「視覚技塾」「拡大教科書」に関する現状と今後の課題/筑波大学附属視覚特別支援学校 2008/11/292008-11-29

第10回「視覚技塾」のご案内「拡大教科書」に関する現状と今後の課題(講演)

拡大教科書を巡る状況は大きく変化しつつあります。文部科学省は本年4月には
「拡大教科書普及推進会議」を立ち上げ、拡大教科書の標準的な規格やデジタル
データの提供方法、高校における教育方法や教材のあり方について検討を開始し
ました。6月には「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の
促進等に関する法律」が国会で成立しました。そこで、この講演では教科用特定
図書普及促進法の主旨や普及推進会議の新着状況、将来的な供給体制の見通し、
これからの盲学校の役割などについてお話したいと思います。併せて最適文字サ
イズの測定方法や無償給与の申請手続きについても情報提供したいと考えており
ます。弱視教育に携わる多くの関係者のご参加をお待ちしております。

期 日:2008年11月29日(土) 午後1時~4時

場 所:筑波大学視覚特別支援学校420室

対 象:教育関係者・教科書出版関係者・拡大写本ボランティアの方々など

講 師:宇野和博氏

【講師紹介】宇野和博氏は筑波大学附属視覚特別支援学校で英語科の教員をして
います。ご自身も視覚障害者です。本業のかたわら、拡大教材をはじめとしたロ
ービジョン教育のあり方に関する研究を長年続けており、ここ数年は拡大教科書
の普及活動に取り組み、行政へ働きかけて拡大教科書に関する法制度の改正等に
精力的に取り組んでいます。著書に「拡大教科書がわかる本―すべての見えにく
い子どもたちのために-(読書工房)」があります。

定 員:30名程度参加費:500円

主 催: 筑波大学附属視覚特別支援学校・便利グッズサロン

申し込み方法:下記宛メールまたはFAXにて、お名前と連絡方法をお知らせく
 ださい。また、最寄り駅(東京メトロ有楽町線「護国寺駅」)までのお迎えを
 ご希望の方は、その旨を併せてお知らせください。
 なお、定員になり次第締め切らせていただきます。

メールアドレス b-salon@nsfb.tsukuba.ac.jp  FAX 03-3943-5439
ホームページ http://benri-goods.net/

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