教師のためのLD・ADHD・アスペルガー対応講演会

日 時  2009年7月12日(日)午前10時~12時半

テーマ 『気になる特性から診た効果的な関わり・青年期をふまえて』

場 所  高松市男女共同参画センター (高松市錦町)

講 師  繪内利啓 (香川大学 教育学部教授 精神科医)

内 容  毎月している公開講座、7月は医療診断と教育学部で具体的
      スキルの対応を指導されている繪内教授です。

参加費  非会員 五百円(定員あり 要申し込み)

連絡先  imoto@siren.ocn.ne.jp

主 催  香川LD周辺児(者)親の会

アウトサイダー・アート展 『変容-メタモルフォーゼ』 2009/05/30-07/122009-07-12

アウトサイダー・アート展 『変容-メタモルフォーゼ』

普段私たちは、モノには決まったカタチがあるように思っていますが、よくよく
見るとひとつひとつのモノの中から見慣れない形が立ち上ってくることがありま
す。

地域の町工場を再生したギャラリーと、【アール・ブリュット】【アウトサイダ
ー・アート】とよばれる作品のコラボレーション。
カタチをとらえる方法の限りない自由さをお楽しみ下さい。

この展覧会では、(社)発達協会と(社福)さざんかの会が、十数年にわたり開
催してきた知的障害のある子ども~青年のアトリエ『いきいきくらす(旧造形教
室)』で生まれた作品群の中から一部をご紹介します。

また、絵本作家でアウトサイダー・アートの普及に尽力されているはたよしこ氏
などを講師に迎え、ギャラリートークやワークショップといった各種イベントも
開催します。アウトサイダー・アートグッズもご用意してお待ちしております。

障害の有無を超え、多様な感性が交差する新しいアートの世界に、是非一度足を
お運び下さい。

期 間:2009年5月30日(土)~7月12日(日)  金土日のみ
    金 3pm~7:30pm / 土・日 11am~5pm

会 場:Gallery Cafe 三富製作所  台東区日本堤2-37-1
   (日比谷三ノ輪駅下車、土手通りを吉原大門方面へ徒歩5分、
    明治通りを越えて三ノ輪一丁目交差点左折、左側一つ目の角)

入場料:800円(オリジナルタンブラー、ドリンク付き)

イベント:
 ギャラリートーク
『障害と表現~枠にとらわれない表現者たち~』
  5/30(土) 【pm2~3:30】
  お話 はたよしこ (ボーダレス・アートミュージアムNO-MAディレクター
            /すずかけ絵画クラブ主宰)

 ワークショップ
『みんなで絵をかこう』
  5/31(日)・6/21(日)・7/11(土) 【am10~12】
  ナビゲーター はたよしこ(5/31のみ)/ウラベノリコ(いきいきくらす講師)
  参加費2000円(画材代等諸費用、展覧会入場料込) ※要予約

事前申し込み、お問い合わせ
   社会福祉法人さざんかの会
   tel 03-5963-6090  e-mail  pegasus2@hattatsu.co.jp