平成22年第5回東京都教育委員会定例会会議録 平成22年3月23日2010-03-23

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第16号議案 平成22年度使用都立特別支援学校(小・中学部)用教科書及び
都立高等学校用教科書の採択について

【委員長】 第16号議案、平成22年度使用都立特別支援学校(小・中学部)用教
科書及び都立高等学校用教科書の採択について、説明を、指導部長、お願いいた
します。
【指導部長】 第16号議案、平成22年度使用都立特別支援学校(小・中学部)用
教科書及び都立高等学校用教科書の採択について御説明いたします。
平成22年度に使用する都立特別支援学校(小・中学部)用教科書、都立高等学校
用教科書については、8月14日の都教育委員会臨時会と8月27日に開催された第
14回定例会において採択をいただいたところですが、このたび特別支援学校で使
用する拡大教科書の新たな発行及び都立高等学校の教育課程の編成における科目
の新設等に伴い、教科書の追加採択を行うものでございます。
初めに、「1 都立特別支援学校(小・中学部)用教科書」について御説明いた
します。特別支援学校(小・中学部)の弱視の生徒が使用する拡大教科書につい
てでございます。
8月に採択した小・中学部の文部科学省検定済教科書を原典とするもので、その
後、新たに発行されたものでございます。教科書の数につきましては、拡大教科
書小学部用が4教科4種類、中学部用が2教科3種類でございます。
別紙1に、小学部と中学部の別に表で示してございます。小学部においては4教
科でございます。そこに発行者が示してございまして、括弧内が作成者でござい
ます。中学部も同様に2教科3種類でございます。
弱視の児童・生徒は、視覚障害特別支援学校だけではなく、肢体不自由等の特別
支援学校にも在籍しておりますので、検定済教科書を使用しない知的障害特別支
援学校を除くすべての障害種別の学校について採択する必要がございます。
なお、義務教育諸学校で使用する教科書の採択は、あらかじめ教科用図書選定審
議会の意見を聞いて行うこととなっておりますが、審議会に対しては、昨年7月
に採択案をお諮りした際に、採択期限後の拡大教科書が発行された場合の措置に
ついては、追加して採択することをこの教育委員会で認めていただいているとこ
ろでございます。
「2 都立高等学校用教科書」を御覧ください。対象学校数と教科書については、
都立高等学校全日制7校、8種類でございます。これについては、8月27日の採
択後に教育課程の編成における科目の新設等に伴い、追加採択が必要となったも
のでございます。対象は、別紙2、高等学校用教科書追加採択一覧で、1番の都
立東村山高校から7番の都立南多摩高校まででございます。当該校においては、
教科書の選定も校長の責任と権限のもとに行っており、教科書選定委員会による
選定結果を指導部に報告したものでございます。選定理由、校長から提出された
書類等を厳重に審査を行った際、問題はなかったということでございます。特に
1番の都立東村山高校につきましては、エンカレッジスクールの指定を行ったと
いうことで、9月以降に科目を新たに設定しなければならない状況が生じたもの
でございます。2番以降の学校につきましては、3年生の進路状況を踏まえて進
学対策等に力を入れなければいけない等の状況により、教科書を追加して選定し
たものでございます。説明は以上でございます。
【委員長】 ただいまの説明に対して、何か御質問、御意見はございますか。
【?坂委員】 拡大版というのは、どのぐらいの大きさまで拡大しているのです
か。
【指導部長】 通常のA4判であれば、A3判ぐらいの大きさになるようなもの
もございます。
【指導部管理課長】 通常の国語の教科書はこの大きさですが、拡大版の教科書
はこの大きさになります。
【委員長】 よろしゅうございますか。 -異議なし- それでは、本件につい
ては原案のとおり御承認いただいたということにさせていただきます。

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