姉を殺害したと起訴されたの男の裁判員裁判アスペルガー症候群と認定2012-08-03

判決文要旨
http://www.jngmdp.org/wp-content/uploads/20120730.pdf

姉を殺害したとして起訴された42歳の男の裁判員裁判で大阪地裁は、被告を広
汎(こうはん)性発達障害の一つ、アスペルガー症候群と認定したうえで、殺人
罪の有期刑の上限となる懲役20年を言い渡した。

http://mainichi.jp/select/news/20120731k0000m040067000c3.html

 発達障害者を支援する団体の全国組織、日本発達障害ネットワークの市川宏伸
理事長(67)は「発達障害があるから犯罪を起こすわけではない。アスペルガ
ー症候群の人の多くは、社会生活を営めており、独特な考え方や行動様式を周囲
が理解し社会のルールを説明していれば、今回のような事件は起きなかった」と
指摘する。

 「発達障害者支援センターなど受け皿施設は整いつつあり、再犯を防ぐことは
可能だ。今回の判決のように、障害を理由に社会復帰させないのは、差別と偏見
でしかない」と訴えた。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック