子どもの『脳の発達障害』と向き合おう~LD, ADHD, 高機能自閉症~ 2006/10/222006-10-22

主催者からのご案内です。

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ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
子どもプロジェクト 連続セミナー 第4回
「子どもの『脳の発達障害』と向き合おう~LD, ADHD, 高機能自閉症~」
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【日時】2006年10月22日 日曜日 13時30分~16時30分
                        (開場 13時00分)

【会場】池袋・豊島区立生活産業プラザ(エコ豊島)地下会議室
    〒170-0013 豊島区東池袋1-20-15 
    http://members.jcom.home.ne.jp/s_tamaya/kuro/sangyo.html

【参加費】1,000円(会員500円)

【講演者】

1.「子どもたちの脳に何が起きているか」

  黒田洋一郎氏(東京都神経科学総合研究所)
 LD、 ADHD、高機能自閉症などの軽い脳の発達障害について、
その病態や原因研究の最近の大きな流れの変化とその結果、
将来期待される早期発見・早期診断、さらに予防や根源的治療の
新しい可能性について、最新 の知見をもとにお話いただきます。

2.「早期発見・早期療育をめざして~LD親の会の取り組み」

  新堀和子氏(「全国LD親の会」理事)

 LD(学習障害)とは、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する
能力の習得と使用に著しい困難を示す様々な障害です。LDの早
期発見・早期療育をめざし、社会的な理解を深めるために活動し
ている「LDの親の 会」の取り組み、教育や支援等について現場か
らの声を交えてお話いただきます。

※講演会後に会場での交流会(16:30~17:00)、その後に
 会場外での懇親会も予定しています。こちらも是非ご参加下さい。

【託児サービスのご案内】お子さんを連れてセミナーに参加
される方のために、託児サービスを提供します。ご希望の方は
10月6日(金)までに、お名前・連絡先・お子様の年齢・その他
留意点等を、子どもプロジェクト企画代表(粟谷)までご連絡下
さい。また、託児ボランティアも募集しています。
ご関心のある方は事務局または子どもプロジェクト企画代表
までご連絡下さい。
(連絡先メールアドレス:shinobeing@hotmail.com)

【会場にいらっしゃる皆様へのお願い】
会場には化学物質過敏症の方や化学物質に敏感な方も
いらっしゃいます。会場には、化粧品、香水、クリーニング
から戻ってきたばかりの衣類の着用等を避けるようにご
配慮くださるようお願いいたします。

【お申し込み】不要

【お問い合わせ】
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議
住所:〒170-0004東京都新宿区四谷1-21戸田ビル4階
TEL:03-5368-2735/FAX:03-5368-2736
URL:http://www.kokumin.kaigi.org 
団体連絡先:kokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp
企画代表:粟谷しのぶ(連絡先:shinobeing@hotmail.com)

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講演者プロフィール

黒田洋一郎氏 プロフィール

1968年東京大学農学部農芸化学科修士課程修了。1971年ロン
ドン大学精神医学研究所客員研究員。1973年東京都立神経科
学総合研究所研究員。1976年フランスCNRS神経化学センター
研究員。1978年医学博士(東京大学)。1990年東京都立神経科
学総合研究所分子系部長を歴任、2002年より同研究所客員研
究員。著書に『アルツハイマー病』(岩波書店)、『脳と神経の科学』
(オーム社)など。科学技術振興機構(CREST)の「環境(ホルモン
など)化学物質の脳機能発達への影響と毒性メカニズム」
研究プロジェクト(1999~2004年)に携わった。 現在、東京理科大
学専門職大学院にて非常勤教授を務める。

新堀和子氏 プロフィール

1951年神奈川県生まれ。1988年のLD親の会「けやき」発足
時より在籍。現在、全国LD親の会の理事、LD親の会「けやき」
副会長、就労部会代表を務める。2004年12月にLD教育研究
会で講演。2005年に日本学校メンタルヘルス学会副大会長を
務める。2006年6月に全国LD親の会公開フォーラム「発達
障害のある人の思春期・青年期を考える」にシンポジストとして
参加。2006年8月に東京都教育庁主催のシンポジウム「特別
な支援を必要とする児童・生徒の学級への適応のために-新たに
始まるLD等の通級の展開-」にシンポジストとして参加するなど、
LDに関する情報提供等の活動に取り組んでいる。

【新刊】『児童心理』10月号臨時増刊 LD・ADHD・自閉症・アスペルガー症候群『気がかりな子』をどう理解するか2006-10-25

編集部からのご案内です。

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金子書房『児童心理』編集部では、この度、『特別支援教育・総力特集』として、
教室の中にいる発達障害のある子や、診断を受けていなくてもその可能性がある
子への理解や支援のあり方について、臨時増刊の中で2号連続で紹介致します。

この度、その第1弾である10月号臨時増刊「LD・ADHD・自閉症・アスペル
ガー症候群『気がかりな子』をどう理解するか」を刊行(9月12日発売)致しま
した。以下、特集の内容となります。どうぞ宜敷くお願い申し上げます。

 児童心理10月号臨時増刊 特別支援教育・総力特集[1]
 「LD・ADHD・自閉症・アスペルガー症候群『気がかりな子』をどう理解するか」
    
【内 容】

 学校の中の「気がかりな子」の理解/吉田昌義
 「気がかりな子」の行動の背景にあるもの/尾崎ミオ

●「気がかりな子」が抱える困難を理解する
 児童精神科の立場から/栗田 広
 教育の立場から/佐藤 曉
 療育の立場から-感覚統合の視点を交えて/酒井康年

●「気がかりな子」の理解とかかわりの基本
 「気がかりな子」の特性・個性に目を向ける/木谷秀勝
 通常学級で求められる理解と支援/阿部利彦
 見えにくい・気づきにくい困り感への配慮/三森陸子
 精神医学的診断の考え方/米田衆介
 障害をどう捉えるか/市川宏伸
 幼児期から成人期までを視野に入れた支援/白石雅一

●それぞれの立場で必要な理解と配慮
 担任教師/山田浩司
 養護教諭/毎澤典子
 管理職/砥抦敬三
 特別支援教育コーディネーター/月森久江

 スクールカウンセラーに必要な理解とは/熊谷恵子
 「気がかりな子」への普通学級以外の支援の場/山口幸一郎

●「気がかりな子」の家庭を理解する
 「気がかりな子」のいる家庭の現状/栗原はるみ
 【座談会】先生たちに知ってほしいこと
   -「気がかりな子」を持つ親の声を聴く
 司会:石橋悦子 参加者:親3名/コメント:塩田有子

●周囲への説明・告知をどう考えるか
 発達障害について説明するとき――説明を通して何を目指すか/仁平義明
 周囲への説明・告知が必要な場合とは/品川裕香

【Book&Cinema Guide】「気がかりな子」の理解の参考のために
※「気がかりな子」に関連した読み物、小説、漫画、映画を紹介するコラム。

 金子書房『児童心理』編集部
 http://www.kanekoshobo.co.jp/

【 新 刊 】 「出版のユニバーサルデザインを考える」 出版UD研究会編 ISBN4-902666-10-3 C00002006-10-27

出版のユニバーサルデザインを考える~だれでも読める・楽しめる読書環境をつくるために~(UDライブラリー)出版UD研究会編

http://www.d-kobo.jp/publish08-2.htm

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  出版のユニバーサルデザインを考える
 ~だれでも読める・楽しめる読書環境をつくるために~(UDライブラリー)
  出版UD研究会編

 B5判・240ページ 定価:2,520円(税込)
 *付録CD:本文テキストデータ、関連資料、T-Time最新版などを収録。
 ISBN4-902666-10-3 C0000

2005年7月から2006年9月まで、計13回にわたって開催された出版UD研究会の
講演内容を再編集。「さまざまな読者のニーズを知りたい」「いまできることを
知りたい」人におすすめの1冊です。

【おもな内容】
1章 さまざまな読者のニーズを知る
 色覚の多様性から考えるカラーユニバーサルデザイン(伊藤 啓)
 ロービジョンと読書(三宅洋信)
 LD(学習障害)の人への読書サポート(井上芳郎)
 脳神経心理学からみたわかりやすさ・ここちよさ(近藤武夫)
 *コラム:出版物の「わかりやすさ」とは何か
  -二つのアプローチから考える(近藤武夫)

2章 五感をいかした多様なメディアの可能性
 オーディオブック普及の可能性(岡田雅之・境 実香・木村福夫)
 合成音声を利用した読書(松井 進)
 *コラム:合成音声は「使えるレベル」まで来ているのか(北原義典)
 拡大教科書の安定供給をめざして(宇野和博)
 漢点字を知っていますか(岡田健嗣)
 さわれる本からさわる本をめざして(広瀬浩二郎)
 *コラム:電子本にできる読書サポート
  -T-Timeのロービジョン・モード、音声読み上げ対応について(萩野正昭)

3章 だれでも利用できる読書環境をめざして
 公共図書館における読書サポートの実際(山内 薫)
 青空文庫からのメッセージ(富田倫生)
 著作権保護とフェアユースの調和を考える(山本順一)
 だれでも楽しめる電子図書を普及するために(河村 宏)
 *コラム:すべての人に読書の楽しみを
  -文字・活字文化振興法の理念を「かたち」に(肥田美代子)

 予約受付中です。電話、ファックス、郵便、Eメールなどでご予約ください。
 こちらを参照ください。→ http://www.d-kobo.jp/publish01.htm

大阪LD親の会「おたふく会」主催 連続講座(第1回) 2006/10/282006-10-28

主催者からの案内です。

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連続講座:発達障害と子ども虐待防止 第1回講座のご案内

日 時:2006年10月28日(土)午後1:30~4:30(開場1時)

会 場:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室(大阪駅前第2ビル5階)
    http://www.manabi.city.osaka.jp/Contents/lll/center/acc.html

費 用:500円(資料代)

内 容 テーマ:わが子を受け入れるということ 

講 師:広岡 智子 さん((社福) 子どもの虐待防止センター理事)

 LD・ADHD・高機能自閉症等の発達障害のある子どもは、時に不適切な養育(虐
待など)を受けやすく、虐待されるリスクが高いといわれています。けれども、
子どもに障害があるから虐待を受けるのではありません。保護者にとっては、子
どもの障害はわかりにくく、「育てにくい」子育てであり、子どもにどうせっし
たらいいのか悩んでいるのかもしれません。
 そこで今回の連続講座では、それぞれの分野で子ども虐待防止活動に携われて
いる専門家から、虐待を受けて困っている子どもやその保護者への支援について
のお話をしていただきます。
 第1回目は「子どもの虐待防止センター」理事の広岡智子さんをお招きして、
夫である故広岡知彦氏と「憩いの家」(被虐待児が生活する自立援助ホーム)で
長年活動され、また虐待問題をかかえた母親への援助活動にも取り組まれている
実践からのおはなしをうかがい、発達障害のある子もない子も含め、「育てにく
い」子どもをどう育てていくか、また保護者をどう支援していくのかを、考えた
いと思います。
 保護者の方はもちろん、子どもたちの周りにおられる学校の先生や、保健師、
保育士など支援の現場におられる方々にも、ぜひご参加いただきたいと思います。
(平成18年度「家庭教育支援総合推進事業」委託事業)

● 申し込み・・・メール otafukuhp@yahoo.co.jp から、
 または、FAX06-6724-2499(個人宅です。深夜はご遠慮下さい)

*住所、氏名(ふりがな)、所属(お立場)、電話(ある方はFAXも)を明記し
 て、申し込んで下さい。先着順。

☆連続講座の今後の展開☆
 詳しくは、HP http://www.normanet.ne.jp/~otahuku/ をご覧ください。

参加対象:保護者、子どもや保護者に関わる支援者(学校・幼稚園の先生、保育
士、保健士など) 予定人数:各回120名 (先着順)

ややこしい子とややこしく悩むあなたのために 恋するように子育てしよう!-映画サムサッカーによせて- 2006/10/292006-10-29

ややこしい子とややこしく悩むあなたのために 恋するように子育てしよう!
 -映画サムサッカーによせて-

軽度発達障害の子ども達がオトナへの階段を上っていくためには、さまざまな障
害があります。学校、学習、地域社会、就労、そして家族深刻になりがちな問題
を、この秋公開され話題をよんだ、親指しゃぶりがやめられず『発達障害』と診
断されてしまったアメリカの高校生の挫折と成長を描いた青春映画「サムサッカ
ー」をヒントに支援の専門家や親たちで、日曜日のひとときを気楽に語り合う会
です。予約不要なお気楽な会です。

2006年10月29日 日曜日  Open 13:00 /Start 13:30 /End 16:30
¥1500(1ドリンク付き)  
LOFT/PLUS ONE  新宿ロフトプラスワンにて 03-3205-6864

新宿区歌舞伎町1-14-7 林ビルB2  http://www.loft-prj.co.jp/

出演 司会進行 河原ノリエ 平井康嗣 (週刊金曜日編集部 河原担当)

      東京都発達障害者支援センター 石橋悦子
      所沢市教育委員会       阿部利彦
      埼玉県立某高校教諭      匿名希望
      NPO「CASE JAPAN」      吉田晃子
      東京大学特任教授       中邑賢龍 他
            
主催 「恋するように子育てしよう!」 http://www.noriekawahara.com/

親指しゃぶりがやめられず『発達障害』と診断されてしまったアメリカの高校
生の挫折と成長を描いた青春映画「サムサッカー」が評判を呼んでいる。
「みんな違っていい、大切なのは、答えのない人生を生き抜く力」という映画
のメッセージが心に響く。さて日本はー。
こうした生きにくさを抱えた子ども達にとってオトナへの階段は上がっていき
やすくなったのだろうか?
読売ウィークリー10月7日号「フツーに心配な僕のミライ」より

●サムサッカー
http://www.sonypictures.jp/movies/thumbsucker/

NHK教育テレビ 発達障害「ハートをつなごう」放映 2006/10/30,312006-10-30

出演者からのお知らせがありました。

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    10月30日(月)・31日(火) 午後 8:00~8:30
再放送 11月 6日(月)・ 7日(火) 午後 1:20~1:49

    発達障害のある子どもたちを学校でどうサポートしていくか。
   来年度から全国の小中学校で本格的な取り組みが始まります。
   発達障害の子どもをサポートするために、親と教師はどう連携して
   いけばいいのか。教師にできることは何か。杉並区立中瀬中学校
   「中瀬学級」の取り組みを紹介し、担任と保護者との具体的な
   体験談も交え、ヒントを探っていきます。
    http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/index.html