DO-IT Japan 2010 大学体験プログラム/東大先端研 2010/08/04-082010-08-08

http://doit-japan.org/program2010.html

主催者からのご案内です。

現在、下記の通り、DO-IT Japan 2010(8月開催)という活動への参加者を募集
しております。お知り合いのなかに、この活動にご関心のある方がおられました
ら、ぜひご紹介ください。多くの皆様からのご応募をお待ちしております。

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障害や病気による困難を抱える若者を大学に
「DO-IT Japan 2010」 開催のご案内
2010年8月4日(水)-8月8日(日)
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DO-IT Japanは、障害のある、あるいは病気を抱えた若者たちに、それぞれの困
難を補うテクノロジーを紹介・提供し、若者たちの大学進学や将来の就職といっ
た本人の希望の実現をお手伝いします。

大学進学をお考えのみなさま、DO-IT Japanプログラムへの参加を通して、障害
や病気による困難を抱える仲間たちとともに、あなた自身の将来について考えて
みませんか?

今年、DO-IT Japan 2010では、以下の3つのプログラムを開催いたします。

 ・ 高校生・高卒者向けDO-ITプログラム
 ・ 小学生・中学生・保護者向けDO-ITプログラム
 ・ 大学生向けDO-ITプログラム

みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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DO-IT Japan 2010 プログラム
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●○●【高校生・高卒者向けDO-ITプログラム】●○●

高校生・高卒者を対象としたDO-ITでは、5日間のプログラムが設定されています。
プログラム期間中、参加者は親元を離れ、他の参加者とともにホテルに宿泊しな
がら、大学や企業で講義を体験し、社会で活躍している、障害のある先輩と交流
します。
プログラム終了後は、インターネットを通じて先輩や専門家がアドバイスをする
など、参加者を継続してサポートします。
そして、これらの取り組みを通して、参加者が進路について自分自身で考え、選
択する力を育んでいきます。

開催日時: 2010年8月4日(水)~8月8日(日)

場  所: 東京大学先端科学技術研究センター

対  象: 大学進学を目指す、障害のある、あるいは病気を抱えた高校生、高
     卒者(学年・障害・病気の種類や程度、希望大学は問いません)

募集定員: 約10名

参加費用: 各参加者にパソコン、必要な支援機器が提供され、宿泊費が補助さ
れます(宿泊費・食事代として25,000円程度ご負担いただきます)

・応募の流れ
 応募受付:2010年5月17日~6月4日(当日消印有効)
 選考結果郵送:2009年6月14日以降

・応募方法
 応募用紙をウェブサイト上でダウンロードし、
 必要事項を記入後、DO-IT Japan事務局へ郵送してください。

※ 詳しくは、DO-IT Japan ウェブページをご覧ください。
 [→] http://doit-japan.org/

●○●【小学生・中学生・保護者向けDO-ITプログラム】●○●

〈小学生・中学生へのDO-ITセミナー〉

小学生・中学生を対象としたDO-ITでは、かっこいい支援機器にさわったり使っ
たりするなど、先進的なテクノロジーを体験します。また、DO-IT Japanや社会
で活躍する、障害のある先輩の講演会を聞いたり、一緒に昼食をとったりして、
交流を楽しみましょう。

お父さん・お母さんへのDO-ITセミナー

保護者の皆様へは、まず、障害学生の大学進学および配慮に関する現状について
報告します。また、専門家による相談会を開催しますので、お子様の進学に向け
て悩んでいることや準備すべきことを相談してみてはいかがでしょうか。
また、障害をもって社会で活躍する講師による講演会もございます。

開催日時: 2010年8月7日(土) 11:00~16:00
場  所:東京大学先端科学技術研究センター
対  象:大学進学を目指す、障害のある、あるいは
病気を抱えた5年生以上の小学生・中学生・その保護者
(障害・病気の種類や程度、希望大学は問いません)
募集定員: 約20名
参加費用: 弁当代として一人1,000円

・応募の流れ
 応募受付:2010年5月17日~6月4日(当日消印有効)
 選考結果郵送:2009年6月14日以降

・応募方法
 応募用紙をウェブサイト上でダウンロードし、
 必要事項を記入後、DO-IT Japan事務局へ郵送してください。

※ 詳しくは、DO-IT Japan ウェブページをご覧ください。
[→] http://doit-japan.org/

●○●【大学生向けDO-ITプログラム】●○●

大学生を対象としたDO-ITプログラムでは、DO-IT Japan企画 一般公開シンポジ
ウム「障害を説明することで変わり始めた入試制度(仮題)」へ参加し、日本に
おける大学入試や大学入学後の支援に関する現状について、ご報告します。

全国から集う、障害のある、あるいは病気を抱える学生と共に、大学入試におけ
る配慮のあり方や、現代社会のバリアフリー化について語り合ってみませんか?

開催日時: 2010年8月7日(土)
場  所: 東京大学先端科学技術研究センター
対  象: 障害のある、あるいは病気を抱えた大学生・大学院生(学年・障害・
     病気の種類や程度は問いません)
募集定員: どなたでもご参加いただけます(※予約が必要です)
参加費用: 無料

・予約受付:2010年7月15日~8月3日
・予約方法
 事前参加予約をメールまたはFaxにて、お名前・人数をお書きの上、ご予約を
 お願いいたします。(特に書式等は設けて おりません)

※ 詳しくは、DO-IT Japan ウェブページをご覧ください。
[→] http://doit-japan.org/

〔お問い合わせ〕

DO-IT Japan 事務局
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学先端科学技術研究センター
      バリアフリー系
電話 : 03-5452-5490 ファックス : 03-5452-5490
 メール: info@doit-japan.org

[DO-IT Japan 2010]
 主 催:DO-IT Japan
 共 催:ソフトバンクモバイル株式会社、富士通株式会社、
     マイクロソフト株式会社
 協 力:沖電気工業株式会社、他
     (複数の企業・団体に協力依頼中)

うめだ・あけぼの学園 2010年度 夏季セミナー 2010/08/07-082010-08-08

主催者からのご案内です。

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テーマ 「子どもを見る目」~子どもの力を引き出すエッセンス~

講 師 1日目 市川宏伸先生(東京都立小児総合医療センター)
        小松則登先生(愛知コロニー)
        佐島毅 先生(筑波大学)
    2日目 玉井邦夫先生(大正大学)
        中川信子先生(子どもの発達支援を考えるSTの会)

日 時 2010年8月7日(土) 8日(日)
    午前10時~午後5時(開場9時30分)

会 場 浜離宮 朝日ホール 朝日新聞社新館2階
    〒104-801東京都中央区築地5-3-2/Tel.03-5541-871

交 通 都営大江戸線 /築地市場駅下車A2出口すぐ
    地下鉄日比谷線 /築地駅2番出口・東銀座駅6番出口(徒歩約8分)
    J  R  線 /新橋駅(徒歩15分)

定 員 250名

主 催 うめだ・あけぼの学園
    連絡先:〒123-0851 東京都足立区梅田7-12-15
    TEL 03(3848)1190 FAX 03(3848)1191

参加費 1日7,000円 2日14,000円(代理出席可能)

申込み1.参加費用のお振込をお願いします 
     銀 行 名:三井住友銀行 五反野支店 (普)2049805
     口座名義:うめだ・あけぼの学園園長 加藤正仁
   2.ウェブからのお申し込み http://www.umeda-akebono.or.jp
   3.ウェブからパンフレットのダウンロード、申込書に記入後下記に郵送
      〒123-0851 東京都足立区梅田7-12-15
      うめだ・あけぼの学園

関連ウェブサイト http://www.umeda-akebono.or.jp/

大学移行支援ワークショップ公募/東大本郷キャンパス 2010/8/06-082010-08-08

下記のように「特殊なニーズのある青年を対象にした大学移行支援ワークショッ
プ」を開発する研究事業を行います。中学生、高校生だけでなく、大学や大学院
で、今、思うような支援を受けていない大学生、大学院生を対象としています。
特殊なニーズとしては障害、慢性疾患を考えています。開催要項、研究協力依頼
書は5月の連休明けを目安に連絡先URLからダウンロードできるように準備中で
す。電子ファイルはいつでもご請求ください。ご関心をお持ちの方のご応募をお
願い申し上げます。

        記

日 程:2010年8月6日(金曜日)~8月8日(日曜日)

場 所:東京大学本郷キャンパス 医学部教育研究棟(東京都文京区本郷)
    (原則宿泊ですが相談に応じます。宿泊は徒歩圏内のホテルです。)

目 的:1)大学での修学に必要な特別な配慮の交渉の仕方を身につけること
     (年齢に応じて、個別に目標設定をします)
    2)当事者同士のネットワークの構築
    3)このようなワークショップの有効性の検証

対象者:中学生、高校生、高卒者、専門学校生、短大生、大学生 15名まで

講 師:渡部Taylor美香(モンタナ大学障害学生支援コーディネーター)、東俊裕
    (内閣府参与)、星加良司(東京大学)、片岡麻実(カタオカ発達障害
    教育開発研究所)、シナノケンシ

参加費:約2万円(宿泊費、朝食費、保険料含む:往復交通費、昼食・夕食費、
    身体介助者費用は別)

主 催:厚生労働科学研究「青年期発達障害者の円滑な地域移行支援のあり方に
    関する研究」班

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申し込み:以下の内容をメールまたはFAXでご送付ください。詳しい開催要項、
     研究協力依頼書とともに事前調査用紙(本人、保護者用)、経費説明
     書をお送りします。原則、先着順ですが、障害種別、性別、年齢など
     を考慮することがあります。

1) 氏名(ふりがな)・性別・生年月日
2) 住所・電話番号・携帯電話番号
3) 学校・学年
4) メールアドレス〔PC・携帯〕
5) 診断名・障害名〔診断名を知った年齢〕
6) ワークショップで必要な配慮
7) 家族構成
8)ヘルパー同行の有無

連絡先:〒359-8555 埼玉県所沢市並木4-1
    国立障害者リハビリテーションセンター研究所
    障害福祉研究部 北村弥生

電話:04-2995-3100 内線2530 FAX:04-2995-3132
メール:kitamura-yayoi@rehab.go.jp
http://www.rehab.go.jp/ri/fukushi/ykitamura/kitamurayayoi.html

ひらめき・ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ/東京大学先端科学技術研究センター 2010/08/082010-08-08

『技術が拓く障害学生の大学進学』開催のご案内

障害のある学生の学習や大学進学に役立つ最新のテクノロジーについて実習を通
して学んでみませんか?このプログラムでは、障害のある学生が抱える困難を軽
減し、努力だけでは超えられない壁をクリアする手段を与えてくれるパソコンを
はじめとする身近なテクノロジーを大学入試や普段の学習場面において活用する
方法や、それを利用するための配慮を得るためのポイントについて、実例を交え
ながら紹介します。最先端のロボット技術の講義からは、テクノロジーを活用し
て人が活き活きと生活する未来像を描きます。科学技術が拓く「誰にも優しい社
会」をつくる方法について一緒に考えてみませんか?みなさまのご参加を心より
お待ちしております。

【開催案内】

開催日時:2010年8月8日(日)
場  所:東京大学先端科学技術研究センター4号館2階講堂
対  象:中高生
募集定員:30名
参加費用:無料
持 ち 物:昼食、筆記用具
主 催:東京大学先端科学技術研究センター バリアフリー系

【当日のスケジュール】

10:20~10:50 受付(東京大学先端科学技術研究センター4号館2階講堂)
10:50~11:00 開講のあいさつ
11:00~12:00 講義
ロボット時代の創造~科学技術が生み出す誰にも優しい社会の実現を目指して」
 講 師:高橋智隆氏(先端科学技術研究センター 特任准教授)
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 実習(支援技術体験,研究室見学)
 講 師:巌淵守氏(先端科学技術研究センター 准教授)・他
14:30~14:45 アンケート記入
14:45~15:00 修了式
15:00     解散

【申込受付締切】 2010年7月23日(金)

【申込方法】
ホームページから申し込む方法と、メールで申し込む方法がございます。

(1) ホームページでの申し込み
以下のホームページに必要事項を入力してお申し込みください。
https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar・_act=Regform&seminarld=HT22041

(2) メールでの申し込み
件名として「ひらめき・ときめきサイエンス申し込み」として作成したメールに、
 以下の必要事項を記入し、受付担当アドレス
 (maki_hirai@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp)までお送りください。
・氏名(フリガナ)
・学校名、学年
・性別
・障害名
・連絡先郵便番号・住所
・TEL
・E-mail
・保護者からの参加同意の有無
・その他聞きたいこと、知りたいことなどがあれば記入

※詳しくは、「ひらめき・ときめきサイエンス」ウェブページをご覧下さい。
[→] http://www.jsps.go.jp/hirameki/
[→] http;//www.jsps.go.jp/hirameki/ht22000/ht22041.pdf

[お問い合わせ]
〒153-8904
東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター バリアフリー系
(担当:平井)
Tel : 03-5452-5490 Fax : 03-5452-5490
E-mail: maki_hirai@bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp

第17回障がい者制度改革推進会議における指摘事項への文部科学省回答2010-08-09

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/pdf/ref2.pdf

障がい者制度改革推進会議 第 18回(H22.8.9) 参考資料2

第17回障がい者制度改革推進会議における指摘事項への文部科学省回答

(1)「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について」(平成22年6
月29日閣議決定)における「3個別分野における基本的方向と今後の進め方」
の「(2)教育」の一つ目の項目に示されている「インクルーシブ教育システム」
について、貴省はその定義をどのように考えているか御教示いただきたい。
さらに、障がい者制度改革推進会議(第17回)資料1-1の6頁「特別支援教
育の在り方に関する論点(例)」の「1.総論」の二つ目の項目に示されている
「日本的なインクルーシブ教育システム」の定義について、上記閣議決定におけ
る「インクルーシブ教育システム」との関係も含め御教示いただきたい。

(回答)
「障害者の権利に関する条約」第24条の「障害者を包容する教育制度
(inclusive education system)」については、条約上、定義は置かれていない。
一般的には、障害のない児童に通常提供される教育の場に障害のある児童を組み
入れることと考えられる。ただし、特別支援学校制度そのものを否定するもので
はない。
文部科学省としては、7月12日の中央教育審議会初等中等教育分科会において
審議要請を行い、「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」の設置を決定し、
7月20日の同委員会第 1回会合を皮切りとして、障害者権利条約の理念を踏ま
えた特別支援教育の在り方について専門的な調査審議を開始いただいたところで
あり、「インクルーシブ教育システム」の具体的内容等も含め、今後同委員会に
おいて検討いただくこととしている。

(2)平成22年7月22日付け「文部科学省への追加質問事項」(障がい者制
度改革推進会議担当室)に対する回答をいただきたい。
1想定A、Bにおける「施設・設備の整備のために必要なコスト」のうち、国及
び地方の負担はそれぞれいかほどか。また、何カ年度で実施することを想定した
試算か。

2(1) 最近5カ年度における校舎等の施設の耐震化等に係る設備更新に要する単
年度当たりの国及び地方の負担額の平均いかほどか。

(2) 想定A、Bにおいて想定しているバリアフリー設備の整備のためのコストに
ついては、このような耐震化等の施設・設備の更新の中で同時に実施しうるもの
と考えられ、新たな追加負担はそれほど大きくないと考えられるが、こうした考
えが妥当かどうか(1)との関係において説明をお願いしたい。
3想定A、Bにおける「教員等の増員」については、何カ年度での実現を想定し
たものか。
※ 想定Bにおいて、16,100人の教員の増員に必要なコストは1,075億円と試算さ
れているが、例えば、この増員を5年で実現する場合、国庫負担分は教職員の給
与等に関する経費の3分の1とすると、単年度当たりの国庫の増額負担分は約72
億円と計算される。

(回答)
1現行の文部科学省の補助制度による国及び地方自治体それぞれの負担総額を試
算した場合、想定Aでは国が4兆6,146億円、地方自治体が5兆3,684億円の負担と
なる。想定Bでは国が4,860億円、地方自治体が7,520億円の負担となる。
なお、試算に当たり、整備の実施期間については特定の想定はしていない。

2(1)最近 5カ年度(平成18~22年度)における公立学校施設整備費について、
国の負担額は約2,630億円/年(補正予算等を除いた当初予算では約1,140億円/
年)である。
また、国の補助に対する地方自治体の負担額は約3,310億円/年(補正予算等を除
いた当初予算では約 1,350億円/年)である。

2(2)想定A・Bにおけるバリアフリー設備の設置コストについては、既存の
校舎・体育館に設置するための費用を計上している。
現状では、障害を持つ子どもを受け入れる際や、地域住民の利用を配慮して、バ
リアフリー設備が導入されている。文部科学省では、地方自治体から要望された
バリアフリー設備の設置事業について、国庫補助を行っているところであり、そ
の国庫補助額は、最近の5カ年度では4~17億円/年(平均約12億円/年)である。
3試算は、平成21年度の児童生徒数の実態をベースに想定Bを直ちに実現した場
合に必要となる教員の数を試算したものであり、実施期間について特段の想定は
していない。
※なお、想定Bを5年間で実現すると仮定した場合、毎年度の国庫負担にかかる
増額分はご指摘のとおり約72億円となるが、国・地方をあわせた実質的な増額
分は、約216億円となる。

(3)児童虐待の防止等に関する法律(平成十二年法律第八十二号)第2条に規
定する「保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護す
るものをいう。)」には学校関係者は含まれないとの解釈か。
さらに、刑事立件されて有罪となるような学校教員による虐待を発見した場合、
どのような通告義務が課されているか。また、このような場合の学校現場におけ
る運用の実態も含め御教示いただきたい。

(回答)
詳細については厚生労働省に確認いただきたいが、児童虐待防止法にいう「児童
虐待」とは、保護者がその監護する児童について行う行為を指すものであり、学
校教員による体罰行為等は含まれていないと理解している。
なお、公務員である教員については、刑事訴訟法第239条第2項において、
「官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告
発をしなければならない。」と規定されているところ。
学校教育法11条ただし書において、教員による児童生徒への体罰は禁止されて
おり、文部科学省においてもその旨を通知し、学校・教育委員会に対して周知し
てきている。また、仮に体罰などの非違行為があった場合には厳正に対応するよ
う通知を出すなど、各都道府県教育委員会等に対して繰り返し指導を行ってきた
ところである。

これまでの議論を踏まえた障害者基本法の改正検討事項 【たたき台】2010-08-09

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/pdf/s2.pdf

これまでの議論を踏まえた障害者基本法の改正検討事項について
(総則関係部分)【たたき台】
※各事項の括弧は第一次意見の該当部分を表示

1.目的規定等の見直し(第2の1及び5)
障害者は、障害のない人と等しく、すべての基本的人権の享有主体であることを
確認し、かつ、我が国社会が障害の有無にかかわらず、国民が相互に個性と人格
を認め合う社会を実現することを目指す旨を追加し、障害者の自立及び社会参加
の支援等のための施策を推進するという観点を踏まえた見直しを行う。

2.「障害者」の定義の見直し(第2の3、第3の2の3)・3の1)-1)
「社会モデル」の観点を踏まえ、障害者が日常生活や社会生活において受ける制
限は、社会環境との相互作用によって生ずるものという観点を踏まえた見直しを
行い、新たな定義を規定。

3.障害を理由とする差別の禁止(第2の2、第3の2の4)・3の1)-1・
3の2)

(1)障害を理由とする差別の定義
「合理的配慮」を提供されないことが障害を理由とする差別に含まれる旨を規定。

(2)差別事例の収集、公表
国は、国民が障害を理由とする差別についての正しい理解を深められるよう、障
害を理由とする差別に該当するおそれのある事例を収集、公表を行う旨を規定。

4.基本的理念及び障害者施策の基本方針

(1)すべての基本的人権の享有主体(第2の1)
障害者は、障害のない人と等しく、すべての基本的人権の享有主体として個人の
尊厳が重んぜられる旨を規定。

(2)自己決定に基づく社会参加(第2の1)
障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加するに当たっては、
自己決定に基づいて行われる旨を規定。

(3)自ら選択する言語及びコミュニケーション手段の利用(第3の2の5))
日常生活や社会生活において、障害者が自ら選択する言語及びコミュニケーショ
ンのための手段を利用できるようにする観点から、これらの定義の明文化も含め
た規定を設ける。

(4)自ら選択する地域における生活の実現(第2の4、第3の2の1))
障害者が自ら選択する地域において自立した日常生活を営むことができるという
観点を踏まえて施策を講ずる旨を規定。

(5)障害のある女性に対する配慮(第3の3の1)-1)
障害者に関する施策の策定及び実施に当たっては、障害者の性別に配慮しなけれ
ばならない旨を規定。

(6)生活の実態に応じた施策の実施(第3の2の8))
障害者施策は、障害者の生活の実態に応じて実施されなければならない旨を規定。

(7)施策の策定及び実施への当事者意見の反映(第2の1)
障害者に関する施策の策定及び実施に当たっては、障害者その他の関係者の意見
を聴き、当該意見に配慮しなければならない旨を規定。

平成22年度 広島大学オープンキャンパス2010のご案内 2010/08/08-092010-08-09

http://www.achu.hiroshima-u.ac.jp/index.php?id=122

 アクセシビリティセンターでは平成22年度広島大学オープンキャンパスに際
し、進学相談会などを開催します。
 身体等に障害のある高校生のみなさん、支援活動や支援技術に興味のある高校
生のみなさん、アクセシビリティセンターをのぞいてみませんか!!

概要

【場所】 学生プラザ2階 アクセシビリティセンター

【時間】 8月8日(日) 10:00~17:00
     8月9日(月) 10:00~17:00
     来訪の時間は自由です。どうぞお気軽にお訪ねください!!

内容

1.本学における障害学生支援の特色紹介
 広島大学における就学支援の特色を紹介します。

2.進学相談(障害のある方、ボランティア活動に興味のある方)
 アクセシビリティセンター教員、情報支援コーディネーター、先輩(在学生)
 が受験から大学生活までをアドバイスします。気になることは何でも質問して
 ください。

3.アクセシビリティリーダー育成プログラムについて
 支援を行う人材を育成するプログラム、アクセシビリティリーダー育成プログ
 ラムについてご説明します。

4.情報技術を活用した支援技術体験
 ・見えない、見えにくい時の支援:点訳体験、拡大・読み上げ体験、etc
 ・聞こえない、聞こえにくい時の支援:音声認識体験、パソコントーク体験、
  etc

アクセス こちらのリンク先をご覧ください
交通アクセス・地図 http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/access/index.html

〇最寄りのバス停は「広大西口」になります。

〇アクセシビリティセンターは学生プラザ2階になります。エレベーターもしく
 は階段を使って2階へお越しください。

〇車いすの方は、学生プラザ正面玄関からお入りください。

平成22年度広島大学オープンキャンパス概要

〇東広島キャンパス:8月8日(日)・8月9日(月)
 (総合科学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部(昼間コース)、理学部、
  工学部、生物生産学部)

〇霞キャンパス:8月9日(月)・8月10日(火)
 (医学部、歯学部、薬学部)

〇東千田キャンパス:8月9日(月)
 (経済学部(夜間主コース))

 詳細はこちらをご覧ください:
 http://www.hiroshima-u.ac.jp/news/show/id/8229

お問い合わせ アクセシビリティセンター
  電話&FAX   082-424-6324
  電子メール   achu@hiroshima-u.ac.jp

第18回 障がい者制度改革推進会議議事 【資料一覧】 2010/08/092010-08-09

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/index.html

 平成22年8月9日(月) 13:00~17:00
 合同庁舎第4号館共用220会議室

(開会)
○議事
 ・今後の推進会議の進め方等
 ・その他
(閉会)

【資料一覧】
資料1 推進会議と部会等の進め方関連資料 [PDF:392KB]
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/pdf/s1.pdf
資料2 障害者基本法関連資料 [PDF:217KB]
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/pdf/s2.pdf
参考資料1 地域フォーラムについて [PDF:129KB]
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/pdf/ref1.pdf
参考資料2 文部科学省提出資料(指摘事項への回答) [PDF:124KB]
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_18/pdf/ref2.pdf

【新刊】一人ひとりの読書を支える学校図書館 野口武悟編著 読書工房2010-08-10

一人ひとりの読書を支える学校図書館-特別支援教育から見えてくるニーズとサポート

http://www.d-kobo.jp/12_93.html

『一人ひとりの読書を支える学校図書館-特別支援教育から見えてくるニーズと
サポート』 野口武悟編著 A5判・222ページ 定価:2,100円(税込)

【概要】
 特別支援学校、特別支援学級、通常学級に在籍する、特別なニーズのある子ど
もたちに豊かな読書活動を提供している学校図書館の実践を報告するとともに、
ニーズに対応したサポート方法・メディア活用例を解説する。
 学校図書館における特別な支援に取り組むために必要な、ボランティア・公共
図書館・病院や施設、他校の学校図書館などとの連携や協力の事例や方法などに
ついても紹介する。
 「障害があるから、本は読めない?」
 「読める本がないから、提供しなくていい?」
 そんな思いこむを払拭する、学校図書館関係者必携の入門書。

【編著者のプロフィール】
 野口武悟(のぐち・たけのり)
 専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科准教授。博士(図書館情報学)。

研究領域は、図書館情報学、特別支援教育学、社会福祉学の学際領域。
具体的には、特別なニーズのある人たちへの図書館サービスや情報保障の歴史、
現状、今後のあり方などについて研究している。
近年のおもな著書・論文には、『特別支援学校における学校図書館の現状と課題
-全国悉皆調査と事例調査を通して』(文部科学省科学研究費成果 報告書 2009
年)、「特別支援学校の新しい学習指導要領から学校図書館の活用を考える」
(『学校図書館』第705号所収 2009年)、「特別支援教育における学校図書館の
概観と展望」(『学校図書館』第707号所収 2009年)などがある。

【目次から】
1 特別支援学校と学校図書館(野口武悟)
特別支援教育ってなに?/学校図書館ってなに?/特別支援教育における学校図
書館の役割/読者の障害特性とサポート方法の相関図
 *コラム* 特殊教育から特別支援教育へ
2 特別支援学校に在籍する子どもたちと学校図書館
2-1 視覚障害特別支援学校(盲学校)と学校図書館(石井みどり)/
2-1 note 視覚障害のある子どもの読者特性とサポート方法・メディア活用の例
2-2 聴覚障害特別支援学校(ろう学校)と学校図書館(脇中起余子)/
2-2 note 聴覚障害のある子どもの読者特性とサポート方法・メディア活用の例
2-3 肢体不自由特別支援学校(養護学校)と学校図書館(庄山美喜子)/
2-3 note 肢体不自由(運動障害)のある子どもの読者特性とサポート方法・メ
  ディア活用の例
2-4 知的障害特別支援学校(養護学校)と学校図書館(児島陽子)/
2-4 note 知的障害のある子どもの読者特性とサポート方法・メディア活用の例
3 特別支援学級や通常学級に在籍する子どもたちと学校図書館
3-1 特別支援学級(知的障害・情緒障害)と学校図書館(村上勅江)
3-2 通常学級に在籍する特別な支援が必要な子どもたちと学校図書館
  (松戸宏予)
3-3 イギリスの中等学校における学校図書館の特別支援(松戸宏予)
 *コラム* アメリカの学校図書館における特別支援の歴史
4 学校図書館活動を共に創る
4-1 ボランティアとともに創る学校図書館(野口武悟)
4-2-1 千葉県立中央図書館の特別支援学校への支援(松井 進)
4-2-2 鳥取県立図書館の特別支援学校図書館への支援(小林 隆志)
4-3 神奈川県立こども医療センター図書室と特別支援教育(山口文子)
4-4 人・もの・情報をつなぐ学校図書館ネットワーク(野口武悟)
*コラム* 特別支援教育における学校図書館の歴史
5 特別支援教育における学校図書館の現状と課題(野口武悟)
巻末資料/特別なニーズのある子どもへの支援に役立つブックリスト/メディア
 用語解説

映像作品のバリアフリー化ですべての人に映像を楽しめる機会を~埼玉ゆかりの人気アニメなど10作品に障がい者用字幕を配信~/埼玉県2010-08-10

http://prosv.pref.saitama.lg.jp/scripts/news/news.cgi?mode=ref&yy=2010&mm=08&seq=58

映像作品のバリアフリー化ですべての人に映像を楽しめる機会を!
~埼玉ゆかりの人気アニメなど10作品に障がい者用字幕を配信~

 県では、障がい者や高齢者など、より多くの人に映像を楽しんでいただくため、
映像作品のバリアフリー化事業を開始しました。
 このたび、第1弾として、埼玉県ゆかりの人気アニメや過去の名作DVD(1
0作品22本)の字幕提供を8月10日(火)から開始いたします。
 今年度中に、120本の字幕提供を行うとともに、視覚障がい者用の音声ガイ
ドの提供も実施していきます。

 なお、本事業は、緊急雇用基金事業を活用し、彩の国ビジュアルプラザインキ
ュベートオフィスに入居する「NPO法人メディア・アクセス・サポートセンタ
ー」に委託して実施しています。このNPO法人は、視聴覚障がい者用字幕及び
音声ガイドの付加に関するノウハウを有しており、字幕配信に係る著作権処理を
迅速にできる国内で唯一の団体です。

             記

1 今回、字幕を配信する作品
  埼玉県ゆかりの人気アニメDVD「おおきく振りかぶって」など10作品2
 2本。配信タイトルは、以下のとおりです。
(1)アニメ
 ・おおきく振りかぶって 1stシーズン(1巻~4巻)
 ・ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
(2)映画
 ・キューポラのある街
 ・かもめ食堂
 ・男たちの大和/YAMATO
 ・きみにしか聞こえない
(3)実用・その他
 ・HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -
 ・大震災・災害 生死を分ける10項目
 ・匠の世界(「漆芸」「陶芸」「染色」など5本)
 ・BUNGO 日本文学シネマ(「高瀬舟」など6本)
 ※字幕の提供は、順次追加予定。

2 字幕の利用方法
  これらの字幕は、NPO法人メディア・アクセス・サポートセンターが運営
 している、「聴覚障がい者用字幕」を配信するサービス「web-shake字幕をつ
 け隊!」のサイトからストリーミング形式で無料配信されます。このサイトに
 パソコンでアクセスして、購入されたDVD、又はレンタルされたDVDを再
 生すると、映像に合わせて、字幕が表示されます。
  また、図書館・公民館・学校などでの上映の際、必要に応じて字幕の提供を
 行います。上映に必要な字幕は、当該NPO法人から貸し出しを行います。

「web-shake字幕をつけ隊!」のサイトは、こちらです
  http://web-shake.jp/

3 字幕の問い合わせ先
  NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター
  川口市上青木3-12-63 彩の国ビジュアルプラザ801
  電話048-262-1770  FAX 048-262-1750
  (メールアドレス info@npo-masc.org)

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日時: 平成22年8月10日 13:51
部局名: 産業労働部
課所室名: 産業拠点整備課
担当名: 総務・映像関連産業担当
担当者名: 目良、大熊
直通: 048-830-3734
E-mail: a3930@pref.saitama.lg.jp

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http://web-shake.jp/01/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=3#q10

このサービスは聴覚に障害のある方向け?もちろん聴覚に障害のある方には字幕
が必要です。ただ、健聴者でも字幕を必要とする場面があるのです。
たとえば・・・
・周りの環境がうるさくて(子供など)時々聞き取れない
・病院などで大きな音を出せない
・古い作品のため録音が悪く台詞が聴き取れない
・ダイナミックレンジが大きすぎて家庭では台詞が聴き取れない
その他、知的障害者、発達障害者、高次脳機能障害者、学習障害者にも字幕が付
くことで、内容の理解がしやすくなるのです。
つまり字幕を必要としている人が、自由に観られる環境であって欲しいと願い、
このサイトを運営しています。