障害の視点から見た「ITUテレコム・ワールド2009」報告 2009/10/05-092009-11-16

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prompt/ws_after/itu_report_2009.html

2009年10月5日から9日にかけてスイスのジュネーブで国際電気通信連合(ITU)
の主催により「ITUワールドテレコム2009」が開催された。日本語では「テレコ
ム世界電気通信展」と翻訳され、世界大規模のICT(Information and
Communication Technology)のイベントと言われている。前回は3年前に香港で開
催され、その時と比べると世界的な不景気を反映して参加する国や出展企業が減
少したそうだが、今回は50カ国、450社が参加した。

今回のイベントのテーマは「開かれたネットワーク、心のつながり
(Open Networks - Connected Minds)」で、電気通信とICTの推進における今回
のイベントの重要性を強調し、政府、ビジネスセクター、市民社会、学会等様々
な関係者(stakeholders)における革新、問題解決、連携や協力に向けた多様な
取り組みが見られる。

また上記イベントにおいて、世界情報社会サミット(WSIS)で社会におけるディ
ジタルデバイドを解消するための様々な宣言と行動計画の実践が見られる。さら
に障害者を含むICTのアクセシビリティやE-healthを考えるフォーラムのプログ
ラムや展示があったことは、国連関係機関の理解が感じられた。

筆者は、今回、DAISYコンソーシアムと、国際図書館連盟(IFLA)の障害者
に対する図書館サービス分科会の展示のお手伝いをしたので、障害の視点から今
回のイベントの報告をする。--略

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック