発達協会 春のセミナー/東京・有明 TFTビル東館 2011/02/11-02/202011-02-20

http://www.hattatsu.or.jp/haruno_seminar_new.html

受講料:各8,800円(会員8,000円/会員についてのご案内はこちら)
http://www.hattatsu.or.jp/formmail/form1.htm#kaiin

会 場:東京・有明のTFTビル東館 時間:10:15~16:20
    http://www.tokyo-bigsight.co.jp/tft/access/

A 平成23年 2/11(金・祝)
 基礎から学ぶ知的障害-特性をふまえた対応をするために

発達障害のある子どもと同様、知的障害のある子どもも、その特性をふまえて関
わることが大切です。このセミナーでは、知的障害の特性や知的障害のある子ど
もへのコミュニケーション指導を中心に、予備知識のない方へもわかりやすく、
経験豊富な講師陣が解説いたします。また知的障害を合併することの少なくない
自閉症についてもふれます。現場での経験の浅い方、またこれまでの知識や経験
を整理し直したい方におすすめのセミナーです。

2/11(金・祝)9:30 受付

10:15~11:45 知的障害とはどんな障害か?
 -子どもが困っていることと対応の原則
 岡田 俊(京都大学大学院医学研究科精神医学分野)

13:00~14:30 コミュニケーション能力の評価と指導
 橋本 創一(東京学芸大学)

14:50~16:20 自閉症の子への対応-知的障害を併せ持つケースを中心に
 染谷 利一(東京大学医学部附属病院こころの発達診療部)

B 平成23年 2/11(金・祝)
 不安や緊張が高い子どもへの理解と支援
 -アスペルガー症候群や場面緘黙症との関連も含めて

発達障害と不安や緊張の高さとの関係が注目を集めています。不登校や場所見知
り、人前では話せないといったことの背景としても、不安や緊張の高さが指摘さ
れるようになりました。このセミナーでは、不安や緊張が背景にあることを理解
した上で、支援の実際を学びます。対応が難しいとされる場面緘黙症についても
フォローするほか、動作法の視点から、緊張をほぐすリラクセーションの実践に
ついてもお伝えします。

2/11(金・祝)9:30 受付

10:15~11:45 不安や緊張が高い子どもへの理解と対応
 吉野 邦夫(西多摩療育支援センター)

13:00~14:30 場面緘黙症の子どもへの支援 加藤 哲文(上越教育大学)

14:50~16:20 緊張をほぐす-動作法からのアプローチ」
 飯嶋 正博(順天堂大学)

C 平成23年 2/12(土)
 社会性の発達とソーシャルスキル・トレーニング

社会性やコミュニケーションに未熟さを抱えることの多い発達障害のある子ども。
そのため、集団の中では「ルールを守れない」「友達とうまく関われない」とい
ったことが少なくありません。子どもの特性を理解し、それに配慮した方法で、
集団に適応することや上手に主張するスキルを教える必要があります。このセミ
ナーでは、社会性を育てる手法としてニーズを集めているソーシャルスキル・ト
レーニング(SST)を中心に、実践豊富な講師陣がお話しします。対象は学童
期の子どもが中心です。

2/12(土)9:30 受付

10:15~11:45 社会性の発達とそのつまずきの姿-子どもの特性を理解する
 藤野 博(東京学芸大学)

13:00~14:30 SSTの実際1 -評価と課題設定
 池田 聡子(かえつ有明中・高等学校)

14:50~16:20 SSTの実際2 -展開の仕方
 池田 聡子(かえつ有明中・高等学校)

D 平成23年 2/12(土)
 認知やことばの力を伸ばす教材・教具-一人ひとりに合わせた指導をめざして

認知やことばの学習では、個別性が重視されます。個別性を重視した指導を行う
ためには、一人ひとりの発達段階を把握するとともに、認知・言語発達の流れを
理解しておくことが大切です。このセミナーでは、発達の流れに沿って、ことば
の獲得から二語文、概念を表すことばの指導法までを学びます。具体的な課題や
子どもとの関わり方だけではなく、教材・教具の紹介も含めた、明日からの指導
に役立つヒントが満載のセミナーです。

2/12(土)9:30 受付
10:15~11:45 認知の発達と特性をふまえた指導-ことばの獲得に向けて
 鏡 直子(御茶ノ水発達センター)

13:00~14:30 二語文へつなげる指導と教材・教具
 大岡 治恵(日本福祉大学中央福祉専門学校)

14:50~16:20 概念を表すことばの指導と教材・教具
 三好 純太(言語・学習指導室 葛西ことばのテーブル)

E 平成23年 2/13(日)
 発達障害のある子の評価と指導-WISC-lllの読み取りと課題設定

子どもの指導を行うためには、適切な評価は欠かせません。多岐にわたる評価領
域の中で、認知特性の評価に役立つのが心理検査です。教科学習の課題において
も、生活面の課題においても、一人ひとりの認知特性を把握してこそ、本人に合
った指導が可能になります。代表的な心理検査のひとつであるWISC-lllを取り上
げ、結果の読み取り方から指導課題の導き方、そして対応の実際までを事例を交
えて学びます。心理検査の取り方ではなく、結果の解釈に主眼を置いたセミナー
です。
2/13(日)9:30 受付
10:15~11:45 検査結果の読み取り方-WISC-lllを中心に
 青山 真二(北海道教育大学)

13:00~14:30 検査結果から導く課題設定と指導の実際
 青山 真二(北海道教育大学)

14:50~16:20 学習場面や集団生活の中で配慮すべきこと
 青山 真二(北海道教育大学)

F 平成23年 2/13(日) 集団・社会に適応する力を育てる
 -ADHD・自閉症スペクトラムの子どもを中心に

ルールを守る力や感情をコントロールする力は、発達障害・知的障害の有無に関
わらず、集団や社会に参加する上で欠かせないものです。しかし発達障害・知的
障害のある子どもの中には、「わがままな子、マイペースな子」と勘違いされ、
この力を身につけないまま過ごしている子どもがいます。「マイナス行動」の連
鎖に入り込まず、集団の中で力を発揮できる子どもに育てるためにはどうすれば
よいでしょうか? クラスの中での支援等、豊富な事例とともに学びます。

2/13(日)9:30 受付
10:15~11:45 ルールを守る力を育てる 渡部 匡隆(横浜国立大学)

13:00~14:30 注意・集中のコントロール力を高める
 -クラスの中での支援の実際
 吉松 靖文(愛媛大学)

14:50~16:20 感情のコントロール力を伸ばす働きかけ
 中尾繁樹(関西国際大学)

G 平成23年 2/19(土) 特別な関わりが必要な子の理解と保育の実際
               -家族への支援もおりこみながら

保育・教育の現場では、個々に合わせた支援が必要だといわれています。診断名
やその有無にとらわれすぎず、一人ひとりの特性を理解しようとすることが大切
です。個々に合わせた支援は、その上に成り立ちます。また、保育・教育とは切
り離せないのが家族、とくに保護者への支援。特別な関わりが必要な子の子育て
は、いろいろと悩みが多いものです。支援者がすべきことは何でしょうか。子ど
もへの理解と対応から保護者への支援まで、一日かけて学びます。

2/19(土)9:30 受付
10:15~11:45 困り感のある子の保育の手立て
 佐藤 暁(岡山大学大学院)

13:00~14:30 クラスの中で取り組む支援
 柴崎 正行(大妻女子大学児童臨床研究センター)

14:50~16:20 親の気持ちと向き合う-支援の際に配慮すべきことは何か
 富沢 弥生(東北福祉大学)

H 平成23年 2/19(土)発達障害のある子の思春期・青年期に向けて
              -安定した暮らしをめざす

意欲や自立心の高まりとか体の変化も相まって、思春期を迎える子どもや家族は
新たな課題に直面します。この講座では、思春期・青年期を迎える子どもと関わ
る時に学んでおきたい3つのテーマをラインナップ。就労に向けて取り組みが活
発になっているキャリア教育、二次的な障害を防ぐためのメンタルヘルスの理解、
そして発達的な変化をふまえた対応をするための関わり方です。現場での経験豊
富な講師が、健やかな思春期・青年期へと導くためのポイントをご紹介します。

2/19(土)9:30 受付
10:15~11:45 思春期・青年期に向けた教育-キャリア教育を通して
 新井 英靖(茨城大学)

13:00~14:30 医療から見る思春期・青年期-二次障害の予防と対応-
 田中 哲(都立小児総合医療センター)

14:50~16:20 思春期・青年期の発達的な課題と対応
 武藤 直子(親子相談センター)

I 平成23年 2/20(日)指導の中で取り組むあそびやゲーム
              -特性の理解にもとづいて

子どもはあそびを通して、体の使い方や感情の抑制力、コミュニケーションなど、
たくさんのことを学びます。あそびが広がりにくいといわれる発達障害・知的障
害のある子どもですが、特性を理解した働きかけやプログラムの工夫によって、
活動に参加できることが増えてきます。このセミナーでは、運動、ことば・認知、
社会性の各領域に分けて、あそびの選び方、組み立て方を紹介。明日からの実践
に活かせるヒントをお伝えします。

2/20(日)9:30 受付
10:15~11:45 運動を中心にしたあそびやゲーム
 花井 忠征(中部大学)

13:00~14:30 ことばや認知の力を伸ばすあそびやゲーム
 東 敦子先生(のぞみ発達クリニック)

14:50~16:20 社会性の力を伸ばすあそびやゲーム
 三島 節子先生(LD発達相談センターかながわ)

J 平成23年 2/20(日)家族支援の実際
              -ペアレント・トレーニングを中心に

子どもへの支援を行う上では、家族と連携し、協力することが欠かせません。発
達障害のある子どもの家族を支える場や支援法の拡充が求められています。とく
に保護者支援では、ペアレント・トレーニングと呼ばれるプログラムが各地で実
践されるようになり、子育てに困っている保護者への支援法として注目を集めて
います。この講座では、概要やケース紹介だけでなく、ペアレント・トレーニン
グを地域などで企画運営するためのノウハウも含めてお伝えします。

2/20(日)9:30 受付
10:15~11:45 家族を支えることとは
 中川 信子(子どもの発達支援を考えるSTの会)

13:00~14:30 ペアレント・トレーニングの実際1-その目的と課題
 井澗 知美(中央大学大学院)

14:50~16:20 ペアレント・トレーニングの実際2-継続的に取り組むために
 井澗 知美(中央大学大学院)

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