合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ (第5回) 2011/10/242011-10-24

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/kaisai/1312198.htm

特別支援教育の在り方に関する特別委員会 合理的配慮等環境整備検討
ワーキンググループ(第5回)の開催について 平成23年10月17日 文部科学省

 合理的配慮等感興整備検討ワーキンググループ(第5回)を下記のとおり開催
いたしますので、お知らせいたします。

1.日 時 平成23年10月24日(月曜日)9時30分~12時30分

2.場 所 経済産業省別館10階1028号会議室
     東京都千代田区霞が関1-3-1

3.議 題
 1.合理的配慮について
 2.配慮事項の検討について
 3.その他

4.傍聴・取材
・受付は9時開始となっておりますので、御留意下さい。
・経済産業省別館入口に設置しております「中央教育審議会初等中等教育分科会
 特別支援教育の在り方に関する特別委員会合理的配慮等環境整備検討ワーキン
 ググループ」専用受付にお越しいただき、専用の入構証をお受け取りの上、会
 場にお越し下さい。本館には専用受付が設置できませんので、本館からの入構
 はできません。
・公的機関が発行した身分証明書、顔写真付き社員証等の本人確認書類を御持参
 下さい。
・会議は、原則として一般に公開される形で開催いたします。
・会議の傍聴を希望される方は、10月19日(水曜日)18時までに、お問い合わせ
 先に記載のメールアドレスに会議名、氏名、所属、連絡先(送付したメールア
 ドレスと異なる場合のみ)を御記入の上、お申し込みください。お申し込みを
 されない場合には、会場に入場できない場合がございます。
・車椅子で傍聴を希望される方・手話通訳等を希望される方は、その旨お書き添
 えください。また、介助の方がいらっしゃる場合は、その方の氏名も併せてお
 書き添えください。
・席に限りがありますので、当日傍聴を希望される方が多数の場合には、抽選と
 なる場合もございます。あらかじめ御了承ください。
・報道関係者は、原則として1社1人とさせていただきます。
・カメラ撮影を希望される場合は、傍聴登録時にその旨も併せて記入してくださ
 い。
・入室やカメラ撮影等は、事務局からの指示に従ってください。

お問い合わせ先 初等中等教育局特別支援教育課企画調査係
 電話番号:03-5253-4111(内線3193) ファクシミリ番号:03-6734-3737
 メールアドレス:tokubetu@mext.go.jp  (初等中等教育局特別支援教育)

合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ (第5回) 配付資料 平成23年10月24日2011-10-24

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/1312430.htm

特別支援教育の在り方に関する特別委員会 合理的配慮等環境整備検討
ワーキンググループ(第5回) 配付資料

1.日 時 平成23年10月24日(月曜日)9時30分~12時30分

2.場 所 経済産業省別館1028号会議室

3.議 題
  1.合理的配慮について
  2.配慮事項の検討について
  3.その他

4.配付資料
資料1-1:平成23年度第3次補正予算(特別支援教育関係)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312489.htm
資料1-2:平成24年度概算要求事項(特別支援教育関係)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312490.htm
資料2:特別支援教育の在り方に関する特別委員会(第12回)及び合理的配慮等
環境整備検討ワーキンググループ(第4回)における意見の概要
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312492.htm
資料3-1:諸外国における合理的配慮について (PDF:165KB)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/__icsFiles/afieldfile/2011/10/25/1312430_1.pdf
資料3-2:アメリカのIDEA(障害のある個人教育法)
に規定されている合理的配慮
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312493.htm
資料4:「合理的配慮」についての本ワーキンググループにおける整理(案)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312494.htm
資料5:学校における配慮事項等について(共通事項)(案)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312495.htm
資料6:西滝委員 提出資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312497.htm
資料7:福島委員 提出資料(PDF:102KB)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/__icsFiles/afieldfile/2011/10/25/1312430_2.pdf
参考資料:合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ委員名簿
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/meibo/1308078.htm

お問い合わせ先 初等中等教育局特別支援教育課

合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ第5回 西滝委員提出資料 平成23年10月24日2011-10-24

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312497.htm

特別支援教育の在り方に関する特別委員会 合理的配慮等環境整備検討
ワーキンググループ(第5回) 配付資料 資料6:西滝委員 提出資料

     合理的配慮および必要な支援について
                   財団法人全日本ろうあ連盟 西滝憲彦

 障害者権利条約において、締約国は教育についての障害者の権利を実現するに
あたり、「個人の必要とされる合理的配慮が提供されること」(第24条2項(c))
と定めています。

 また、第5条「平等及び無差別」3項においても、「平等を促進し、及び差別を
撤廃することを目的として、合理的配慮が提供されることを確保するためのすべ
ての適当な措置をとる。」とあります。

 即ち、どのような実情や制限があろうと、それぞれの障害者個人に対する合理
的配慮が施行されないのであれば、それは障害者権利条約に違反し、障害者の権
利を妨げる差別となります。

 合理的配慮を提供するための措置、または、その合理的配慮が提供されなかっ
た場合の「差別」に対する救済措置を講じる必要があります。本会議にて合理的
配慮とはどこからどこまでの範囲かという審議がありましたが、特別支援教育の
在り方を検討する発端となった障害者権利条約にて定められていることを原点と
し、そのうえで審議することが適当であると考えます。

【インクルーシブ教育における必要な支援】

○1 全ての障害に共通する合理的配慮および必要な支援
・学級を構成する児童・生徒全員が参加できるよう教授方法の創意・工夫
・試験方法の工夫、試験時間の延長、試験環境の整備および評価方法の工夫
・点字、手話、デイジー教材(注1)等のデジタル教材等のコミュニケーション
 方法および手段の確保
・個々の障害の状態やニーズに対応した教科における配慮(例:視覚障害の図工
・美術・体育、聴覚障害の音楽・体育・英語、肢体不自由の図工・美術・音楽・
 体育等)
・バリアフリーおよびユニバーサルデザインの観点を踏まえた個々の障害の状態
 やニーズに対応した適切な施設整備
・障害の状態やニーズに対応した身体活動(行動)スペースや遊具・運動器具等
 の確保
・個々の障害やニーズに対応した教材等の確保(例:デジタル教材、ICT機器等
 の利用)
・学級担当教員(担任)への負荷が集中しないための副担任の配置
・障害の状態やニーズに対応した専門性を有する教員、カウンセラー等の配置
・移動や日常生活の介助、情報やコミュニケーション保障及び学習面を支援する
 人材の配置
・個々の障害の状態やニーズに対応した指導方法等について指導・助言する理学
 療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、精神保健福祉士等専門家等の
 確保
・カウンセラー、専門性を有する教員、支援する人材および上記専門家等の配置
 や条件整備をコーデイネートするコーデネイターの配置

○2 全ての障害に共通する条件整備
・介助員、通訳者、カウンセラー、専門家等の人材養成、派遣、配置制度の整備
・移動、交通バリアフリー法、著作権法、放送法、総合福祉法、情報・コミュニ
 ケーション法等の法整備
・関係機関(障害者支援センター、情報提供施設、医療機関等)との連携
・個々の障害の状態やニーズに対応した支援や指導システムについての研修制度
 の整備
・個々の障害の状態やニーズに対応したコミュニケーションツール(点字、手話
 等)の学習・研修体制整備

注1:DAISY(Digital Accessible Information System、日本では『アクセシブ
ルな情報システム』と訳されている)図書は、視覚障害、学習障害、知的障害、
精神障害の児童生徒に有効であり、聴覚障害児にとっても、日本語の読み書きに
ハンディを持つ場合は効果がある。デイジー図書・教材を整備するため著作権法
を改正し、デイジー図書・教材とそのための機器を整備していく事業が必要であ
る。

第36回 障がい者制度改革推進会議議事 次第 2011/10/242011-10-24

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/index.html

平成23年10月24日(月)13:00~17:00
中央合同庁舎第4号館共用220会議室

 (開会)
○議事
・現行の障害者基本計画について
・その他
 (閉会)

【資料一覧】
資料1 障害者基本計画(平成14年12月24日閣議決定) (PDF形式:246KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/s1.pdf
資料2 障害者基本計画の枠組み (PDF形式:316KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/s2.pdf
資料3 重点施策実施5か年計画(平成19年12月25日障害者施策推進本部決定)
(PDF形式:422KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/s3.pdf
資料4 重点施策実施5か年計画(平成20~24年度)(平成19年12月25日障害者
施策推進本部決定)の構成 (PDF形式:285KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/s4.pdf
資料5 重点施策実施5か年計画(平成19年12月25日)において数値目標が設定
された主な事項の進ちょく状況 (PDF形式:302KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/s5.pdf

委員提出資料
参考資料1-1 障害者基本法の一部を改正する法律【概要】 (PDF形式:102KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/ref1-1.pdf
参考資料1-2 障害者基本法 見出し一覧 (PDF形式:78KB)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_36/pdf/ref1-2.pdf

障害者白書 概要 全文 平成23年版(平成23年 6月) 内閣府2011-10-24

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/index-w.html

障害者白書

○障害者白書とは
障害者白書は、障害者基本法に基づき、平成6年から毎年政府が国会に提出して
いる年次報告書であり、障害者のために講じた施策の概況について明らかにして
いるものです。

○今回の障害者白書の特色
第1章では、障害者制度改革の最近の動向として、障がい者制度改革推進会議で
の検討を踏まえ、政府が決定した制度改革の「工程表」や障害者基本法改正案の
概要を記述し、改正案が国会に提出されたことなどを紹介しています。

また、基本的な統計資料についても掲載しています。

このほか、コラムにおいて、推進会議の運営に関連して制度改革に対する理解を
促進するために全国各地で開催した「地域フォーラム」、情報保障の実現のため
の取組(推進会議の模様の動画配信、「第一次意見」などを知的障害者にも理解
できるよう分かりやすく解説したパンフレットの作成等)などの様々な取組を紹
介しています。

第2章以降では、障害者基本計画(平成14年12月24日閣議決定)に定める8つの
分野(啓発・広報、生活支援、生活環境、教育・育成、雇用・就業、保健・医療、
情報・コミュニケーション、国際協力)ごとに、最近の施策の動向を中心に記述
しています。

なお、東日本大震災により被災した障害者のために緊急支援的に講じられた主な
施策についても記述しています。

平成23年版(平成23年6月)

概要
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h23hakusho/gaiyou/index-pdf.html
全文
http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h23hakusho/zenbun/pdf/index.html

合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ第5回 西滝委員提出資料 平成23年10月24日2011-10-24

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1312497.htm

特別支援教育の在り方に関する特別委員会 合理的配慮等環境整備検討
ワーキンググループ(第5回) 配付資料 資料6:西滝委員 提出資料

     合理的配慮および必要な支援について
                   財団法人全日本ろうあ連盟 西滝憲彦

 障害者権利条約において、締約国は教育についての障害者の権利を実現するに
あたり、「個人の必要とされる合理的配慮が提供されること」(第24条2項(c))
と定めています。

 また、第5条「平等及び無差別」3項においても、「平等を促進し、及び差別を
撤廃することを目的として、合理的配慮が提供されることを確保するためのすべ
ての適当な措置をとる。」とあります。

 即ち、どのような実情や制限があろうと、それぞれの障害者個人に対する合理
的配慮が施行されないのであれば、それは障害者権利条約に違反し、障害者の権
利を妨げる差別となります。

 合理的配慮を提供するための措置、または、その合理的配慮が提供されなかっ
た場合の「差別」に対する救済措置を講じる必要があります。本会議にて合理的
配慮とはどこからどこまでの範囲かという審議がありましたが、特別支援教育の
在り方を検討する発端となった障害者権利条約にて定められていることを原点と
し、そのうえで審議することが適当であると考えます。

【インクルーシブ教育における必要な支援】

○1 全ての障害に共通する合理的配慮および必要な支援
・学級を構成する児童・生徒全員が参加できるよう教授方法の創意・工夫
・試験方法の工夫、試験時間の延長、試験環境の整備および評価方法の工夫
・点字、手話、デイジー教材(注1)等のデジタル教材等のコミュニケーション
 方法および手段の確保
・個々の障害の状態やニーズに対応した教科における配慮(例:視覚障害の図工
・美術・体育、聴覚障害の音楽・体育・英語、肢体不自由の図工・美術・音楽・
 体育等)
・バリアフリーおよびユニバーサルデザインの観点を踏まえた個々の障害の状態
 やニーズに対応した適切な施設整備
・障害の状態やニーズに対応した身体活動(行動)スペースや遊具・運動器具等
 の確保
・個々の障害やニーズに対応した教材等の確保(例:デジタル教材、ICT機器等
 の利用)
・学級担当教員(担任)への負荷が集中しないための副担任の配置
・障害の状態やニーズに対応した専門性を有する教員、カウンセラー等の配置
・移動や日常生活の介助、情報やコミュニケーション保障及び学習面を支援する
 人材の配置
・個々の障害の状態やニーズに対応した指導方法等について指導・助言する理学
 療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、精神保健福祉士等専門家等の
 確保
・カウンセラー、専門性を有する教員、支援する人材および上記専門家等の配置
 や条件整備をコーデイネートするコーデネイターの配置

○2 全ての障害に共通する条件整備
・介助員、通訳者、カウンセラー、専門家等の人材養成、派遣、配置制度の整備
・移動、交通バリアフリー法、著作権法、放送法、総合福祉法、情報・コミュニ
 ケーション法等の法整備
・関係機関(障害者支援センター、情報提供施設、医療機関等)との連携
・個々の障害の状態やニーズに対応した支援や指導システムについての研修制度
 の整備
・個々の障害の状態やニーズに対応したコミュニケーションツール(点字、手話
 等)の学習・研修体制整備

注1:DAISY(Digital Accessible Information System、日本では『アクセシブ
ルな情報システム』と訳されている)図書は、視覚障害、学習障害、知的障害、
精神障害の児童生徒に有効であり、聴覚障害児にとっても、日本語の読み書きに
ハンディを持つ場合は効果がある。デイジー図書・教材を整備するため著作権法
を改正し、デイジー図書・教材とそのための機器を整備していく事業が必要であ
る。